今すぐここを離れよう/アルドノア・ゼロ1話他2014/7/6感想
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<記事内アンカー>
アルドノア・ゼロ 第1話「火星のプリンセス」
映画感想(「ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!」)

本棚が手狭になってきたので、読み返す可能性の低い単行本20数冊を売却。これでしばらくもつか。
アルドノア・ゼロ 第1話「火星のプリンセス」



(c)Olympus Knights / Aniplex・Project AZ
夏の新作ロボットアニメのもう片方。ストーリー原案は虚淵玄だがシリーズ構成は高山カツヒコ、それでいて初回の脚本はやっぱり虚淵玄。
全体にプロローグ、というよりは舞台作りという印象が強い1話。スレイプニールには元々「主人公機」のピックアップされた情報はPVなどからは感じられなかったのだけど、バルキリーのような量産機というだけでなく戦闘開始前から「あんなもの」と呼ばれている有り様に困惑。火星との戦闘経験者である鞠戸の言葉で圧倒的な力の差が語られており、1話のラストでそれを象徴するような降下が描かれてはいるのだけど、抵抗の様子がまだ描かれないので戦力差に微妙にモヤモヤする部分はあるなあ。
モヤモヤするという意味でもう一つ感じるのは、舞台である世界と実際の現代の相似性。1972年から実際の世界と異なる歴史を歩んだ世界のようなのだけど、半世紀近い時間が経っているにも関わらず世界の姿(服装、生活の様子)は現代の日本に非常によく似ている。「2014年」と同じ時間をわざわざ指定している点から見ても意図的なものなのだろうけど、それ故の違和感もどうしても感じてしまいます。
細かな設定が自然と頭に入ってくる状況説明は非常に上手かったのだけど、作品の方向性である「戦争もの」をどのような形で描いていくのかは現時点では掴めないので、現時点では少々ぼんやりした手触りを感じているのが正直なところ。とりあえずOPと2話待ちかな。
関連:
アルドノア・ゼロ 感想リスト
<映画感想(ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!)>
川崎チネチッタで「ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!」を視聴。予約で出遅れて少々右寄りの席に……高さは悪くなかったのが不幸中の幸い。イベント上映ながら人の入りは上々、根強い人気を感じさせる初日でした。というか最近、OVAの上映多いなあ。ガルガンティアのOVAも劇場で見られるのか。
サブタイ通り、内容はTVでは省略されてしまったアンツィオ戦。戦車のスペック的にはかなりショボいらしく(バンフに「大洗が正面から戦って勝てる唯一の相手」と書かれる始末)、その点は敵戦車の多数を占めるCV33で分かりやすく伝わってきます。端的に言って、小さいw TVで小兵・貧弱戦車の代表だった八九式より小さい!あの貧弱な砲撃でも倒せる! そう、このアンツィオ戦はTVの主軸だった「弱小校が強豪校に一泡吹かせる話」ではなく、「自校より劣る戦力を叩き潰す話」なのです。もちろん単純に真っ向から叩き潰すのでは面白みがないのでアンツィオが工夫してくるわけですが、他校との試合ほど危機に陥るわけではない。アンツィオのの工夫、みほの冷静な指揮能力、戦車離れしたアクロバティックな動きなどをシンプルに楽しむ、正にOVA向けの内容となっています。
この雰囲気を無理なく成立させている一因として、アンツィオの面々の底抜けに陽気な性格は外せません。せっかくの作戦なのにミスしてしまったりするのだけど、気に病むことなく戦いを続ける様子はTVの他校とは随分異質w
もちろん笑って見られるだけでなく、上述した戦車のアクロバティックな動きも相変わらず映えている。戦車で殺陣、と評されるⅢ突とM41の超接近戦は正に他では見られないもので、「作中もっともケレン味溢れるシーンは?」と聞かれれば多くの人が挙げるであろう出来。砲塔で鍔迫り合いってよく考えたなw 賑やかさに満ちた、長編映画の方も楽しみにさせてくれるエピソードでした。
なお視聴にあたって1期を見返したりする必要はありませんが、戦車と象徴となる動物名(チーム名)はHPで確認しておいた方がいいかと思います。戦車の識別に有効に機能していたこの設定ですが、忘れてしまうと記憶と結びつけるのにちょっと手間がかかるなあ……
ちなみに、入場特典のフィルムはこちら。

大 勝 利。アンツィオだとペパロニが1番かわいい。

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【言及】
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http://ai-mugi.blog.eonet.jp/aimugi/2014/07/aldnoahzero-----d61c.html
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アルドノア・ゼロ 第1話「火星のプリンセス」
映画感想(「ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!」)

本棚が手狭になってきたので、読み返す可能性の低い単行本20数冊を売却。これでしばらくもつか。
アルドノア・ゼロ 第1話「火星のプリンセス」



(c)Olympus Knights / Aniplex・Project AZ
夏の新作ロボットアニメのもう片方。ストーリー原案は虚淵玄だがシリーズ構成は高山カツヒコ、それでいて初回の脚本はやっぱり虚淵玄。
全体にプロローグ、というよりは舞台作りという印象が強い1話。スレイプニールには元々「主人公機」のピックアップされた情報はPVなどからは感じられなかったのだけど、バルキリーのような量産機というだけでなく戦闘開始前から「あんなもの」と呼ばれている有り様に困惑。火星との戦闘経験者である鞠戸の言葉で圧倒的な力の差が語られており、1話のラストでそれを象徴するような降下が描かれてはいるのだけど、抵抗の様子がまだ描かれないので戦力差に微妙にモヤモヤする部分はあるなあ。
モヤモヤするという意味でもう一つ感じるのは、舞台である世界と実際の現代の相似性。1972年から実際の世界と異なる歴史を歩んだ世界のようなのだけど、半世紀近い時間が経っているにも関わらず世界の姿(服装、生活の様子)は現代の日本に非常によく似ている。「2014年」と同じ時間をわざわざ指定している点から見ても意図的なものなのだろうけど、それ故の違和感もどうしても感じてしまいます。
細かな設定が自然と頭に入ってくる状況説明は非常に上手かったのだけど、作品の方向性である「戦争もの」をどのような形で描いていくのかは現時点では掴めないので、現時点では少々ぼんやりした手触りを感じているのが正直なところ。とりあえずOPと2話待ちかな。
関連:
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<映画感想(ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!)>
川崎チネチッタで「ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!」を視聴。予約で出遅れて少々右寄りの席に……高さは悪くなかったのが不幸中の幸い。イベント上映ながら人の入りは上々、根強い人気を感じさせる初日でした。というか最近、OVAの上映多いなあ。ガルガンティアのOVAも劇場で見られるのか。
サブタイ通り、内容はTVでは省略されてしまったアンツィオ戦。戦車のスペック的にはかなりショボいらしく(バンフに「大洗が正面から戦って勝てる唯一の相手」と書かれる始末)、その点は敵戦車の多数を占めるCV33で分かりやすく伝わってきます。端的に言って、小さいw TVで小兵・貧弱戦車の代表だった八九式より小さい!あの貧弱な砲撃でも倒せる! そう、このアンツィオ戦はTVの主軸だった「弱小校が強豪校に一泡吹かせる話」ではなく、「自校より劣る戦力を叩き潰す話」なのです。もちろん単純に真っ向から叩き潰すのでは面白みがないのでアンツィオが工夫してくるわけですが、他校との試合ほど危機に陥るわけではない。アンツィオのの工夫、みほの冷静な指揮能力、戦車離れしたアクロバティックな動きなどをシンプルに楽しむ、正にOVA向けの内容となっています。
この雰囲気を無理なく成立させている一因として、アンツィオの面々の底抜けに陽気な性格は外せません。せっかくの作戦なのにミスしてしまったりするのだけど、気に病むことなく戦いを続ける様子はTVの他校とは随分異質w
もちろん笑って見られるだけでなく、上述した戦車のアクロバティックな動きも相変わらず映えている。戦車で殺陣、と評されるⅢ突とM41の超接近戦は正に他では見られないもので、「作中もっともケレン味溢れるシーンは?」と聞かれれば多くの人が挙げるであろう出来。砲塔で鍔迫り合いってよく考えたなw 賑やかさに満ちた、長編映画の方も楽しみにさせてくれるエピソードでした。
なお視聴にあたって1期を見返したりする必要はありませんが、戦車と象徴となる動物名(チーム名)はHPで確認しておいた方がいいかと思います。戦車の識別に有効に機能していたこの設定ですが、忘れてしまうと記憶と結びつけるのにちょっと手間がかかるなあ……
ちなみに、入場特典のフィルムはこちら。

大 勝 利。アンツィオだとペパロニが1番かわいい。

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