もしかしてあたし囮!?/アルドノア・ゼロ12話他2014/9/21感想
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<記事内アンカー>
残響のテロル 第10話「HELTER SKELTER」
アルドノア・ゼロ 第12話(最終回)「たとえ天が堕ちるとも」
エロゲー感想(揺り籠より天使まで リディアルート)

やらかした可能性があってしかも明日まで分からない((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
残響のテロル 第10話「HELTER SKELTER」
©残響のテロル製作委員会



1人警察へと出頭したナイン。彼の目的とは……
ハイヴ退場回。彼女がなぜここまで無茶をしたのか、というのは語られているのだが、なぜここまで無茶をできた(権力を持てた)のか、というのが全く描かれていないのが不満。動機は説明されているのだけど、結局はツッコミどころという傷口を広げているようにしか見えないんだよなあ。ナイン出頭という出だしが意表を突けていたことと、いつにも増して粗の多い脚本だったことが余計に落差を際立ててしまっていた印象。顔丸出しでナインの護送車を襲うハイヴ(とそれを許すクラレンス)のシーンはもう本当に笑ってしまって困った。彼女がクラレンスを撃つ時の銃の位置が、車の屋根の下という注意の向きにくい部分だった点だけはよくできていたけど。さて、ハイヴという分かりやすい「敵」がいなくなったこの現状、最終回で各人はどんな役割を果たすのか。
関連
残響のテロル 感想リスト
残響のテロル 第1話「FALLING」
残響のテロル 第2話「CALL&RESPONSE」
残響のテロル 第3話「SEARCH & DESTROY」
残響のテロル 第4話「BREAK THROUGH」
残響のテロル 第5話「HIDE & SEEK」
残響のテロル 第6話「READY OR NOT」
残響のテロル 第7話「DEUCE」
残響のテロル 第8話「My Fair Lady」
残響のテロル 第9話「HIGHS & LOWS」
アルドノア・ゼロ 第12話(最終回)「たとえ天が堕ちるとも」
(c)Olympus Knights / Aniplex・Project AZ

揚陸城へ突撃したデューカリオン。アセイラム姫を中枢へ案内しようとする伊奈帆達だったが、その前にザーツバルムが姿を表し……
合体!これまでの敵の能力全部持ち!正にスーパーロボットなディオスクリアの有り様に感嘆するとともに、強さの独自性が前面に出ないのは結局は中ボスだからかな……と残念に思ったのだけれど、脚本的には戦闘における「勝利のロジック」を導き出すまでの時間の短縮のためだったのかな、と思います。これまでの能力を併せ持っているということは謎を解く必要がなく、そして高い可能性で既知の弱点を内包しているということでもあるわけで。ユキ姉の「相手の戦力も分からないのよ」という言葉が、こうなってみると皮肉に聞こえてくるから困る。しかし次元バリアを展開していると外部カメラ無しでは外が見えないはずで、ディオスクリアは揚陸城の中に入った時点で相当危ない状況だったのではなかろうかw
またディオスクリアをボロボロにした後の格闘戦は見応えはあったものの、銃を捨ててパワーアシストを取りに行ったのは上手い判断なのかどうか判断つきかねる。時間稼ぎなら弾切れでも銃口向けて膠着状態にしておいた方が良いように思えるし。スレイプニールの頭を吹っ飛ばしてアセイラム姫が伊奈帆を助けに行く時の位置調整を行ったり、スレインがザーツバルムを助けに行ける状況作りといった効果の方が目立つなあ。


一方で心情面については、怒りや憎しみは戦争を有利に運ぶための手段、と語る伊奈帆に対して、そこに拘泥するザーツバルムの姿が対照的。「植え付けられた憎悪」を認識しながら、それすら包含した憎悪が彼を動かしているというのがなんとも人間的に感じられます。そういう彼だからこそ、スレインに自らの頭部を撃つよう指し示す。スレインが自分に向けている感情がどんなものか、誰よりも理解しているから。そうした、伊奈帆と逆に感情に溢れたスレインへの「コウモリ」の形容が、搭乗機から行動を表したものに変化しているのも上手かった。
さて、作戦は成功したけれど目的を果たしたのはザーツバルム、という正にこの泥沼な結末、後期は一体どうなるのででしょう。というか、どう始まるんだろうかwww ひとまずはスタッフの皆様、お疲れ様でした。
関連:
アルドノア・ゼロ 感想リスト
アルドノア・ゼロ 第1話「火星のプリンセス」
アルドノア・ゼロ 第2話「地球の一番長い日」
アルドノア・ゼロ 第3話「戦場の少年たち」
アルドノア・ゼロ 第4話「追撃の騎士」
アルドノア・ゼロ 第5話「謁見の先で」
アルドノア・ゼロ 第6話「記憶の島」
アルドノア・ゼロ 第7話「邂逅の二人」
アルドノア・ゼロ 第8話「鳥を見た日」
アルドノア・ゼロ 第9話「追憶装置」
アルドノア・ゼロ 第10話「嵐になるまで」
アルドノア・ゼロ 第11話「ノヴォスタリスクの攻防」
<エロゲー感想(揺り籠より天使まで リディアルート)>


「揺り籠より天使まで」リディアルートをクリア。アリアルートの感想書いてから8ヶ月も経ってるよwww 3月から6月半ばまではまじ恋A-3をやっていたとはいえ、ペースダウンが凄まじい。隙間時間を完全に艦これに持って行かれているので、週末の食事時のテレビ代わりにする時くらいしかプレーしてないからなあ。
さてこのリディアルートはウメルート、アリアルートで存分に残虐性と基地外っぷりを見せていたリディアがヒロイン。その2ルートでは敵役以外の何も務まらないとしか思えなかった彼女と主人公・ヒロがどうやって恋仲に……と思ったら、他ルートでリディアの使役者、そして敵として姿を見せていた巴基樹がこのルートでは主人公に。小説の一人称、つまり語り手を場面によって変えるのは他ルートでも見られたものなので、その内ヒロ視点に戻るのかな……と思いながらプレーを続けていくと、いつの間にかこのルートの主人公は確かに巴でなければならない、と思えるようになってしまうのは恐れ入りました。彼もたいがい一般的な性格をしているとは言いがたく、特に共通ルートでの印象の悪さといったらなかったのですが、そんな彼でもその行動を見ていて心に届くものがあるのは面白い。歪んだ心の傷を段階を経て修復していき、最後にもう一度自ら「選択」をするのはルートのテーマとしてもよく貫かれていた印象。……何かヒロインでなくルート限定の主人公の感想になってますが、そちらばかりが記憶に残ったのでご容赦ください。
さて、残りは妙ルートとグランドルート。総感想書くのはいつになるだろうかw
関連:
エロゲー感想(揺り籠より天使まで 閑傘ウメルート)
エロゲー感想(揺り籠より天使まで アリアルート)

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ハイヴ退場回。彼女がなぜここまで無茶をしたのか、というのは語られているのだが、なぜここまで無茶をできた(権力を持てた)のか、というのが全く描かれていないのが不満。動機は説明されているのだけど、結局はツッコミどころという傷口を広げているようにしか見えないんだよなあ。ナイン出頭という出だしが意表を突けていたことと、いつにも増して粗の多い脚本だったことが余計に落差を際立ててしまっていた印象。顔丸出しでナインの護送車を襲うハイヴ(とそれを許すクラレンス)のシーンはもう本当に笑ってしまって困った。彼女がクラレンスを撃つ時の銃の位置が、車の屋根の下という注意の向きにくい部分だった点だけはよくできていたけど。さて、ハイヴという分かりやすい「敵」がいなくなったこの現状、最終回で各人はどんな役割を果たすのか。
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揚陸城へ突撃したデューカリオン。アセイラム姫を中枢へ案内しようとする伊奈帆達だったが、その前にザーツバルムが姿を表し……
合体!これまでの敵の能力全部持ち!正にスーパーロボットなディオスクリアの有り様に感嘆するとともに、強さの独自性が前面に出ないのは結局は中ボスだからかな……と残念に思ったのだけれど、脚本的には戦闘における「勝利のロジック」を導き出すまでの時間の短縮のためだったのかな、と思います。これまでの能力を併せ持っているということは謎を解く必要がなく、そして高い可能性で既知の弱点を内包しているということでもあるわけで。ユキ姉の「相手の戦力も分からないのよ」という言葉が、こうなってみると皮肉に聞こえてくるから困る。しかし次元バリアを展開していると外部カメラ無しでは外が見えないはずで、ディオスクリアは揚陸城の中に入った時点で相当危ない状況だったのではなかろうかw
またディオスクリアをボロボロにした後の格闘戦は見応えはあったものの、銃を捨ててパワーアシストを取りに行ったのは上手い判断なのかどうか判断つきかねる。時間稼ぎなら弾切れでも銃口向けて膠着状態にしておいた方が良いように思えるし。スレイプニールの頭を吹っ飛ばしてアセイラム姫が伊奈帆を助けに行く時の位置調整を行ったり、スレインがザーツバルムを助けに行ける状況作りといった効果の方が目立つなあ。


一方で心情面については、怒りや憎しみは戦争を有利に運ぶための手段、と語る伊奈帆に対して、そこに拘泥するザーツバルムの姿が対照的。「植え付けられた憎悪」を認識しながら、それすら包含した憎悪が彼を動かしているというのがなんとも人間的に感じられます。そういう彼だからこそ、スレインに自らの頭部を撃つよう指し示す。スレインが自分に向けている感情がどんなものか、誰よりも理解しているから。そうした、伊奈帆と逆に感情に溢れたスレインへの「コウモリ」の形容が、搭乗機から行動を表したものに変化しているのも上手かった。
さて、作戦は成功したけれど目的を果たしたのはザーツバルム、という正にこの泥沼な結末、後期は一体どうなるのででしょう。というか、どう始まるんだろうかwww ひとまずはスタッフの皆様、お疲れ様でした。
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さてこのリディアルートはウメルート、アリアルートで存分に残虐性と基地外っぷりを見せていたリディアがヒロイン。その2ルートでは敵役以外の何も務まらないとしか思えなかった彼女と主人公・ヒロがどうやって恋仲に……と思ったら、他ルートでリディアの使役者、そして敵として姿を見せていた巴基樹がこのルートでは主人公に。小説の一人称、つまり語り手を場面によって変えるのは他ルートでも見られたものなので、その内ヒロ視点に戻るのかな……と思いながらプレーを続けていくと、いつの間にかこのルートの主人公は確かに巴でなければならない、と思えるようになってしまうのは恐れ入りました。彼もたいがい一般的な性格をしているとは言いがたく、特に共通ルートでの印象の悪さといったらなかったのですが、そんな彼でもその行動を見ていて心に届くものがあるのは面白い。歪んだ心の傷を段階を経て修復していき、最後にもう一度自ら「選択」をするのはルートのテーマとしてもよく貫かれていた印象。……何かヒロインでなくルート限定の主人公の感想になってますが、そちらばかりが記憶に残ったのでご容赦ください。
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