バディ・コンプレックス 完結編 -あの空に還る未来で-後編他10/1感想
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バディ・コンプレックス 完結編 -あの空に還る未来で-後編
漫画感想(「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!」9巻)

ヤマノススメが特別番組のため、次回の更新は金曜。甘ブリ初回とアルジェヴォルン13話の感想となります。
バディ・コンプレックス 完結編 -あの空に還る未来で-後編
©SUNRISE/BUDDY COMPLEX COMMITTE



戦域に現れたビゾン機によって妨害されるカップリング。単機で驚異的な性能を発揮するビゾン機の秘密とは……
完結編後編。30分の中にバトル、解説、結末と凝縮された進行が圧巻。特にカップリングシステムがその全てに関わっており、物語のキーアイテムとしての役割を存分に発揮してくれていました。これのおかげでループの真相解明や勝利のロジックといった要素で物語が緩むことなく、ひたすら急を繋げた展開になってくれています。ビゾンの憎悪についても、青葉がそれをしっかり受け止めて、わずかに共感した上で自分と違うと断じる様が見事な決着になっていた印象。スタンドアロンモードを見た時はおいネタがM3と被るぞと困惑したり、ループを辿る中で「雛が大学生青葉の所に戻る」という現在までで未経験の筈の記憶が出ていたのはどういうわけだろうという疑問もあるのだけど、全てを勢い良く持っていった構成力は素直に感嘆。
さりげに扱いが上手かったのがハーン博士で、衛星の爆発とともに死んでいる筈なのだけどその最後が描かれていないのですよね。あの状況での死に方はきっとちょっと後味の悪いものだろうし、ビゾンより後に死ぬ(死に様が描かれる)のではビゾンのラスボス性が薄れてしまう。それでいて科学者としてもキャラとしても完全に敗北しているから放置プレーにもなっていない。程よく脇役らしい落とし所でした。
「感心はするが感動はあまりしない」というのが1期放映時の感想でしたが、この完結編は凝縮されたストーリーが勢いを生み、ロジックと合わせてしっかり僕を興奮させてくれました。当初は2期予定だったのかどうかは分かりませんが、個人的にはこの形態がもっとも楽しめたように思います。スタッフの皆様、お疲れ様でした。
関連:
2014年冬アニメ 視聴予定リスト
バディ・コンプレックス 第1話「出会い」
バディ・コンプレックス 第2話「ナイスカップリング」
バディ・コンプレックス 第3話「再会」
バディ・コンプレックス 第4話「決断の時」
バディ・コンプレックス 第5話「傷跡」
バディ・コンプレックス 第6話「もう一人のカップラー」
バディ・コンプレックス 第7話「バディ」
バディ・コンプレックス 第8話「嵐の夜」
バディ・コンプレックス 第9話「カップリングシステム」
バディ・コンプレックス 第10話「父と子」
バディ・コンプレックス 第11話「真実」
バディ・コンプレックス 第12話「ふたりの絆」
バディ・コンプレックス 第13話(最終回)「アクセプション」
バディ・コンプレックス 完結編 -あの空に還る未来で-前編
<漫画感想「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!」9巻>
お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!(9) (アクションコミックス(コミックハイ! ))

草野紅壱の「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!」9巻を読了。進級して新章開始の巻となります。修輔に惚れる後輩・樋川穂澄が登場するわけですが、これが作中では類を見ない普通の女の子。それが新鮮でもあり、一方で前エピソードの女教師のような(この作品的な意味での)妖しさもなく、割とストレートに修輔をぶん殴りたい。一方ですっかり脇に追いやられていた彩葉の再起動もあり、これと前述の穂澄、そして奈緒の関係がどう絡んでくるか……と、段々と物語も佳境に入ってきている感はある。エピソードとしてのスロットルはこれから、かな。
関連:
漫画感想(「機動戦士Vガンダム プロジェクト・エクソダス」、「機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト」1巻、「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!」6巻)
漫画感想(「ジョジョリオン」4巻、「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!」7巻)
漫画感想(「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!」8巻、「いますぐお兄ちゃんに妹だっていいたい!」1,2巻)

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【言及】
http://magi111p04.blog59.fc2.com/blog-entry-1850.html
http://nanohana0103.blog.fc2.com/blog-entry-2251.html
http://tiwaha.cocolog-nifty.com/blog/2014/10/tokyomx930-f0a7.html
http://yadobeya.blog.fc2.com/blog-entry-1430.html
http://kakioki60.blog129.fc2.com/blog-entry-2696.html
http://luvnail.blog46.fc2.com/blog-entry-3272.html
http://renpounasu.blog.fc2.com/blog-entry-1639.html
http://wondertime.blog31.fc2.com/blog-entry-2595.html
http://riksblog.fool.jp/public_html/mt5/anime/now/2014/10/buddycom-le2.html
http://animekyo.blog109.fc2.com/blog-entry-1737.html
http://animegane1216.blog.fc2.com/blog-entry-2043.html
バディ・コンプレックス 完結編 -あの空に還る未来で-後編
漫画感想(「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!」9巻)

ヤマノススメが特別番組のため、次回の更新は金曜。甘ブリ初回とアルジェヴォルン13話の感想となります。
バディ・コンプレックス 完結編 -あの空に還る未来で-後編
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戦域に現れたビゾン機によって妨害されるカップリング。単機で驚異的な性能を発揮するビゾン機の秘密とは……
完結編後編。30分の中にバトル、解説、結末と凝縮された進行が圧巻。特にカップリングシステムがその全てに関わっており、物語のキーアイテムとしての役割を存分に発揮してくれていました。これのおかげでループの真相解明や勝利のロジックといった要素で物語が緩むことなく、ひたすら急を繋げた展開になってくれています。ビゾンの憎悪についても、青葉がそれをしっかり受け止めて、わずかに共感した上で自分と違うと断じる様が見事な決着になっていた印象。スタンドアロンモードを見た時はおいネタがM3と被るぞと困惑したり、ループを辿る中で「雛が大学生青葉の所に戻る」という現在までで未経験の筈の記憶が出ていたのはどういうわけだろうという疑問もあるのだけど、全てを勢い良く持っていった構成力は素直に感嘆。
さりげに扱いが上手かったのがハーン博士で、衛星の爆発とともに死んでいる筈なのだけどその最後が描かれていないのですよね。あの状況での死に方はきっとちょっと後味の悪いものだろうし、ビゾンより後に死ぬ(死に様が描かれる)のではビゾンのラスボス性が薄れてしまう。それでいて科学者としてもキャラとしても完全に敗北しているから放置プレーにもなっていない。程よく脇役らしい落とし所でした。
「感心はするが感動はあまりしない」というのが1期放映時の感想でしたが、この完結編は凝縮されたストーリーが勢いを生み、ロジックと合わせてしっかり僕を興奮させてくれました。当初は2期予定だったのかどうかは分かりませんが、個人的にはこの形態がもっとも楽しめたように思います。スタッフの皆様、お疲れ様でした。
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バディ・コンプレックス 第2話「ナイスカップリング」
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バディ・コンプレックス 第5話「傷跡」
バディ・コンプレックス 第6話「もう一人のカップラー」
バディ・コンプレックス 第7話「バディ」
バディ・コンプレックス 第8話「嵐の夜」
バディ・コンプレックス 第9話「カップリングシステム」
バディ・コンプレックス 第10話「父と子」
バディ・コンプレックス 第11話「真実」
バディ・コンプレックス 第12話「ふたりの絆」
バディ・コンプレックス 第13話(最終回)「アクセプション」
バディ・コンプレックス 完結編 -あの空に還る未来で-前編
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お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!(9) (アクションコミックス(コミックハイ! ))

草野紅壱の「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!」9巻を読了。進級して新章開始の巻となります。修輔に惚れる後輩・樋川穂澄が登場するわけですが、これが作中では類を見ない普通の女の子。それが新鮮でもあり、一方で前エピソードの女教師のような(この作品的な意味での)妖しさもなく、割とストレートに修輔をぶん殴りたい。一方ですっかり脇に追いやられていた彩葉の再起動もあり、これと前述の穂澄、そして奈緒の関係がどう絡んでくるか……と、段々と物語も佳境に入ってきている感はある。エピソードとしてのスロットルはこれから、かな。
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漫画感想(「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!」8巻、「いますぐお兄ちゃんに妹だっていいたい!」1,2巻)

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