もらえなかったって言うか/艦これ1話他2015/1/9感想
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艦隊これくしょん -艦これ- 第1話「初めまして!司令官!」
漫画感想(「小林さんちのメイドラゴン」1巻)

明日から3連休。しっかり完治させねば。
>拍手返信:Yukiさん
ご連絡どうもです、了解しました。こちらこそ、今年もよろしくお願いしますね。
艦隊これくしょん -艦これ- 第1話「初めまして!司令官!」
©2014 「艦これ」連合艦隊司令部
突如として深海から現れるようになった謎の敵対生物・深海棲艦。そして、その脅威に対抗できる唯一の存在こそが……
ブラウザゲームのアニメ化作品。ゲームの台詞無理に突っ込み過ぎだろキャラ多過ぎだろでもやっぱり艦娘が動いている姿が見られるのは嬉しいですまる……で終わってはもったいない。それがやっぱり最初に出てくる言葉ではあるのだけど……

個人的に1番安心したのは、タニベユミ(谷邊由美)の夕立の演技がアニメでもちゃんとしていたこと。何せ艦これ以外で声を聞いたことがないので、ゲームと違ってそれなりの量があるアニメで喋った場合どうなるかというのは特に気にかかっていたことでした。1話を見た感じアニメでの兼役はなさそうなので、その分夕立1人に集中した演技になるかな。ぽいぽい言い過ぎなきらいはあるものの、主人公の友人ポジションを務めつつ埋もれないキャラとしてはマイペースな夕立は適任かなと思います。逆に睦月は従来は無邪気な印象を与えていたのが、よりマイペースな夕立やまじめな吹雪と絡むことで新しい魅力が引き出されそう。ゲームでは地味な彼女がこのポジションにいるのは正に抜擢。

シーン的に最初に面白いと感じたのは、冒頭で艦娘自身より先に深海棲艦の前に現れる艦載機群でしょうか。シチュエーション的にはカトンボの如く落とされて「既存の技術じゃ勝てない!」という表現に使われるところですが、きちんと攻撃手段として機能する。というか、後半の赤城&加賀さんに至っては「もうこいつらだけでいいんじゃないかな」状態にすらなる。僕らから見たら半世紀以上前のものなのにですよw 「新技術」ではなく「過去の力」を受け継ぐ艦娘の存在が、「在りし日の戦船の魂を持つ娘達」というナレーションと共に引き立てられているように感じました。

また、良かったシーンを挙げろと言われたら多くの人が挙げるであろう出撃シーンは確かに素晴らしい。艤装の装着シーンはそのまま自分でくくりつけて……とやってしまうととても地味になるものですが、むしろ1番派手にしてきた。コミカライズの1つである「艦これなのです!」では魔法少女のような艤装装着シーン(*ただし妄想)が描かれていたりしましたが、こちらはファンタジックにすることなく、そしてあくまで装備品としての描き方はしつつも鎖で引っ張ることでガチガチのメカニカルさは避け、躍動感溢れるアクションを成立させています。
これをやるのが吹雪→赤城&加賀さんという順番なのがまたいいんですよね。吹雪の場合、足元に浮上用の艤装、太ももに魚雷発射管、手には連装砲、そして背中に機関部……と体の各部位に装備があるので、全身に渡る艤装の装着というものを理解できる。これが赤城&加賀さんだと足には浮上用の艤装しかないので、しごくあっさりとカメラが上に移ってしまう。だから、2人の艤装装着については足の部分はバッサリとカットされています。吹雪の出撃で艤装装着の全体図が理解できるので、その後の赤城&加賀さんは肩の飛行甲板と背中の矢筒だけに絞った演出ができるようになっているわけですね。いやうん、「変身」からも「合体」からも程遠い赤城&加賀さんの艤装の装着をこんなに格好良く描けているのは素直にすごいわ。
なお、今回だけでも多数の艦娘が登場しており、うちの嫁艦の時雨ちゃんは……

入渠中の1カットのみ(大風呂に入っている3人の中央)。いいさ全く出ないよりは(´・ω・`) 演じているのは夕立と同じタニベユミなので、その分頑張って欲しい。
感想としては主にこんなものですが、アニメから入った人には首を傾げる部分も多かったとは思いますので、ゲーム知識停まりではありますが簡単にフォローを入れたいと思います。
<1.キャラが多過ぎてどうしたらいいか分からない>
とりあえず主人公(吹雪)、友人その1(睦月)その2(夕立)、同僚に3姉妹がいてこれでチームであること。また主人公に憧れの先輩(赤城)がある、ということだけ頭に入れたら1話は十分ではないかと思います。他は台詞のあった艦娘も含め今後どれだけ出番があるのか分かりませんし。もちろん気に入った艦娘がいたら調べていいのよ?
<2.吹雪が呼ばれる「特型駆逐艦」って何?なんで睦月は会う前にちょっと怖がってたの?>
「特型駆逐艦」というのは、「ペガサス級強襲揚陸艦(ホワイトベースやアルビオン)」とか「アークエンジェル級強襲機動特装艦(アークエンジェルとドミニオン)」のような同型艦を示す区分です。1番艦の名前を「級」やら「型」の代表とするのが基本で、吹雪の同型艦も通常「吹雪型駆逐艦」と呼ばれますが、吹雪型の建造に置いては当時の水準から見て群を抜いた性能の駆逐艦を作るべく「特型駆逐艦対策委員会」というのが設置され、実際ずば抜けた艦となったため「特型駆逐艦」という呼び方もされるようになりました。睦月はその1世代前の艦(睦月型駆逐艦、つまり彼女も1番艦だ)なので、性能的に見た遠慮が出たものかと思います。ただその後も改良された艦が出続けるので、実際のところ艦これで特型駆逐艦が特に優れた性能を持っているわけではありません。
<3.なんでみんな戦闘後に風呂入ってるの?>
ダメージを受けた艦の回復修理は入渠、つまりドック入りして行うわけですが、艦これではこの「ドック」を「お風呂」として表現しています。残念ながら入渠時用のグラフィックは特にありません。高レベルの艦娘が大ダメージを受けるほど風呂の時間は長くなり、鍛え上げた赤城が瀕死の重傷を負ったりすると10数時間必要になったり。お前それ溶けてねーか。もちろん所要時間を短縮するアイテムもありますが、リアルマネー払って買うのはむしろ効率が悪く、別の手段で入手するのが一般的です。
<4.あやねる3姉妹の1人が夜夜うるさいのは何?>
夜夜言ってるのは夜間戦闘、すなわち「夜戦」です。艦これでは主に通常の攻撃が終わった後に戦闘続行することで発生。色々計算式が変わるため、大物食いの戦果を狙いやすくなります。あやねる3姉妹の1人「川内(せんだい)」が夜夜うるさいのは、彼女の戦歴の大半が夜戦だったため。
関連:
艦隊これくしょん -艦これ- 感想リスト
<漫画感想「小林さんちのメイドラゴン」1巻>
小林さんちのメイドラゴン(1) (アクションコミックス(月刊アクション))

クール教信者の「小林さんちのメイドラゴン」1巻を読了。いやー本当この人は掛け持ち数多いですね、この作品も最近知りました!……嘘ですごめんなさい発売日(昨年5月)に店頭に並んでたので買ったものの今まで積んでました。
小林さんの所に押しかけてきたドラゴン・トールがメイド少女の姿になって過ごす日常系コメディ。こうした作品は通常この世界にいない存在の方がこの世界に慣れるまでのドタバタが序盤の中心になるものですが、トールは既にこの世界には馴染み気味。とは言ってもやっぱり認識不足はあるものの、ドタバタというよりは妙にのんびりした雰囲気を楽しむことが出来ます。小林さんがツッコミ役系常識人ではなく、それでいて社会人でちゃんと自我もあって……というあたりも一因か。小林さんが眼鏡っ娘なのにびっくりするほど萌えません。いやうん、好きか嫌いかと言われれば間違いなく好きなキャラなのに何故。作者の他作品で雰囲気が好きになれたら、迷わず買ってOKな作品。
関連:
漫画感想(「おじょじょじょ」1巻、「富士山さんは思春期」2巻)
漫画感想(「小森さんは断れない!」1,2巻、「この人類域のゼルフィー」2巻)
漫画感想(「滅子に夜露死苦」1巻)

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