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ちゃんと分かりますよ/艦隊これくしょん -艦これ-4話感想

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 祝・「実は私は」アニメ化決定!

>拍手返信:雪光さん
いえいえ、丁寧にコメントくださってありがたいです。前回の話について「提督」が感じたショックなど、これからも未プレイの人にお伝えできればと思います。踏み込んだ甲斐のある作品になってくれるといいのですが。

>拍手返信:MHさん
2話の高速修復剤のシーンなんかはいかにも、でしたね>ゲームっぽい ゲームやってないと何やってるのか分からんだろ、という部分・用語もあるのがちょっと困りものですが。



艦隊これくしょん -艦これ- 第4話「私たちの出番ネ!Follow me!」
©2014 「艦これ」連合艦隊司令部
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 如月の轟沈に、そしてそれを受け入れられない睦月の姿に胸を痛める駆逐艦達。そんな中、吹雪に出撃命令がくだり……
 東山奈央劇場回。如月が「睦月にとっての大切な友人」であることが今回のストーリーや描き方のキモなのだけど、全体として視聴者とのギャップを生みやすい回だった印象。提督にとっては如月は先述したポジションに留まるとは限らないし、新規の人にとっては単純にキャラクターが死亡、ということでそこから波及する鬱展開を想像するところだと思うのですが、むしろギャグパートが時間の多くを占めるという変わった配分になっているのが大きい。
 個人的には今回が鬱展開であった場合、ある意味「安心していた」と思うのですよね。それは前回の轟沈がきちんと話の中心にあり続けることであり、暗い気持ちで見ることになると覚悟していた気持ちを乗せて視聴できる。けれど実際の所は金剛型姉妹と島風が暴れ回るので「え?え?この身構えていた気持ちはどこへ置いたら?というかこれ睦月関連にちゃんと繋がってくれるの?」と感じてしまって、その不安定さゆえにギャグパートも素直に楽しむことができませんでした。ついでに言えば榛名と霧島もポンコツ化していたのが余計にモヤモヤに拍車を……いやそういうキャラ解釈も可能ではあるんだけど!「このアニメにおいては」という形で納得はするけど!
 ただ、吹雪が中破してからの流れに「気持ちの置き場」が用意されてはいたので、2回目以降はだいぶ落ち着いて見ることができました。説明不足、というよりも見せ方の問題かしらん。

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 最初に述べたように如月が「睦月にとって大切な友人」であることが今回の話に重要なことで、吹雪は睦月が大きなショックを受けていることは理解できても如月自身についてはよく知ってはいない。轟沈というものも、自分の目で見たわけではない。だから波止場で如月を待つ睦月の行動を予想はできても、それ以上踏み込むことができない。前回赤城に大切な気持ちを伝えることをためらわないこと、それは単純な言葉でも構わないのだと教えられたけど、今回の吹雪には言葉自体が見つからないわけですね。
 そんな中で参加した今回の作戦で吹雪は自身が轟沈の危機に陥るわけですが、そこで彼女の脳裡に浮かぶのは走馬灯ではなく、如月を待ち続ける睦月の姿です。死への恐怖を通して、彼女は自分の轟沈が睦月をどうしてしまうかに思いを馳せている。轟沈した如月に近い立場になることで、睦月の負った悲しみをより肌身で想像できるようになっている。この思いの飛躍は、かつての如月と睦月の関係の写身として現在の睦月と吹雪の関係があり、かつ先に如月が沈んだからこそのものです。その感情のぐちゃぐちゃはやっぱり「単純な言葉」にもできないわけだけど、金剛はそんな時は言葉すら要らないことを教えてくれる。
 そして、帰投した吹雪はただ、睦月を抱きしめる。中破した彼女が何も語らないことは如月との「関係の写身」としての性質を強め、睦月により大きく吹雪の思いを伝えてくれます。如月がもう戻ってこないという辛い事実も、それをこらえる必要がないという優しさも、言葉にできない全てが一瞬のタイムラグもなく。だからようやく、睦月は泣くことができる。睦月が悲しいから、吹雪も泣く。本当にどこまでも如月の「個」ではなく「関係性」に重点を置いた轟沈の描き方でした。もちろんそれは、如月が嫁艦の提督にとって怒りに値する扱いと言えるのですが。

 さて、今回も余話的に登場要素の史実&ゲーム的解説を。

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<1.駆逐艦や巡洋艦って戦艦じゃないの?>
 違うんです。いや僕も艦これやるまではてっきり、戦艦というのは軍艦とイコールなのかと……波動砲を撃ったりしないのはしないのはもちろんですが、基本的には戦闘機を積んだりもできないんですよw 「砲撃戦を主目的とした、建造時最大級の主砲と装甲を持った軍艦」くらいに思ってもらえると良いかと。要するに駆逐艦や巡洋艦よりずっと大きいのですね。もちろん、建造にも維持にもずっとお金がかかる。その分攻撃力も防御力も高く、「艦これ」で初めて入手した時もその安定性に驚くことでしょう。

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<2.金剛が自らについて語った「英国で生まれた帰国子女」とは?>
 金剛型の設計に当たったのはイギリスのヴィッカース社。進んだ技術を学ぶため行われたこの発注にヴィッカース社もその技を惜しむことなく注ぎ込み、見事建造時最高クラスの艦として誕生しました。この内1番艦の金剛は建造もイギリスで行われたため彼女1人が「帰国子女」を名乗っています。ちなみに2番艦の比叡は横須賀の海軍工廠、3番艦榛名と4番艦霧島は国内で民間へ委託して建造。いろいろあって榛名と霧島は同日に竣工したので、彼女達2人は2卵生双生児のような存在だと言えます。ゲームでも比較的序盤から手に入りながら高いポテンシャルを秘めているため、長期に渡って戦列に並ぶ艦娘達です。特に霧島は火力が高くおすすめ(眼鏡っ娘に対する熱いダイマ)。
 なお、着弾観測用に着色弾を用いていたことでも知られ、4人勢揃いの時のバックの砲煙はこれに合わせたものとなっています。

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<3.金剛が敵弾を殴り飛ばしてたけど、こんなことはゲーム内でもあるの?>
 ないことはないwww ゲーム内では先頭、つまり旗艦に配置された艦娘は他の艦娘に敵の攻撃からかばってもらえることがあります。生存力に劣る駆逐艦を旗艦にした場合、本来大破ものの攻撃を戦艦が肩代わりしてカスダメに抑えてくれる……なんて場面もあるわけですね。もちろんその逆もありますがっていうか今回の旗艦は金剛じゃないのかよってツッコミは禁止!

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<4.今回おぅおぅ行ってた島風ってどんな艦娘?>
 吹雪より更に更に後に次世代型の駆逐艦として建造された島風型駆逐艦の1番艦です。スペックは非常に高かったものの、方向性が時流に合わなかったことや費用がかかることなどから1隻だけで建造終了。しばしばガン○ムみたいと例えられますwww
 その特殊性から修理などにも苦労したそうですが、艦これではそこまで運用に困ることはありません。燃費が悪いですが戦艦や空母に比べれば雀の涙だし。むしろ他の駆逐艦と比較にならないハイスペックが非常に頼りになる、名実ともに艦これの顔と言える艦娘となっています。もっとも、あの自走(自泳?)する連装砲で複数の敵艦に攻撃してくれるなんてことはありませんので悪しからず。

関連:
艦隊これくしょん -艦これ- 感想リスト

艦隊これくしょん -艦これ- 第1話「初めまして!司令官!」
艦隊これくしょん -艦これ- 第2話「悖らず、恥じず、憾まず!」
艦隊これくしょん -艦これ- 第3話「W島攻略作戦」


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2 Comments

tara  

『実は私は』アニメ化決定、めでたいですね♪
チャンピオン本誌での待遇も悪くないので、あるいは…という期待が叶いました(^^)

『艦これ』4話は前回のラストと予告のサブタイのギャップにどうなることかと思いましたが、如月の件を無かったことにしてコメディ回…ではありませんでしたね。流石に;
ストーリーの落としどころ自体に不満はありませんが、ギャグとストーリーの繋ぎの微妙さは居心地が悪かったです…(脚本のクレジットを見て少し納得^^;)

戦艦と軍艦はイコールかと思ってました。勉強になります(^^)
金剛の帰国子女設定の由来は想定内でしたが、4人のバックのカラフルな爆煙にも元ネタがあったとは恐れ入りました(^^;)

2015/02/01 (Sun) 19:42 | EDIT | REPLY |   

闇鍋はにわ  

>taraさん

>実は私は
人気はあるのでひょっとしたら……と思っていましたが、実現しましたね。ここまで来たというのが感慨深いです。1クールだとは思うのですが、どう話をまとめてくるかなあ。

>艦これ
見返してもギャグ自体はともかくちょっとクドいかなあ、とは思います。
これでまた以前までの平常運転に戻ってもOK、ではありますかね。次回の話がどんなトーンになるのか、見守りたいです。
>>戦艦と軍艦はイコールかと思ってました。
某宇宙戦艦が万能過ぎるんですよねーw 個人的にはあの4姉妹登場シーンは砲煙の色に加え、それぞれの背景が違うことなど(実際の各建造地の写真を元にしてるのかは知りませんが)とてもよくできていた部分だったと思います。

2015/02/01 (Sun) 20:21 | EDIT | REPLY |   

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