それを言うならエレガント/艦隊これくしょん -艦これ-6話感想
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昨日のE-2~4攻略の疲労が意外とキツい。回復に務めないと……
>拍手返信:雪光さん
確かに、艦種が同じだとそれ以上の違いって分かり辛い部分ですもんね。説明、しっくりきてもらえたようで何よりです。次回は再び瑞鶴が大きく扱われるようなので、加賀さんとの相互の感情の描写に期待しないなと思います。
>拍手返信:金剛の立ち位置について拍手コメくださった方
ああ、確かに配置は一種の陣形なのかw 6話の方は吹雪が主役でない分、赤城は完全に食いキャラだったし、金剛も盛り上げ役とコメディで普段と違った役割になってましたね。
>拍手返信:MHさん
どこの史実からどうキャラクター性が派生するか分かったものじゃないのですよこの作品はwww だから面白くもあるんですけどね。
艦隊これくしょん -艦これ- 第6話「第六駆隊、カレー洋作戦!」
©2014 「艦これ」連合艦隊司令部



いつものように遠征帰りの暁達第六駆逐隊。優勝者のレシピを1年間採用するという鎮守府カレー大会の開催を知り、参加を決意するのだが……
洲崎綾劇場の第6話。前回「第六駆逐隊と吹雪をどう繋げてくるのかなあ。」と書きましたが、繋げないでばっさりと単発の話にしてきた。1話限りとは言え「吹雪が主人公の艦これ」から「みんなの艦これ」に戻ったことが今後のシリアス展開の見え方にどう影響してくるかな、というのが気にはなるものの、先のことを考えなければコメディ展開で統一されているこの6話は悪くない。吹雪と同格の仲間は睦月と夕立で十分でもあるし。主役の第六駆逐隊はこれまで「モブ役ではないが脇役というよりは賑やかし」という程度の露出だったので、ぽっと出ではなくかと言って目立つと吹雪の立場がなくなるでもなく……と、割と程よい立ち位置だったように思います。作中でドラマを重ねていないので他の登場人物との会話に偏りが出にくく、多数の艦娘が登場できる、というのもある。キャラ数が多いのだから、吹雪視点に固定されない艦娘同士の絡みは多ければ多いほど可能性が広がりんぐ。那珂ちゃんがツッコミ役になってるとかどんだけボケ要因に事欠かないのかと……
単純に賑やか、というのもありますが、今回はこれまでのシリアスさやキャラクター性が機能的に絡み合っているのが雰囲気の良さの一因として欠かせません。全体に、シリアス要素をコメディにシフトさせる部分が多いですよね。司令室でFS作戦に関する決意を語るなどこれまで真面目キャラに徹してきた長門で始まっておきながら彼女に「辛いものが苦手」という弱みが付加されたり、サブタイが実はカレー洋作戦じゃなくカレー作戦という直球過ぎて逆に二次創作であまり見かけないネタ(カレー洋は実際ゲーム中に出撃海域として登場する)だったり、1話で榊原良子まで呼んで読み上げた「五省」が戦闘ではなくカレー作りにへこたれる暁達の激励に使われたりwww 足柄の行き遅れ化や霧島のアホの子化も、こと今回の話を構成する上でなら単発の小ネタではなくきちんと機能している(もちろん、それを公式のキャラ設定と未プレイの人に受け取ってもらいたいかと言えば話は別なのだけど)。これまでの吹雪の物語の背後で繰り広げられていた陽の面をまとめたような6話でした。
なお今週はうちの嫁艦の時雨ちゃんの出番はなし(´・ω・`) 代わりに絵的に面白かった部分を……


島風、そのへそ出しエプロンは付ける意味あるのか?www 普段の格好にはもう感覚が麻痺してしまっているのだけど、こうして別パーツが加わると衣装の派手さを再認識するなあ。あと、ラストで連装砲ちゃんに食べさせている姿にほっこりしました。


野外とはいえ、料理対決なら調理場面を竹で隠すなよ!……と思ったのだが、その後ろ側で紐パンになった翔鶴が走っている様子を想像すると妥協せざるを得ない。いや高さからいって竹なしでも十分腰は隠れてくれそうだけど……
さて、ここからは毎度余話のゲーム的解説です。

<1.今回の主役である「第六駆逐隊」ってどんな艦娘?>
作中で暁が言っていた「暁型駆逐艦」4隻による駆逐隊です。胸元や帽子に「Ⅲ」をあしらったアクセサリーが付いていますがこれは別称の「特Ⅲ型」に由来。つまり吹雪を始祖とする特型駆逐艦の3世代目に当たるのが彼女達になります。姉妹艦らしい近しいデザインながら、一人前のレディに憧れるけどお子様な暁、クールな響、ロリおかんの異名を持つ雷、ドジっ子の電と個性の分かれたキャラ付けがされていること、レアリティが低く序盤から容易に全員揃うことなどからとても人気の高い艦娘達です。
ちなみに響がロシア語を喋るのは、暁型で唯一戦没しなかった彼女が後に賠償艦としてソ連に引き渡されたことに由来します。


<2.暁達が言っていた「遠征」って?>
艦これでは基本として「燃料」「弾薬」「鋼材」「ボーキサイト」の4つの資源をやりくりして鎮守府を運営するわけですが、その資源稼ぎに欠かせないのがこの「遠征」です。例えば「長距離練習航海」という遠征に艦娘を出した場合、30分後に彼女達が帰投、弾薬と鋼材を少々持って帰ってきてくれます。この30分の間というのは別に提督が画面に張り付いている必要はなく、他の艦隊で戦闘を行うこともできますし、なんならゲーム画面を閉じていても構いません。カップ麺を食べるにはお湯を入れて3~5分待つ必要がありますが、別にその間カップ麺を見張っていないといけないわけではないのと同じことですね。所要時間が3時間や10時間を超える遠征などもありこれらも実入りは少なくないため、社会人の提督は出勤前や昼休みなどに長時間遠征を出して資源を稼ぐ……といったことが可能。遠征の成功条件として駆逐艦を遠征艦隊に組み込むことを求められる場合が多く、今日も各地でたくさんの第六駆逐隊がおつかいに行っています(暁がエレファ……もといエレガントじゃないと言っていた「ドラム缶」という装備を求められる遠征もあり)。
なお、4つ目の資源であるボーキサイト(アルミの原料)は空母の艦載機の補給に使われる資源で、また他の3つに比べると増やしにくくなっています。で、それを1出撃ごとにごっそり消費していくのが加賀さんや赤城といった正規空母の面々なわけですね。

<3.足柄さんは行き遅れ?>
ここの足柄さんはそうらしい。彼女はイギリスで開かれた観艦式に出席した際に「飢えた狼のよう」と評されたのですが、艦娘として見た場合「何に飢えているのか」ということで提督の解釈が分かれており、色気がないんじゃないかと言われて否定する台詞などから「恋に」飢えているのだと考える人もいれば、戦闘に関する台詞から「勝利に」飢えているのだと考える人もいて、それ故にアニメの足柄さん像は提督の間で物議を醸すこととなりました。「うちの鎮守府の」足柄さんは後者ですね。いや単独で見るとこっちの足柄さんも嫌いじゃないが。
<4.その他、艦これ戦闘外の出来事>



暁「それじゃあ高速クッキング、開始!」
暁達がカレーを一気に作ろうとして使用したバーナーは「高速建造剤」。艦娘はマップを攻略してランダムでドロップする他に、資源を投入して「建造」することができます。戦艦や空母といった強力な艦種となると数時間を要するのですが、いいものが出そうなら待つには長い。そこで高速建造剤を使用することで、一瞬で建造時間を0にすることができます。あぶられる鍋の後ろを見てもらうと、赤城の入渠ドックの時よろしく後ろに時間が表示されていることが分かるかと。なおこのアイテムも日々プレイしているとどんどん溜まっていくので、わざわざリアルマネーを出して買う必要は全くありません。


暁「なんか分からないけど……」
電「妙にゾワゾワする音なのです」
ドロップや建造を重ねていくと「ダブリ」の艦娘も増えていきますが、鎮守府に所属できる艦娘の数には制限があるためどこかで整理を行わなければなりません。そのための手段として艦これには「解体」というシステムがあります(公式アナウンスによれば解体されるのはあくまで艦娘の「艤装」だけだとか)。これを行うとその艦娘は一覧から削除され、わずかながらの資源へと変化します。この「解体」の時に鳴るSEこそは夕張がトンカチを振るっていた時のそれと同じでして、暁達がゾワゾワするのは当然と言えますw
関連:
艦隊これくしょん -艦これ- 感想リスト
艦隊これくしょん -艦これ- 第1話「初めまして!司令官!」
艦隊これくしょん -艦これ- 第2話「悖らず、恥じず、憾まず!」
艦隊これくしょん -艦これ- 第3話「W島攻略作戦」
艦隊これくしょん -艦これ- 第4話「私たちの出番ネ!Follow me!」
艦隊これくしょん -艦これ- 第5話「五航戦の子なんかと一緒にしないで!」

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