罰が当たりますよ/Gのレコンギスタ23話他2015/3/8感想
- CATEGORY: Wisp-Blog
- TAG: アニメ_2015年冬アニメ
<記事内アンカー>
蒼穹のファフナー EXODUS 第9話「英雄二人」
ガンダム Gのレコンギスタ 第23話「ニュータイプの音」

元々くしゃみが多い性質なのですが最近は一層多い。花粉症なんだか体調が良くないんだか……
蒼穹のファフナー EXODUS 第9話「英雄二人」
©XEBEC・FAFNER EXODUS PROJECT


フェストゥムの激しい攻撃を受けるエリア・シュリーナガル。脱出のため真矢達も出撃するが、敵は圧倒的で……
竜宮島から離れた場所で、一つ騎達が力を振るう第9話。前々回の島のピンチとはまた異なる大規模戦闘で、モブ相手ゆえの容赦のないフェストゥムの暴れっぷりが絶望感を彩る。人類軍上層部からの乱暴な交戦規定アルファ、それを小規模にしたナレイン達の交戦規定アルファ、アイを撃てない真矢に続いての美羽の嘆きなど、場面場面を越えた感情や視聴感覚の繋がりも単なる敗勢ゆえの絶望感に留まっておらず、またフェストゥムに同化されかかって自機の撃破を願うのがペルセウス中隊のアイというのも真矢の心を抉るのにほどよい距離感であった印象。……で、ザインとニヒトの暴れっぷりはそれがあって初めて許されるレベルというのが恐ろしい。前々回の「新次元戦闘」にはスタッフの自信と自負を感じたけれど、それが裸足で逃げ出すんじゃないかという圧倒ぶり。前半のお手上げ状態から総士がラストに「奪い続けた」というポエムをするのにぴったりな状況に至ってしまう転換の上手さは実にお見事。

しかし広登が「あなたはそこにいますか?」に対してスパロボKのヴァンみたいな答えをしてたのに笑った。評判悪いけどファフナーを見てみようと思ったきっかけになった作品で、アタックコンボの爽快さもあって非シリーズ物では唯一4周したスパロボなんだよなあ(´・ω・`)
関連:
蒼穹のファフナー EXODUS 感想リスト
蒼穹のファフナー EXODUS 第1話「来訪者」
蒼穹のファフナー EXODUS 第2話「希望の名は」
蒼穹のファフナー EXODUS 第3話「対話の代償」
蒼穹のファフナー EXODUS 第4話「継承者たち」
蒼穹のファフナー EXODUS 第5話「新世界へ」
蒼穹のファフナー EXODUS 第6話「祝福のとき」
蒼穹のファフナー EXODUS 第7話「新次元戦闘」
蒼穹のファフナー EXODUS 第8話「平和を夢見て」
ガンダム Gのレコンギスタ 第23話「ニュータイプの音」
©創通・サンライズ・MBS

グシオンと再会したアイーダは、自分たちはアメリア軍ではなくメガファウナの一員として行動することを改めて表明する。そんな中、マスク部隊のフルムーン・シップ接近を止めるべく各勢力が動いて……
ロックパイとベッカー散る、23話。個人的にはこの「ニュータイプ」という概念には特に未来や希望というものは感じていなくて。SDではないガンダムの原点が「ポケットの中の戦争」で、平成ガンダムシリーズで育ったから、というのが大きいのでしょうかね。一応ポケ戦とVの間にΖやΖΖの再放送、逆シャアを見てはいるんだけど、ポケ戦は描いているものが幼心にもダイレクトに突き刺さったし、宇宙世紀を離れたG~Xは小難しく考えだした少年時代の思考にとてもしっくりきた。故に僕にとっての「ガンダム」においてニュータイプは特別大きな比重を占めていなくて、それに対するイメージは「ガンダムX」と「クロスボーン・ガンダム」で固まってしまっている。そんなわけで、サブタイにこそなったものの「ニュータイプ」という「概念」が大きな意味を持つようではなくて一安心。まあ大きな意味を持つならもっと早くに出すか。
今回も直接戦闘に加わったのが4勢力と多いのだけど、標的であるマスク部隊が終盤まで出なかったり、母艦の1つであるブルジンがあまり描かれていない艦なのでポワポワ見てるとなおのこと状況が掴めない。「フルムーン・シップに行こうとするマスクを追いかけるクリムとマッシュナー、それを妨害するマスクの味方のベッカー」ということか。で、ベルリ達は巻き込まれたと。


(通常の画像枚数オーバーしちゃうんだけど)ブルジンが早い早い言われているのはサポートメカのランゲバインで高速移動できたからか。今回ベッカーが初登場した際、コックピットの中まで効果線が描かれてスピードの表現になっているのがなんだか面白い。というかランゲバインの「操縦席」に直接照準用装置が付いているらしいアナクロっぷり(発射前にランゲバインを後ろから映したシーンで確認できる)が更に楽しい。光学照準を舐めるなよwww まあ棺桶ビットという新兵器に防がれちゃうんだけど。

物語としては、パーフェクトパックが圧倒的な性能を見せつけた後で「でもそれで戦死することもある」としてしまう辺りがなんとも皮肉だしある種の主人公性を否定するメタ的な台詞のようで、それがむしろベルリの救いになるというのが印象的。実際、ガイトラッシュは初登場時はG-セルフを窮地に陥れたし、ベッカーのウーシァ相手には圧倒的だった。ベッカーはウーシァがG-セルフに殴り飛ばされた後もジャングルでコミカルに生き残った。でも、2人とも今回あっけなく死を迎えてしまう。短い時間の中でも「そういうキャラ」として成立していた分だけ、胸が苦しくなる。果たして今後、誰が生き残ることができるんだろうか。

しかし今回はマッシュナーが悲劇的であると同時にやたらエロい。写真はカメラ目線と盗撮っぽいものが混じってるし、出撃前の兵士との抱擁は相手によって違うし(他の兵士は互いに腕を握る感じだが、ロックパイ相手だと腰に手を回されている)。まあ宇宙服の下を披露しているノレドはもっとかわいいんですけどね。
関連:
ガンダム Gのレコンギスタ 感想リスト
ガンダム Gのレコンギスタ 第1話「謎のモビルスーツ」第2話「G-セルフ起動!」
ガンダム Gのレコンギスタ 第3話「モンテーロの圧力」
ガンダム Gのレコンギスタ 第4話「カットシー乱舞」
ガンダム Gのレコンギスタ 第5話「敵はキャピタル・アーミィ」
ガンダム Gのレコンギスタ 第6話「強敵、デレンセン!」
ガンダム Gのレコンギスタ 第7話「マスク部隊の強襲」
ガンダム Gのレコンギスタ 第8話「父と母とマスクと」
ガンダム Gのレコンギスタ 第9話「メガファウナ南へ」
ガンダム Gのレコンギスタ 第10話「テリトリィ脱出」
ガンダム Gのレコンギスタ 第11話「突入!宇宙戦争」
ガンダム Gのレコンギスタ 第12話「キャピタル・タワー占拠」
ガンダム Gのレコンギスタ 第13話「月から来た者」
ガンダム Gのレコンギスタ 第14話「宇宙、モビルスーツ戦」
ガンダム Gのレコンギスタ 第15話「飛べ!トワサンガへ」
ガンダム Gのレコンギスタ 第16話「ベルリの戦争」
ガンダム Gのレコンギスタ 第17話「アイーダの決断」
ガンダム Gのレコンギスタ 第18話「三日月に乗れ」
ガンダム Gのレコンギスタ 第19話「ビーナス・グロゥブの一団」
ガンダム Gのレコンギスタ 第20話「フレームのある宇宙」
ガンダム Gのレコンギスタ 第21話「海の重さ」
ガンダム Gのレコンギスタ 第22話「地球圏再会」

にほんブログ村
【言及】
http://magi111p04.blog59.fc2.com/blog-entry-2057.html
http://animegane1216.blog.fc2.com/blog-entry-2518.html
http://guutaranikki.blog4.fc2.com/blog-entry-11379.html
http://hienkyaku.blog50.fc2.com/blog-entry-3960.html
http://tiwaha.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/gtbs30623-7ea1.html
http://riksblog.fool.jp/public_html/mt5/anime/now/2015/03/greco-23.html
http://yadobeya.blog.fc2.com/blog-entry-1811.html
http://kouyanoblog.blog61.fc2.com/blog-entry-5807.html
http://seigenjikan.blog2.fc2.com/blog-entry-3465.html
http://moerukabunushi.blog77.fc2.com/blog-entry-1382.html
http://kakioki60.blog129.fc2.com/blog-entry-2946.html
http://luvnail.blog46.fc2.com/blog-entry-3622.html
http://nextsociety.blog102.fc2.com/blog-entry-2405.html
http://nijiirosekai.blog55.fc2.com/blog-entry-4952.html
http://natusola.blog105.fc2.com/blog-entry-3557.html
http://picoro106.blog39.fc2.com/blog-entry-8041.html
蒼穹のファフナー EXODUS 第9話「英雄二人」
ガンダム Gのレコンギスタ 第23話「ニュータイプの音」

元々くしゃみが多い性質なのですが最近は一層多い。花粉症なんだか体調が良くないんだか……
蒼穹のファフナー EXODUS 第9話「英雄二人」
©XEBEC・FAFNER EXODUS PROJECT


フェストゥムの激しい攻撃を受けるエリア・シュリーナガル。脱出のため真矢達も出撃するが、敵は圧倒的で……
竜宮島から離れた場所で、一つ騎達が力を振るう第9話。前々回の島のピンチとはまた異なる大規模戦闘で、モブ相手ゆえの容赦のないフェストゥムの暴れっぷりが絶望感を彩る。人類軍上層部からの乱暴な交戦規定アルファ、それを小規模にしたナレイン達の交戦規定アルファ、アイを撃てない真矢に続いての美羽の嘆きなど、場面場面を越えた感情や視聴感覚の繋がりも単なる敗勢ゆえの絶望感に留まっておらず、またフェストゥムに同化されかかって自機の撃破を願うのがペルセウス中隊のアイというのも真矢の心を抉るのにほどよい距離感であった印象。……で、ザインとニヒトの暴れっぷりはそれがあって初めて許されるレベルというのが恐ろしい。前々回の「新次元戦闘」にはスタッフの自信と自負を感じたけれど、それが裸足で逃げ出すんじゃないかという圧倒ぶり。前半のお手上げ状態から総士がラストに「奪い続けた」というポエムをするのにぴったりな状況に至ってしまう転換の上手さは実にお見事。

しかし広登が「あなたはそこにいますか?」に対してスパロボKのヴァンみたいな答えをしてたのに笑った。評判悪いけどファフナーを見てみようと思ったきっかけになった作品で、アタックコンボの爽快さもあって非シリーズ物では唯一4周したスパロボなんだよなあ(´・ω・`)
関連:
蒼穹のファフナー EXODUS 感想リスト
蒼穹のファフナー EXODUS 第1話「来訪者」
蒼穹のファフナー EXODUS 第2話「希望の名は」
蒼穹のファフナー EXODUS 第3話「対話の代償」
蒼穹のファフナー EXODUS 第4話「継承者たち」
蒼穹のファフナー EXODUS 第5話「新世界へ」
蒼穹のファフナー EXODUS 第6話「祝福のとき」
蒼穹のファフナー EXODUS 第7話「新次元戦闘」
蒼穹のファフナー EXODUS 第8話「平和を夢見て」
ガンダム Gのレコンギスタ 第23話「ニュータイプの音」
©創通・サンライズ・MBS

グシオンと再会したアイーダは、自分たちはアメリア軍ではなくメガファウナの一員として行動することを改めて表明する。そんな中、マスク部隊のフルムーン・シップ接近を止めるべく各勢力が動いて……
ロックパイとベッカー散る、23話。個人的にはこの「ニュータイプ」という概念には特に未来や希望というものは感じていなくて。SDではないガンダムの原点が「ポケットの中の戦争」で、平成ガンダムシリーズで育ったから、というのが大きいのでしょうかね。一応ポケ戦とVの間にΖやΖΖの再放送、逆シャアを見てはいるんだけど、ポケ戦は描いているものが幼心にもダイレクトに突き刺さったし、宇宙世紀を離れたG~Xは小難しく考えだした少年時代の思考にとてもしっくりきた。故に僕にとっての「ガンダム」においてニュータイプは特別大きな比重を占めていなくて、それに対するイメージは「ガンダムX」と「クロスボーン・ガンダム」で固まってしまっている。そんなわけで、サブタイにこそなったものの「ニュータイプ」という「概念」が大きな意味を持つようではなくて一安心。まあ大きな意味を持つならもっと早くに出すか。
今回も直接戦闘に加わったのが4勢力と多いのだけど、標的であるマスク部隊が終盤まで出なかったり、母艦の1つであるブルジンがあまり描かれていない艦なのでポワポワ見てるとなおのこと状況が掴めない。「フルムーン・シップに行こうとするマスクを追いかけるクリムとマッシュナー、それを妨害するマスクの味方のベッカー」ということか。で、ベルリ達は巻き込まれたと。


(通常の画像枚数オーバーしちゃうんだけど)ブルジンが早い早い言われているのはサポートメカのランゲバインで高速移動できたからか。今回ベッカーが初登場した際、コックピットの中まで効果線が描かれてスピードの表現になっているのがなんだか面白い。というかランゲバインの「操縦席」に直接照準用装置が付いているらしいアナクロっぷり(発射前にランゲバインを後ろから映したシーンで確認できる)が更に楽しい。光学照準を舐めるなよwww まあ棺桶ビットという新兵器に防がれちゃうんだけど。

物語としては、パーフェクトパックが圧倒的な性能を見せつけた後で「でもそれで戦死することもある」としてしまう辺りがなんとも皮肉だしある種の主人公性を否定するメタ的な台詞のようで、それがむしろベルリの救いになるというのが印象的。実際、ガイトラッシュは初登場時はG-セルフを窮地に陥れたし、ベッカーのウーシァ相手には圧倒的だった。ベッカーはウーシァがG-セルフに殴り飛ばされた後もジャングルでコミカルに生き残った。でも、2人とも今回あっけなく死を迎えてしまう。短い時間の中でも「そういうキャラ」として成立していた分だけ、胸が苦しくなる。果たして今後、誰が生き残ることができるんだろうか。

しかし今回はマッシュナーが悲劇的であると同時にやたらエロい。写真はカメラ目線と盗撮っぽいものが混じってるし、出撃前の兵士との抱擁は相手によって違うし(他の兵士は互いに腕を握る感じだが、ロックパイ相手だと腰に手を回されている)。まあ宇宙服の下を披露しているノレドはもっとかわいいんですけどね。
関連:
ガンダム Gのレコンギスタ 感想リスト
ガンダム Gのレコンギスタ 第1話「謎のモビルスーツ」第2話「G-セルフ起動!」
ガンダム Gのレコンギスタ 第3話「モンテーロの圧力」
ガンダム Gのレコンギスタ 第4話「カットシー乱舞」
ガンダム Gのレコンギスタ 第5話「敵はキャピタル・アーミィ」
ガンダム Gのレコンギスタ 第6話「強敵、デレンセン!」
ガンダム Gのレコンギスタ 第7話「マスク部隊の強襲」
ガンダム Gのレコンギスタ 第8話「父と母とマスクと」
ガンダム Gのレコンギスタ 第9話「メガファウナ南へ」
ガンダム Gのレコンギスタ 第10話「テリトリィ脱出」
ガンダム Gのレコンギスタ 第11話「突入!宇宙戦争」
ガンダム Gのレコンギスタ 第12話「キャピタル・タワー占拠」
ガンダム Gのレコンギスタ 第13話「月から来た者」
ガンダム Gのレコンギスタ 第14話「宇宙、モビルスーツ戦」
ガンダム Gのレコンギスタ 第15話「飛べ!トワサンガへ」
ガンダム Gのレコンギスタ 第16話「ベルリの戦争」
ガンダム Gのレコンギスタ 第17話「アイーダの決断」
ガンダム Gのレコンギスタ 第18話「三日月に乗れ」
ガンダム Gのレコンギスタ 第19話「ビーナス・グロゥブの一団」
ガンダム Gのレコンギスタ 第20話「フレームのある宇宙」
ガンダム Gのレコンギスタ 第21話「海の重さ」
ガンダム Gのレコンギスタ 第22話「地球圏再会」

にほんブログ村
【言及】
http://magi111p04.blog59.fc2.com/blog-entry-2057.html
http://animegane1216.blog.fc2.com/blog-entry-2518.html
http://guutaranikki.blog4.fc2.com/blog-entry-11379.html
http://hienkyaku.blog50.fc2.com/blog-entry-3960.html
http://tiwaha.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/gtbs30623-7ea1.html
http://riksblog.fool.jp/public_html/mt5/anime/now/2015/03/greco-23.html
http://yadobeya.blog.fc2.com/blog-entry-1811.html
http://kouyanoblog.blog61.fc2.com/blog-entry-5807.html
http://seigenjikan.blog2.fc2.com/blog-entry-3465.html
http://moerukabunushi.blog77.fc2.com/blog-entry-1382.html
http://kakioki60.blog129.fc2.com/blog-entry-2946.html
http://luvnail.blog46.fc2.com/blog-entry-3622.html
http://nextsociety.blog102.fc2.com/blog-entry-2405.html
http://nijiirosekai.blog55.fc2.com/blog-entry-4952.html
http://natusola.blog105.fc2.com/blog-entry-3557.html
http://picoro106.blog39.fc2.com/blog-entry-8041.html