めっちゃ楽しい!/響け!ユーフォニアム6話他2015/5/13感想
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響け!ユーフォニアム 第6話「きらきらチューバ」
漫画感想(「いなり、こんこん、恋いろは。」10巻)

イメージエポックが破産だと……セブンスドラゴン2020と同Ⅱには随分楽しませてもらったんだけどなあ。
響け!ユーフォニアム 第6話「きらきらチューバ」
©武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会



コンクールに向けて、滝は各パートのオーディションを行うことを宣言する。それは3年生であっても演奏できるとは限らないことを意味し……
皆の心が様々に動き出す第6話。バラバラだった部活がとにもかくにも滝の「本気で全国を目指す」という姿勢を受け入れられているからこそ、部全体から視点を小さくした描写へ移ることができる。特に低音パートが当初の「久美子とみどりと葉月を一緒に活動させる場所」から「最小単位の部活」としての機能を発揮しているのが見ていて心地いい。夏紀にしても「そりゃ差もつくか」とは言っていても、諦めではなくやる気のある表情を見せていますし。3人が合奏するシーンでの他のパートも練習風景のように、きっとそうした変化が吹奏楽部全体で起きている。葉月が合奏でチューバの楽しさを知る場面や久美子と麗奈の進展に仮託して、現在の部の雰囲気の良さを感じさせる回だった印象。むしろルビーやプラチナダイヤモンドはともかく、チューバくんのきぐるみとか弛緩し過ぎなくらいでなかろうか……と見せかけて波乱を予感させる要素をラストに2連で持ってくるから安心できない。うん、このまま甘い雰囲気に浸らせてくれるわけはないんだよなあ。いや、着ぐるみ着用中や作戦失敗の後の黒沢ともよの演技は、久美子の顔が描かれていないがゆえの気分の落ち込みっぷりが表現されていて非常に笑えたんだけど。
関連:
響け!ユーフォニアム 感想リスト
響け!ユーフォニアム 第1話「ようこそハイスクール」
響け!ユーフォニアム 第2話「よろしくユーフォニアム」
響け!ユーフォニアム 第3話「はじめてアンサンブル」
響け!ユーフォニアム 第4話「うたうよソルフェージュ」
響け!ユーフォニアム 第5話「ただいまフェスティバル」
<漫画感想「いなり、こんこん、恋いろは。」10巻>
いなり、こんこん、恋いろは。 (10) (カドカワコミックス・エース)

吉田もろへの「いなり、こんこん、恋いろは。」10巻を読了。約5年に渡る連載もこれで完結です。いなりと丹波橋、うか様と燈日の2つの恋を主軸とした物語だったわけですが、見守る者と見守られる者の関係を前者が、ラブストーリーとしての結末を後者が請け負った形だったのかな……と思いました。思いが通じあった後が大切、という意味でも燈日の決断は非常に分かりやすく、そして力強いものですしね。そういう意味で、クライマックスはこの巻の前半にある。
うか様と燈日の関係はピンで主軸にしてしまったら恥ずかしくて読めないレベルの真っ正直な話で、主役はいなりでありそこに人間と神様の関係という物語性が絡みあうからこそできたものではないかな……と思う一方、そのシンプルさ故にドロドロさもあるいなりの恋物語の方を食ってしまっていた感は否めないかなあ。いや、いなりとても成長してはいるんですが。そうしたアンバランスさは最終巻まで変わらなかったなというのが正直な印象。ともあれ、5年間アニメも含めて楽しませてもらいました。ありがとうございました。
関連:
漫画感想(「セレスティアルクローズ」5巻、「ブロッケンブラッド」9巻、「いなり、こんこん、恋いろは。」5巻、「ウィッチクラフトワークス」4巻)
漫画感想(「いなり、こんこん、恋いろは。」6巻)
漫画感想(「いなり、こんこん、恋いろは。」7巻)
漫画感想(「いなり、こんこん、恋いろは。」8巻)
漫画感想(「いなり、こんこん、恋いろは。」9巻)
いなり、こんこん、恋いろは。 第1話 「いなり、初恋、初変化。」
いなり、こんこん、恋いろは。 第2話 「試練、ひめごと、天照。」
いなり、こんこん、恋いろは。 第3話 「兄じゃ、五月蠅い、過剰愛。」
いなり、こんこん、恋いろは。 第4話 「緋色、宵宮、恋模様。」
いなり、こんこん、恋いろは。 第5話 「海月、友達、夏あらし。」
いなり、こんこん、恋いろは。 第6話 「燈日、うか様、恋すてふ。」
いなり、こんこん、恋いろは。 第7話 「おとめ、ときめく、あかね色」
いなり、こんこん、恋いろは。 第8話 「出雲、お見合い、大騒ぎ。」
いなり、こんこん、恋いろは。 第9話 「きつね、黄昏、天の川。」
いなり、こんこん、恋いろは。 第10話(最終回) 「いなり、こんこん、恋いろは。」

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コンクールに向けて、滝は各パートのオーディションを行うことを宣言する。それは3年生であっても演奏できるとは限らないことを意味し……
皆の心が様々に動き出す第6話。バラバラだった部活がとにもかくにも滝の「本気で全国を目指す」という姿勢を受け入れられているからこそ、部全体から視点を小さくした描写へ移ることができる。特に低音パートが当初の「久美子とみどりと葉月を一緒に活動させる場所」から「最小単位の部活」としての機能を発揮しているのが見ていて心地いい。夏紀にしても「そりゃ差もつくか」とは言っていても、諦めではなくやる気のある表情を見せていますし。3人が合奏するシーンでの他のパートも練習風景のように、きっとそうした変化が吹奏楽部全体で起きている。葉月が合奏でチューバの楽しさを知る場面や久美子と麗奈の進展に仮託して、現在の部の雰囲気の良さを感じさせる回だった印象。むしろルビーやプラチナダイヤモンドはともかく、チューバくんのきぐるみとか弛緩し過ぎなくらいでなかろうか……と見せかけて波乱を予感させる要素をラストに2連で持ってくるから安心できない。うん、このまま甘い雰囲気に浸らせてくれるわけはないんだよなあ。いや、着ぐるみ着用中や作戦失敗の後の黒沢ともよの演技は、久美子の顔が描かれていないがゆえの気分の落ち込みっぷりが表現されていて非常に笑えたんだけど。
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いなり、こんこん、恋いろは。 (10) (カドカワコミックス・エース)

吉田もろへの「いなり、こんこん、恋いろは。」10巻を読了。約5年に渡る連載もこれで完結です。いなりと丹波橋、うか様と燈日の2つの恋を主軸とした物語だったわけですが、見守る者と見守られる者の関係を前者が、ラブストーリーとしての結末を後者が請け負った形だったのかな……と思いました。思いが通じあった後が大切、という意味でも燈日の決断は非常に分かりやすく、そして力強いものですしね。そういう意味で、クライマックスはこの巻の前半にある。
うか様と燈日の関係はピンで主軸にしてしまったら恥ずかしくて読めないレベルの真っ正直な話で、主役はいなりでありそこに人間と神様の関係という物語性が絡みあうからこそできたものではないかな……と思う一方、そのシンプルさ故にドロドロさもあるいなりの恋物語の方を食ってしまっていた感は否めないかなあ。いや、いなりとても成長してはいるんですが。そうしたアンバランスさは最終巻まで変わらなかったなというのが正直な印象。ともあれ、5年間アニメも含めて楽しませてもらいました。ありがとうございました。
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漫画感想(「いなり、こんこん、恋いろは。」7巻)
漫画感想(「いなり、こんこん、恋いろは。」8巻)
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いなり、こんこん、恋いろは。 第1話 「いなり、初恋、初変化。」
いなり、こんこん、恋いろは。 第2話 「試練、ひめごと、天照。」
いなり、こんこん、恋いろは。 第3話 「兄じゃ、五月蠅い、過剰愛。」
いなり、こんこん、恋いろは。 第4話 「緋色、宵宮、恋模様。」
いなり、こんこん、恋いろは。 第5話 「海月、友達、夏あらし。」
いなり、こんこん、恋いろは。 第6話 「燈日、うか様、恋すてふ。」
いなり、こんこん、恋いろは。 第7話 「おとめ、ときめく、あかね色」
いなり、こんこん、恋いろは。 第8話 「出雲、お見合い、大騒ぎ。」
いなり、こんこん、恋いろは。 第9話 「きつね、黄昏、天の川。」
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