そんなの、私、いやだ/プラスティック・メモリーズ10話他2015/6/8感想
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シドニアの騎士 第九惑星戦役 第9話「任務」
プラスティック・メモリーズ 第10話「もう、パートナーじゃない」

ブログ更新と共にまた1つおっさんになりました。
テイルズの新作がサトリナ主役だと……メインキャラ担当しても良さそうなのになかなかそうならないな、と思っている内にプレイしなくなったシリーズだけど、まさかシリーズ初の単独女主人公担当というシリーズ史における大抜擢になるとは。スパロボすらやらなくなった現状でこちらに回す時間が取れるとは思わないけど、随分なビッグニュースでした。
【速報】『テイルズ オブ ベルセリア』発表! シリーズ初の単独女性主人公(CV:佐藤利奈)(電撃オンライン)
シドニアの騎士 第九惑星戦役 第9話「任務」
©TSUTOMU NIHEI・KODANSHA/KOS PRODUCTION COMMITTEE



千秋郷を長道と2人で訪れいい雰囲気になるも、それが祖母ユレの仕込みと知るイザナ。自分のことなどどうでもいいのだろうと激怒するのだが……
2人の夜の先行きは秘密、そしていよいよガウナとの戦いが始まる第9話。聞いてしまった長道とイザナの会話についてつむぎが言葉を濁すことで、正に会話の途中で終了したAパートへの「そこで切るのかよ!」という視聴者の思いを纈に代弁させてしまう手法が面白い。またこれは単に2人の関係についての焦らしではなくて、偵察任務にイザナが任命されたことで「彼女」の安否についてのヤキモキにも繋がっている(こちらは長道とつむぎが視聴者の思いを代弁)わけで、ラブコメからシリアスへ連続性のある転換が行われています。隼風の先端の人工カビの仕様が逃亡した操縦士の神経に触ったり、義手と連動したレーダーによるイザナのガウナ発見劇など、この作品のジャンルなんだっけ?と思うような展開の中で撒かれていた伏線も非常にスムーズに今回の話へ繋がっていた印象。
しかし纈はどうあっても「3番目」から逃れられないんだなあ。今回の長道とイザナに対する反応でも、つむぎの自我の成長を感じさせる相手役に留まっていたし……
関連:
シドニアの騎士(1期) 感想リスト
シドニアの騎士 第九惑星戦役 感想リスト
シドニアの騎士 第九惑星戦役 第1話「葛藤」
シドニアの騎士 第九惑星戦役 第2話「能力」
シドニアの騎士 第九惑星戦役 第3話「針路」
シドニアの騎士 第九惑星戦役 第4話「激昂」
シドニアの騎士 第九惑星戦役 第5話「願望」
シドニアの騎士 第九惑星戦役 第6話「起動」
シドニアの騎士 第九惑星戦役 第7話「鳴動」
シドニアの騎士 第九惑星戦役 第8話「再会」
プラスティック・メモリーズ 第10話「もう、パートナーじゃない」
©MAGES./Project PM



突如としてパートナーを解消するよう言い渡されたツカサとアイラ。指示を下したカヅキの意図するところとは……
ツカサとアイラ、思いの通じ合う第10話。コンスタンスとカヅキが何から何まで言葉で済ませてしまっている点を中心として、時間的な制約が感じられる作劇がもどかしい。特に元パートナーとしてアイラをツカサに「託す」立場であるカヅキにとって、今回の出来事は彼女自身にとっても3年前を清算する機会だった筈なのだけれど、描写されたバックボーンはあまりに少なく当時の彼女に思いを馳せることが難しい。彼女と行動を共にするアイラにしても今回は自分で何かに気付く、という部分に乏しく、告白の言葉にカヅキに言われたものがかぶってしまっているのがもったいなく感じました。
またその告白についても折角の熱演や作画にも関わらず「分かりきっていたことを場違いな場所で伝えている」という感が強く、シチュエーション的なドラマ性には欠けていた印象。朝イチで、職場で、皆の見ている前で。そんな状況でもアイラを告白させるだけの「衝動」がこの30分にはない。2人の幸せを見守る職場の仲間、という図式にしても前回ミチルが2人を応援することがクローズアップされていた分、ありがたみが薄いのが正直なところだったりする。シェリーが涙もろいキャラだったのもどちらかと言えば唐突だし、泣きそうなキャラとしてエルの不在をむしろ感じてしまうんだよなあ。
さて、残りの2,3話でツカサとアイラはどんな時間を過ごすのか。色々な意味で正念場。
関連:
プラスティック・メモリーズ 感想リスト
プラスティック・メモリーズ 第1話「はじめてのパートナー」
プラスティック・メモリーズ 第2話「足を引っ張りたくないので」
プラスティック・メモリーズ 第3話「同棲はじめました」
プラスティック・メモリーズ 第4話「うまく笑えなくて」
プラスティック・メモリーズ 第5話「守りたかった約束」
プラスティック・メモリーズ 第6話「2人で、おかえり」
プラスティック・メモリーズ 第7話「上手なデートの誘い方」
プラスティック・メモリーズ 第8話「知らない花火」
プラスティック・メモリーズ 第9話「祭りの後」

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【言及】
http://blog.livedoor.jp/katsux2/archives/51968769.html
http://guutaranikki.blog4.fc2.com/blog-entry-11777.html
http://blog.livedoor.jp/bobu_mono/archives/44337482.html
http://tiwaha.cocolog-nifty.com/blog/2015/06/bs1160610-7efb.html
http://hienkyaku.blog50.fc2.com/blog-entry-4033.html
http://ylupin.blog57.fc2.com/blog-entry-9406.html
http://nanohana0103.blog.fc2.com/blog-entry-3000.html
http://izan499.blog.fc2.com/blog-entry-1044.html
http://natusola.blog105.fc2.com/blog-entry-3849.html
http://renpounasu.blog.fc2.com/blog-entry-1792.html
http://firstsnow2.blog.fc2.com/blog-entry-1009.html
http://moerukabunushi.blog77.fc2.com/blog-entry-1441.html
http://norarincasa.blog98.fc2.com/blog-entry-4098.html
http://kakioki60.blog129.fc2.com/blog-entry-3106.html
http://animegane1216.blog.fc2.com/blog-entry-2799.html
シドニアの騎士 第九惑星戦役 第9話「任務」
プラスティック・メモリーズ 第10話「もう、パートナーじゃない」

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千秋郷を長道と2人で訪れいい雰囲気になるも、それが祖母ユレの仕込みと知るイザナ。自分のことなどどうでもいいのだろうと激怒するのだが……
2人の夜の先行きは秘密、そしていよいよガウナとの戦いが始まる第9話。聞いてしまった長道とイザナの会話についてつむぎが言葉を濁すことで、正に会話の途中で終了したAパートへの「そこで切るのかよ!」という視聴者の思いを纈に代弁させてしまう手法が面白い。またこれは単に2人の関係についての焦らしではなくて、偵察任務にイザナが任命されたことで「彼女」の安否についてのヤキモキにも繋がっている(こちらは長道とつむぎが視聴者の思いを代弁)わけで、ラブコメからシリアスへ連続性のある転換が行われています。隼風の先端の人工カビの仕様が逃亡した操縦士の神経に触ったり、義手と連動したレーダーによるイザナのガウナ発見劇など、この作品のジャンルなんだっけ?と思うような展開の中で撒かれていた伏線も非常にスムーズに今回の話へ繋がっていた印象。
しかし纈はどうあっても「3番目」から逃れられないんだなあ。今回の長道とイザナに対する反応でも、つむぎの自我の成長を感じさせる相手役に留まっていたし……
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シドニアの騎士 第九惑星戦役 第8話「再会」
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突如としてパートナーを解消するよう言い渡されたツカサとアイラ。指示を下したカヅキの意図するところとは……
ツカサとアイラ、思いの通じ合う第10話。コンスタンスとカヅキが何から何まで言葉で済ませてしまっている点を中心として、時間的な制約が感じられる作劇がもどかしい。特に元パートナーとしてアイラをツカサに「託す」立場であるカヅキにとって、今回の出来事は彼女自身にとっても3年前を清算する機会だった筈なのだけれど、描写されたバックボーンはあまりに少なく当時の彼女に思いを馳せることが難しい。彼女と行動を共にするアイラにしても今回は自分で何かに気付く、という部分に乏しく、告白の言葉にカヅキに言われたものがかぶってしまっているのがもったいなく感じました。
またその告白についても折角の熱演や作画にも関わらず「分かりきっていたことを場違いな場所で伝えている」という感が強く、シチュエーション的なドラマ性には欠けていた印象。朝イチで、職場で、皆の見ている前で。そんな状況でもアイラを告白させるだけの「衝動」がこの30分にはない。2人の幸せを見守る職場の仲間、という図式にしても前回ミチルが2人を応援することがクローズアップされていた分、ありがたみが薄いのが正直なところだったりする。シェリーが涙もろいキャラだったのもどちらかと言えば唐突だし、泣きそうなキャラとしてエルの不在をむしろ感じてしまうんだよなあ。
さて、残りの2,3話でツカサとアイラはどんな時間を過ごすのか。色々な意味で正念場。
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プラスティック・メモリーズ 第2話「足を引っ張りたくないので」
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プラスティック・メモリーズ 第5話「守りたかった約束」
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プラスティック・メモリーズ 第7話「上手なデートの誘い方」
プラスティック・メモリーズ 第8話「知らない花火」
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