漫画感想「僕らはみんな河合荘」7巻
<漫画感想「僕らはみんな河合荘」7巻>

宮原るりの「僕らはみんな河合荘」7巻を読了。胃の痛くなりそうな引きで終わった6巻からの展開の継続ですが、そこで突き落とすようなドロッドロにはならないのがさじ加減を心得ている感じで一安心。結局のところ、前巻から登場した宇佐と律を互いにやきもきさせる存在も、2人の関係を縮めるための存在なわけで。男性キャラ(高橋)の方は役目を終えて撤退、女性キャラ(椎名)の方はまだまだ続投という辺りが読者を苛々させないwww まあ高橋の場合は行動がイケメンであるが故に内面に「出番を終えるための引き出し」 があり、逆に内面が分かりやすい椎名の方は行動に「律を動かすための引き出し」が用意されているのでこの出番の終了/継続の違いは納得ではある。登場人物が段々と増えてはいても、混乱しない程度の出し方に留まっているので読みやすさが全く損なわれていないのも流石。
とは言え、宇佐が段々と攻めるようになったこともあって「いい加減くっつけお前ら」という気分も強くなってきたかな。麻弓さん肉切り包丁と言わずもっとやっちゃってください。
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漫画感想(「僕らはみんな河合荘」7巻)
僕らはみんな河合荘 第1話「たとえば」
僕らはみんな河合荘 第2話「これって」
僕らはみんな河合荘 第3話「どうして」
僕らはみんな河合荘 第4話「とりあえず」
僕らはみんな河合荘 第5話「やっぱり」
僕らはみんな河合荘 第6話「もしかして」
僕らはみんな河合荘 第7話「おすすめの」
僕らはみんな河合荘 第8話「うれしぬ」
僕らはみんな河合荘 第9話「禁断の」
僕らはみんな河合荘 第10話「ほっとけばいいのに」
僕らはみんな河合荘 第11話「友達なんかいないって」
僕らはみんな河合荘 第12話(最終回)「近づきたくて」

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