よく分かんないけど/コメット・ルシファー6話感想
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最近むしょうに煮干しが美味い。
>拍手返信:と〜しきさん
と〜しきさんもファンでしたか!嬉しいな。いいですやねー、せがわまさきの山風もの。バジリスクがきっかけで山田風太郎を知りましたw 色々読んでみても甲賀忍法帖が1番漫画向きだなと思うのですが、十兵衛ものは主人公が実に格好いいですよね。「柳生十兵衛死す」まで漫画で読めるかな。
剣の腕だけなら足手まといになりかねない十人集が打開の鍵、というのが物語を飽きさせません。原作を読んだのが大分前でオチなどかなり頭から抜けているので、新鮮な気持ちで楽しんでいます。
胤舜は格好に度肝を抜かれない読者はいないと思いますw 笑っちゃうんだけど怖さはちゃんとある、というのはさすがだと思います。
コメット・ルシファー 第6話「フラワーボーイ」
©Project Felia/「コメット・ルシファー」製作委員会

成長したフェリアのために「深淵の祭壇」へ向かうことにしたソウゴ達。手違いから途中で、結婚式の行列に迷惑をかけてしまい、フラワーボーイの代役をすることになったのだが……
変わるフェリアと、変わる関係の第6話。旅に出た……のだろうか? 大雑把にすら距離が示されないので、そこに行くことに対するソウゴ達の感覚が掴めない。というかOPから漠然と5人+1匹でバロフ家のエアライダーに乗るとイメージしていたが3人乗りじゃないか、と思いながら1話を見返したらカオンの席の前に蓋のできる操縦席が仕込まれてた。いや、やっぱり1人分席が足りないぞ。というかカオンが御者みたいな位置でソウゴとフェリアが隣り合って座る、という配置がなんとも作為的だ。


今回はカオンの心情の変化が物語の縦糸だったように思うのだけど、多分この子、自分が嫉妬していたことにすらラストのツーショットを見るまで気付いていなかったのですよね。そしてそのことに気付くと同時に、ソウゴの隣にいるのは自分ではないと結論づけてしまう。彼女がいい子であるが故に空回りの感が強い。
「どうしてあんなこと」「よく分かんないけどそうなんだもん」と己の行動について悩み、最後に「なんだ、王子様とお姫様だ」と涙ぐむカオンの行動は全てが自己完結で、誰もその気持を汲みとってあげることがない。その苦しみを丹念に追っているでなし、ソウゴとフェリアの「お似合いぶり」に時間を割いて切なさを出しているでもなし、となればどうしたってドラマは薄味です。とはいえ今回はようやく「普通のツッコミ」を書かせてくれた回だったかな。
関連:
コメット・ルシファー 感想リスト
コメット・ルシファー 第1話「大地と少年」
コメット・ルシファー 第2話「一つ屋根の下で」
コメット・ルシファー 第3話「ガーデン・インディゴ」
コメット・ルシファー 第4話「嵐」
コメット・ルシファー 第5話「重なる魂」

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