そのインナーでは欲情しません/アクティヴレイド2話感想
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すいませんすごく欲情します。
<お知らせ>
告知の通り、すみませんが明日は用事で更新が日数単位で遅れます。週半ばには元通りになる予定。
アクティヴレイド -機動強襲室第八係- 第2話「学園崩壊」
©創通・フィールズ・フライングドッグ/ACTIVERAID PARTNERS


業務開始時間になっても協会さん以外出勤してこないダイハチの面々に憤慨する花咲里。そんな時、山吹室長の妹の陽が通う光貴教育学園がウィルウェアを装着した男に襲撃される事態が発生し……
花咲里初出動、第2話。「法律を守る」「正義を守る」というジャンル的には対立しがちな2要素が分化・転倒して配置されているのが印象的。正義感に燃える花咲里は避難対象のビルを破壊して敵を制圧する、といういかにも「正義を守る」側の行動を取ったわけですが、これは彼女がやろうとしたことではないのですよね。むしろ逆の立場の「法律を守る」側の山吹室長が提案した方法とほとんど同じものです。そんなわけだから兎にも角にも結果を出した花咲里は凹むし、逆にこれでまたおわび行脚しなくてはいけなくなった山吹室長はさっぱりしている。他作品なら普通は逆ですよね、花咲里が結果オーライを主張し山吹室長が激怒しているところです。
正義、言ってみれば自分の信念を守ろうとする花咲里がガチガチで、法律という自意識とは別に規定されているものを守ろうとする山吹室長の方がむしろ破天荒。手法が転倒している一方で、人質の安否を気遣う花咲里と妹が人質であっても私情を押し殺そうとする山吹室長という構図は確かに従来通りのものです。「法律を守ろうとするガチガチタイプが最後に破天荒なことをする」というのはこうしたジャンルの終盤の盛り上がりによく見られる展開ですが、それを拒否するようにも見えるこの作品はどんな風に物語を作っていくのか興味深い。
ただこの転倒は「結果オーライ」を主張する人間を今回は脇役止まりである黒騎に委ねる必要を生んでおり、そのことがストレートな爽快感からはこの2話を引き離してしまっているように感じたのも正直なところ。いや強制パージこそないものの花咲里の変身や着替えはエロかったし、メーカー製PCのプリインストールソフトみたいなポップアップの嵐や、花咲里の最後の不始末に敵ウィルウェアのチェーンソーが絡んでいる所なんかはすごく笑ったんだけどw 存外シンプルな楽しみよりも歯ごたえのあるタイプなのかしらん。1話のページで用語集とかついて事細かに解説されてるし……

それにしてもこのポーズ、「パンツじゃないから恥ずかしくないもん!」というか、心の目で見ると卑猥ですね。素晴らしいですね。
関連:
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アクティヴレイド -機動強襲室第八係- 第1話 「コード No.538」

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