初めて意見が合ったな/ドラゴンボール超27話感想
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久しぶりのネトゲオフ会、ゲームそのものはもうだいぶ前に終了しているのですがこう長く交流が続いているのは本当に嬉しい。新宿うな鐵でうなぎの串焼きを食べたりしましたが、うなぎも焼き鳥よろしく部位によって色々味の様相が変わって面白い、そして美味しい。てけてけでの飲みも楽しかったし、今回来られなかった人も交えてまた集まりたいなあ。
ドラゴンボール超 第27話「地球爆発!? 決着のかめはめ波」
© バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション



ソルベの不意打ちに重症を負った悟空との交代を宣言するベジータ。いくら消耗していても彼ごときに負けるはずがないとたかをくくっていたフリーザだったが……
フリーザは再び楽しい地獄へ、第27話。今回は前回以上に「復活のF」からの変化に乏しい。前回書いたようなレベルの変化は無いと言っていいんじゃないかしらん。せいぜいベジータが悟空をクリリン達の方へ蹴っ飛ばした上にエネルギー弾を弾くのはツンデレしてますねとか、駆け戻った悟飯が感極まってビーデルを抱き上げる様子がどう見てもこの後お楽しみですねって方向に想像してしまうとかそんな程度。
後者は悟飯がピッコロに自分を鍛え直して欲しいと語る展開に繋がっており、ここだけ見れば悟飯が再び一線級に戻るフラグなのかな?と期待したくもなるのですが、既に明らかになっている「破壊神シャンパ編」のキービジュアルに悟飯の姿はないわけで。別の役割を果すための伏線なのかしらん。
もっとも、悟飯自体があまり悟空と並び立つキャラではないのも確かなのですよね。ベジータ来襲時もナメック星でもフリーザ戦でも、悟空と共に戦うというよりは彼が出るまでの時間を単なる引き伸ばしにせずに程よい緊張感を保つ役割を果たしていたのが彼でした。そんな彼が父親を超えるからこそセル編に少年期の終わりが重なっているのが印象的だったわけですが、そうなってしまった彼はもうかつての役割を果すことができず、かといって青年期を迎えて悟空と同じ背丈になった彼が父親と同じ役割を代行できるわけでもなく……と、悟空が肉体を持って復活してしまった以上はもう、悟飯には戦士として立つ居場所は残っていないように思います。ビーデルという魅力的過ぎる嫁の存在だけが救いだ……
話は逸れましたが、映画感想で書いたようにこの「復活のF」編は香車が足元をすくわれるストーリー。ビルスのような上には上がいることではなく、悟空もベジータもそれぞれ油断して地球を破壊されてしまう、という取り返しのつかない事態を通して2人の甘さ、逆に言えば成長の余地が示されたわけで、いわば通過点としての物語だと言えます。映画だとそんなこと言ってもここでひとまず終わっちゃうじゃないか、という不満があったのですが、このドラゴンボール超はその後へと話が展開する続きもの。最後の悟空とベジータの会話を見ていると良くも悪くも「バカは死んでも治らない」という気がしますが、今後の物語で2人が更に見せる成長がどんなものかというのは気になります。次回はいよいよ焼き直しでない、全ての視聴者が初めて見るストーリーへの突入。正念場です。
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