走るわよ/だがしかし4話感想
- CATEGORY: Wisp-Blog
- TAG: アニメ_2016年冬アニメ

さくら棒がそんなに珍しいものだったとは……
>拍手返信:と~しきさん
短編を組み合わせ起承転結を作るための変化が加えられているのは、このアニメを原作と比較した時の見所の1つだと思います。暑さは鼻血の良い言い訳になりましたw
茶碗蒸しは卵1ごとに入れてレンジでチンしたものですが、量の少ないブタメンのスープでも濃口でしたね。見かけた方法では普通のカップ麺の汁で作ってましたが、普段あまり汁を飲まない僕の場合は、本物のカップ麺なら卵2個でも厳しいかもしれません。
だがしかし 第4話「ふがしとふがしと…」
©2016 コトヤマ・小学館/シカダ駄菓子



ココノツが帰宅すると、そこには何故か目隠しをしたほたるが待っていた。利き酒ならぬ利きふがし勝負を挑まれるココノツだが……
これまでと打って変わって、原作4話分ではなく2話分でアニメ1話分を作る変則構成の第4話。今回選ばれた2話の共通点は「ココノツのテンションがおかしい」こと。普段ならツッコミ役を担当するココノツですが、今回は彼もボケ側に回りツッコミは視聴者に委ねられています。ココノツとほたるさん以外のキャラの出番が少ないのもこうした構成ができる一因か。完全にツッコミ不在では話が成り立たないので、一応前半後半とも序盤だけはツッコミが入っていますが。
おかしいテンションの話を作るにはおかしさのギアを常に上げ続ける必要があり、そしてアニメにするには原作の1話分は短すぎるわけで、今回の原作と比較しての見どころはその辺りのアニメオリジナルの盛り上げ方でしょうか。前半では先週のボンタンアメをほうふつさせる投球フォームでの利きふがしやさくら棒の投入、後半ではグリコのひとつぶ300メートルの事細かなツッコミや喫茶エンドウへの到着寸前の幻覚チックなゴールなどが挙げられます。
特に前半のさくら棒は原作未登場の駄菓子を登場させたことやシチュエーションのエロさ、ココノツの勝負へのハマりっぷりなど様々な部分でポイントが高い。静岡出身なのに僕食べたこと無いけど! だってアニメで描かれるようにサイズでかいし! 逆に後半のひとつぶ300メートルについては駄菓子そのものからは離れ気味ということもあり、「変なテンションになってるのは分かるけどちょっとついていけない」になっていた感。この4話は同傾向の話を2つ並べる作りだったので、前半と後半で比較になってしまうのは仕方ないところかしらん。
もっとも、前半は目隠しでアブノーマルプレイっぽいエロス、後半は汗に乳揺れで健康的なエロスになっていたのでほたるさんの魅力はちゃんと差別化できていたわけではある。特に後者は原作で省いていたほたるさんがポニテにする様子をきちんと描いていたのもさりげに加点対象。グリコのおまけで締めるオチの追加も、きちんとお菓子に焦点が戻ってきた感があって好印象でした。
関連:
だがしかし 感想リスト
だがしかし 第1話「うまい棒とポテフと…」
だがしかし 第2話「きなこ棒と生いきビールと…」
だがしかし 第3話「ブタメンとくるくるぼーゼリーと…」
漫画感想(「だがしかし」1巻)
漫画感想(「だがしかし」2~4巻)

にほんブログ村
【言及】
http://natusola.blog105.fc2.com/blog-entry-4590.html
http://kakioki60.blog129.fc2.com/blog-entry-3441.html
http://tiwaha.cocolog-nifty.com/blog/2016/01/tbs12804-ebb4.html
http://seeing04.blog39.fc2.com/blog-entry-5907.html
http://hienkyaku.blog50.fc2.com/blog-entry-4337.html
http://norarincasa.blog98.fc2.com/blog-entry-4676.html
http://kira47.blog58.fc2.com/blog-entry-3783.html
http://gomarz.blog.so-net.ne.jp/2016-02-04-1
http://animegane1216.blog.fc2.com/blog-entry-3553.html