神は願い事なんかしない/ドラゴンボール超29話感想
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今回の主題はサブタイにないようなw
ドラゴンボール超 第29話「格闘試合開催決定! 主将は悟空よりも強いヤツ」
© バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション


地球を賭けた第7宇宙と第6宇宙の試合は5日後と決まった。悟空達はブルマにスーパードラゴンボールを探すレーダーを作ってもらうべく地球へ向かうのだが……
どうも試合だけで話が進むわけではなさそうな第29話。試合会場作りを通してシャンパのビルスとはまた違った自侭さ、ヴァドスの万能さなどを示しつつも「スーパードラゴンボールの重要性」を中心に据えた展開で視聴者に焦点を1つに定めさせない展開が興味深い。
ドラゴンボールでドラゴンボールを探す、という奇妙だけど当然の手法を消化しつつ、それが不可能なのを示すことでドラゴンボールとスーパードラゴンボールの違いを認識させる。更にはスーパードラゴンボールの実物を出すことでそのスーパーぶりを際立たせる。このスーパーぶりを単純に「惑星並みの大きさ」で表現してしまうのが面白いですねー。旧作の予告か何かや本作のサブタイ画面などでもドラゴンボールを実寸よりも大きく見えるように描いていましたが、それを本当にやってしまうというこの発想www ナメック星のドラゴンボールも地球のそれより大きかったのだから、それらを削りだした元であるらしいスーパードラゴンボールがもっと大きいのも頷けます。ブルマ達が集めるとしたらホイポイカプセルでも使うのか……?
で、戦ったら2つの宇宙が壊れちゃうからという理由で参戦に待ったがかかったビルスもそのことで影が薄くなることは無く、善悪を超越した破壊神であるが故に何かを企んでいるかもしれないとブルマに懸念させることで存在意義を保っている。ベジータをパシリにしたりブルマに引っ叩かれて皆に冷や汗かかせたりする辺りも、なんとなく彼の危険性を再認識させるのに一役買っています。
はてさて、試合とスーパードラゴンボール集めを平行して描いていく内容になるのか?それならどんな風に両立させていくことになるのか?ビルスの真意は?安くなったシェンロンに変わって再び表舞台に出てきた「ドラゴンボール」は一体、どんな役割を果たしていくのでしょう。今後の楽しみ方がちょっと変わって見えてきそうな第29話でした。


おかしい、ボールが9つある。
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