僕もサイヤ人です/ドラゴンボール超32話感想
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キューブの中で焼き肉してたが、臭いがつかんのだろうかw
ドラゴンボール超 第32話「試合開始だ! みんなで「名前の無い星」へ!」
© バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション



第6宇宙と第7宇宙、2つの宇宙を舞台にした試合の日がついにやってきた。果たしてモナカや第6宇宙の選手は一体どんな奴らなのか……?
選手出揃う第32話。試合会場への移動方法や第6宇宙の選手など、様々な形でこれまでとの類似や差異を見せて惹きつける流れが印象的。
特に個人的に良かったのは、ウイスの用意したキューブのツッコミ無用な便利グッズぶり。最近のドラゴンボールでもジャコが宇宙船を使ったりはしてますが、破壊神主催の大会に今更ナメック星行きの時のような宇宙船で向かうのも奇妙ですし、悟空やビルスがウイスに連れられた時の方法も大人数相手にやるのは視覚的に無茶がある。じゃあ箱に入れて運んじゃえばいいじゃん?というストレート過ぎる発想www ウイスが運んでるんだから推進機はいらないし、箱の中はあまりに日常的な空間過ぎて「高速移動することでの中への影響ってどうなってるの」とか考えるのが馬鹿らしくなってしまう。これが宇宙船ならそういう疑問も多少考えてしまうわけですが、科学性ゼロだから逆に納得。
一方のモナカや第6宇宙の選手については、これまでの「倒さないと地球が滅んじゃう」というような危機感を持つ必要がない相手であることに原作ドラゴンボール終了後の鳥山明っぽいデザインラインがマッチしていて、それぞれ全員違った雰囲気をまといつつも親しみを感じさせるものが強くなっています。そしてその上で、敵の強さが全く見えないというようにはならないように「別宇宙の近しい存在」が存在感を放っている。
フリーザ似のキャラは台詞こそないもののベジータににこやかに微笑み返して悪いやつではなさそうだし、第6宇宙のサイヤ人であるキャベに至ってはいい子そのもの。単に「別の宇宙のすごい奴」というフィールドを広げてインフレに対応するだけではなく、双子の宇宙という類似性のおかげで第6宇宙のキャラに程よいリアリティが生まれているのです。
それにしても、キャベと話すベジータってすごく嬉しそうだな。地球人として育った悟空と違ってベジータはサイヤ人としての自負が強いですし、王子だから歴史などについてもよく知っている。悟空と並び立つ存在になって会話が増えた事でそれについて「教える」機会は増えましたが、「語り合える」存在はとても久しぶりなのでしょう。見てみたいなあ、ベジータが惑星サダラを訪れるところ……
さて、大会の方はブウがまさかの事前失格、先鋒は悟空と意外な進行。ボタモはかませっぽくも見えますが、はてさて次回は一体どんなバトルになるのでしょう? ちらほらメディアミックスされた漫画版のネタバレ情報を目にしてしまうんですが、どうにかシャットアウトできないかしらん。
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