人相悪くなってる/無彩限のファントム・ワールド8話感想
- CATEGORY: Wisp-Blog
- TAG: アニメ_2016年冬アニメ

オリジナル笑顔(失敗)
無彩限のファントム・ワールド 第8話「猿温泉を突破せよ!」
©秦野宗一郎・京都アニメーション/無彩限の製作委員会


夏にしても随分な暑さに襲われたホセア学院だったが、原因はなんとファントムが校庭に温泉を作ったからだった。授業を再開させるべく、脳機能エラー対策室の面々は退治に臨むのだったが……
温泉回と見せかけて水着回、第8話。うーん、今回はギャグ回だと割り切って見るのがいいのだろうかw 普段なら冒頭の晴彦の語りをヒントに物語を紐解くところだけど、今回晴彦達が温泉にプラスの影響を受けたわけでもないしなあ。坂本龍馬の新婚旅行に触れるのも舞から晴彦へのフラグ成立というよりオチへの微妙な伏線に思えるし、今回の解説は舞台づくりのセッティング以上の役割はなさげに思える。
ただ、考えてみるとこのバカバカしいにも程があるシチュエーションが成立しているのは面白い。迷惑なのは乱暴さではなく温泉による授業妨害、エロ猿ファントムは腕っ節はこれまでで最強なのに女の子相手には舐めて終了、好みはストレートなセクシーさ、と。進行としても、若干の縛りはありつつもファントムの強さは変わらないことでクトゥルーの有能ぶりは違和感なく引き立っているし(なら最初から出せよというのはともかく)、玲奈に始まるお誘い作戦も自然と舞以外では無理だというふるいに繋がっている。極めつけは「残り湯を飲む」だの「女体をキャンパスにする」だの「女の子ペロペロ(というかペロリ)」といった変態シチュを取り込んでいること。特に残り湯はニコ動等のコメントではよく見かける気がするが、アニメで本当にやるのは初めて見たwww エロ猿ファントムの舐め攻撃と言い審査対象外の久瑠美と言い、危なげなネタを取り混ぜつつも粘り気は切ってある。
脚本的なあざとさと裏腹にキャラはあざといつもりはなかった前回に比べると、今回は各キャラはあざといつもりなのに視聴者にはギャグになる、という奇妙に対になった感もある回でした。いや、全体で見ればすごくあざといんだけど。

特に小糸は2話の時はステータスだ希少価値だと書いたのだが、どう見てもバランス型のスケベボディですご馳走様でした。
関連:
無彩限のファントム・ワールド 感想リスト
無彩限のファントム・ワールド 第1話「ファントムの時代」
無彩限のファントム・ワールド 第2話「迷惑UFOをやっつけろ!」
無彩限のファントム・ワールド 第3話「記憶コピペ作戦」
無彩限のファントム・ワールド 第4話「模造家族」
無彩限のファントム・ワールド 第5話「得意能力が使えない!」
無彩限のファントム・ワールド 第6話「久瑠美とぬいぐるみ王国」
無彩限のファントム・ワールド 第7話「シュレーディンガーの猫屋敷」

にほんブログ村
【言及】
http://natusola.blog105.fc2.com/blog-entry-4691.html
http://kouyanoblog.blog61.fc2.com/blog-entry-5967.html
http://guutaranikki.blog4.fc2.com/blog-entry-12788.html
http://tiwaha.cocolog-nifty.com/blog/2016/02/tokyomx22408-15.html
http://kakioki60.blog129.fc2.com/blog-entry-3477.html
http://magi111p04.blog59.fc2.com/blog-entry-2516.html
http://riksblog.fool.jp/public_html/mt5/anime/now/2016/02/pw-8.html
http://animegane1216.blog.fc2.com/blog-entry-3625.html
http://wendykai.blog60.fc2.com/blog-entry-2517.html
http://ai-mugi.blog.eonet.jp/aimugi/2016/02/post-62a9.html
http://kaityou-osusume.seesaa.net/article/434280730.html
http://aiba.livedoor.biz/archives/52315184.html
http://kira47.blog58.fc2.com/blog-entry-3810.html
http://renpounasu.blog.fc2.com/blog-entry-1970.html
http://kakioki60.blog129.fc2.com/blog-entry-3477.html