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俺の手で倒してやる/ドラゴンボール超34話感想


 ますますもって復活のF編のやり直しっぽい。というか、そのためにTV版でピッコロが死んだのか?



ドラゴンボール超 第34話「ピッコロVSフロスト 魔貫光殺砲にすべてをかけろ!」
© バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
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 謎のめまいに襲われ、まさかの敗北を喫してしまった悟空。次に戦うピッコロは、果たしてフロストに勝つことができるのか……?
 変わらぬ本質と因縁、第34話。対戦相手の強さのレベルの違いを利用したフロストへの印象変化の段取りが面白い。
 前回フロストは実力で圧倒的に勝る悟空にボコボコにされることで同情を誘い、それが彼を善人らしく見せることに一役買っていたわけですが、今回は逆に格下のピッコロが相手なのでそういう印象を視聴者に抱かせることはない。むしろジャコやペジータの疑念の後では嫌味にすら見えてきます(残っているのは気迫だけ、等)。
 もっとも今度はフロストがボコる側になってしまうと、正体と言うより雰囲気で前回と逆に彼に嫌悪が向いてしまうわけで。ピッコロを真正面から力負けさせるのではなく、魔貫光殺法で溜めに徹しているからという形で防戦させたのは上手い方法であったと思います。時折懐かしの戦法を織り込んだことで瞬間瞬間に視聴者の目も引いてくれましたし。
 そして、フロストの奥の手が今度は弱者の必死の一撃ではなく、強者が弱者の苦闘をフイにするための一手として放たれることで彼の卑怯さは明白になる。そして、単に悪人でしたというのではなくマッチポンプ地上げ屋というフリーザに似た手法を明らかにするのが、先週までの善人ぶりとのギャップを埋めるのに効果的でした。「やっぱり悪人だった」じゃなく「やっぱりフリーザと同じだった」というのが重要なんです、説得力として。

 こうした具合にフロストのキャラクター像の変化を見ていくと、この善人の仮面にキャベが一役買っているから面白いなあ。フリーザの対であるフロストだけでいきなり「彼は善人なんです」とやるより、サイヤ人というより広い枠の対であるキャベの善人ぶりを見せた上での方がずっと説得力がある。悟空達との接触を経て段々丸くなっていたベジータという先例があるから、第6宇宙のサイヤ人が正義の味方であるのはそれほど違和感はないですし、サイヤ人が善人になっているんだったら……とフロストの虚像への橋渡しにもなっています。そして正体が分かってみれば、善人ばかりというのはやっぱりくどいし、こういう役割分担になっているのもなんだか納得してしまいました。「フロストは善人でも良かったのになあ」と思った人は、見事に脚本家の術中にハマったのだと思います。僕もだけど'`,、('∀`) '`,、

 ただ、強さの格の使い方としてはしっくりくるけれど、ピッコロという名キャラクターの使い方としては心情的にはちょっと残念に感じてしまったのも事実です。なまじフロストに対抗するために知恵や戦術を描写した分、フロストの本性を見抜けなかったという穴が単なる敗北以上に目立ってしまうのですよね。フロストの不正を見抜くのがベジータではなくジャコだったのは悟空とのパワーバランスなどの関係もあるかもしれないのですが、それによって確実にピッコロの株価は下がった。フロスト=フリーザの因縁の相手としてベジータの方が相応しいのは分かるけれど、できればピッコロにちゃんと罠を越えた一矢を報いさせて欲しかったなあ……直近で復活したフリーザに殺されたばっかりなんだし。

 まあ何はともあれ、フロストは本性を表した。あとはどんな因果応報が待っているか、次回を見届けたいと思います。

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