艦これ 2016冬イベント感想

艦これ、2016冬イベント「出撃!礼号作戦」が完了しました。イベント終了から1週間以上過ぎて話題はすき家コラボに移ってますが、今回もてん末を記録していきたいと思います。
<海域別アンカー>
E-1:カンパン湾沖
E-2:オートロ島マーマレード湾沖(丙沖波掘り)
E-2:オートロ島マーマレード湾沖(甲沖波掘り)
E-3:北海道北東沖
E-1:カンパン湾沖
難易度選択:甲

秋イベでグラーフ掘りのために倒されまくった潜水棲姫が再びやってくる海域。今回は連合艦隊ではないので、昼の間に落とさなければ撃墜は不可能……! とは言え他の敵は脆い相手ばかりなので、こちらも対潜中心の装備・編成で臨むことができます。
<編成>
霞改二、飛鷹、伊勢(日向)、五十鈴改二、夕張、大淀

攻撃力だけ見れば4スロ装備できる練習巡洋艦を組み込むのが正解なのだけど、彼女達はできるだけ実戦に出したくない(演習で獲得経験値上昇に利用したい)ので削りには五十鈴改二を投入。装備に比べれば雀の涙の影響力とは言え素の対潜値は高いのだし、練巡より耐久力に優れる利点もある。
対潜装備は4-3でMVPを取らせるため程度の改修しかしていなかったのだけど、特に問題なくS勝利を重ねていくことができました。



ラスダンでは五十鈴を香取に変更して破壊力に特化。ハズレマスにギミックが用意されているかも……という話もありましたが2回の挑戦で無事撃沈することができました。なお、写真だと大淀が落としたっぽいですが実際に潜水棲姫を落としたのは夕張です。大淀は5隻目の駆逐艦を攻撃しようとしている所。
E-2:オートロ島マーマレード湾沖
沖波掘り(丙)

すっかり愛され枠。
<編成>
霞改二、朝霜、清霜、足柄改二、筑摩改二、最上
*航巡枠はルート固定に影響しないので、最終的に最上型4隻を交代させてレベリング

今回唯一のドロップ限定艦、沖波の掘り場として有望視される海域。挑戦を始めたイベント2,3日目の時の艦これデータベースの集計によれば、ドロップ率は甲で4%、乙・丙で1%! レア艦は2%程度がこれまでの相場なので、その半分というのは正直驚きでした。とは言え2、3日ではサンプル数はまだ少ないし、単に集計結果がこなれてないのでは……という考えもあったので、程度100回を目安に丙でリセマラしつつ掘ってみることにする。眼鏡っ娘スキーときて沖波は是が非でも加入させたいし!
ボスの集積地棲姫は陸上拠点型の敵なので三式弾及びWG42が特効。開発できないWG42はイベントで3個は獲得してましたが、攻略情報を見てみると4個も5個も持ってる人も結構いるんですね。ゆーちゃん2隻目の掘りはしなかったからなあ。
代わりに三式弾付き航空巡洋艦を組み込んで火力を確保。瑞雲で道中の制空が取れるので安定度も増す。実際支援も不要で安定した周回が、できたのだが……出ない!もちろん1%は100回やっても出ないのはほとんど当たり前なのだけど、1周あたり7、8分かかることもあって回数を重ねるにも結構な時間を食う。レア艦自体はぽこじゃか出るのもコンプ狙いの身としては余計にもどかしい。
礼号作戦組は特にドロップ率が高く、94回の丙ボスS勝利記録を確認してみると

朝霜×8(!)
清霜×4
この他、記録に残してないボス前でもドロップしているのでもうバーゲンセール状態である。朝霜がこんなに出る海域はもうないんじゃないかなー……牧場用として見ると装備品は優秀なのだが、改にする必要レベルが45と高いのであまり効率的とは言い難い。
イベント開始初週の土日を費やすも沖波は発見できず。写真の編成から朝霜&清霜はレベル86まで上がりました(ノ∀`)
E-2:オートロ島マーマレード湾沖
攻略兼沖波掘り(甲)

帰って欲しければ沖波を出せ。
丙掘り100回では沖波を掘れないだろうと覚悟はしていたのだが、どうも丙は単純にドロップ率が低いのでなく特定編成で出ないようになっている……という情報がツイッター上で流れているのを見つける。
・敵陣形が単横だと出ない
・小鬼が3隻でないと出ない
・最終形態(丙だと2回戦う)はこの限りにあらず
真偽の判断はつかなかったが、リセマラは最終形態が出る前に行っていたので、必要以上に分の悪い賭けをしていたのでは?という疑惑ががが。
E2甲攻略クリア編成。伊勢日向下最短固定ルート。支援不要。陣形は単横→単縦→輪形→複縦→単縦。上の霞ルートより道中も安定するし、ボスばほぼS勝利確定するくらい。沖波、秋月、天城掘りに最適 pic.twitter.com/gKydneCwYO
— いくゆ提督 (@1you9) 2016, 2月 13
幸い、支援不要で甲をクリアできる編成ツイートを見つけたので真似してみる。
<編成>
照月、伊勢、日向、夕立改二、利根改二、瑞鶴改二甲

完全に劣化コピーじゃねーか!特に38cm連装砲改の改修具合に地力の差が出てますね。
まあ、やってみると実際支援も無しで比較的安定して撃破できたので、このまま甲でクリアして掘ってみることにする。



サクッと日向師匠が集積地棲姫を撃沈してクリア、僕っ娘初月をお迎えした後……

出た。
甲でのS勝利6回目にして沖波ドロップ。丙と合わせて通算ちょうど100回目のS勝利でした(ヽ´ω`)
沖波、ポージングなどからは規律重視タイプかと思ったのだけど、実際のところは控え目でそれでいて眼鏡っ娘アピールには事欠かない艦娘。眼鏡っ娘という属性が視覚に留まらない個性を持った娘でした。
E-3:北海道北東沖
第一段階・輸送作戦
難易度選択:乙

沖波を迎えられたので後は最終海域を突破するのみ。ここで報酬を比較すると……
共通:重巡洋艦「ザラ」
甲:勲章x2、Ro.43水偵、甲種勲章
乙:勲章x2、Ro.43水偵
丙:勲章x1
甲と乙の報酬の違いは甲種勲章のみ。じゃあわざわざ毛根に厳しい戦いをすることもないだろうということで乙を選択。
<第一艦隊>
熊野、鈴谷、リベッチオ、漣、雷、電

<第二艦隊>
阿武隈改二、最上、三隈、時雨改二、霞改二、天津風

最初は輸送ゲージ削りから。瑞雲で航空戦、対潜をこなしつつドラム缶で輸送ゲージ削りにも寄与できる航巡は正にこの海域にうってつけ。鈴熊の他、第一艦隊の駆逐艦は現在東京急行(弐)をこなしている面々から1隻をリベッチオに変更したものです。今回はイタリア重巡・ザラを迎えに行くので同じイタリア艦の彼女の出番を作ってあげたかったのですよね。
第二艦隊には先制雷撃で敵を削れる阿武隈を筆頭に、これまた航巡のもがみくま。駆逐艦には安定と信頼の嫁艦時雨ちゃん、大発で輸送ゲージをガンガン減らしてくれる霞改二、耐久力に優れる天津風を選抜。

初回こそ第二艦隊全員中大破して撤退したものの、以後はすっかり安定。というかこの編成だとS勝利1回で輸送ゲージが182減るので、乙難度は3回到着すれば削り終わってくれるという……前哨戦はあっさり終了しました。
第二段階・殲滅作戦

怒りの先制雷撃。
<第一艦隊>
筑摩改二、イタリア、ローマ、長門、陸奥、翔鶴改二甲

<第二艦隊>
阿武隈改二、ビスマルク(drei)、大井改二、北上改二、雪風、時雨

輸送作戦終了後の殲滅戦は水上打撃部隊を編成、イベントボスである重巡棲姫をぶっ叩きにかかる。
これまたザラを迎えに行くのだから、という理由で第一艦隊の戦艦にはイタリアとローマ、難易度的に問題はなさそうなので大和型ではなく長門型をセレクト。
残り2枠には、E-2甲の沖波掘りに使用した利根、瑞鶴と対になる筑摩、翔鶴を配して経験値調整。筑摩には司令部施設を装備させましたが、1度も使わずに済んだなあ……ラスダンでは代わりに熟練艦載機整備員を装備させて火力を底上げしました。
第二艦隊は引き続き阿武隈を旗艦にハイパーズ、夜戦向き戦艦のビス子、そして幸運艦として時雨と並び称された雪風を配置。
なおこの乙難度、単純にボスの耐久力が下がるだけでなく戦術が変わるレベルの変化があります。具体的には空母棲姫が出てこない。空母BBAと忌み嫌わられる彼女が出てこないので制空値を気にする必要がなく、翔鶴に存分に攻撃機を積むことができるのです(新システムの空襲戦がよく分からないこともあり、一応お守りに岩本零戦は載せたけど)
結果、ボス戦であろうが爆撃(航空戦)して砲撃(支援艦)して雷撃(甲標的)してからの砲撃戦となり……


撃ち合いを始める段階でA勝利が決まっていることもw この時は昼戦の内に敵艦隊が全滅しました。




ラスダンも重巡棲姫の先制雷撃、閉幕雷撃を時雨ちゃんが引き付けつつ(ものは言いようとか言うなw)、阿武隈のカットイン、ビス子と大井の連撃できっちり敵艦隊を全滅させてのS勝利となりました。重巡棲姫にトドメを刺したのは阿武隈のカットインでしたが、うっかり決定的瞬間を取り逃してしまったのが残念(´・ω・`)

報酬艦のザラは基本性能こそ低いものの、燃費の良さや重巡ながら水上爆撃機、加えて新カテゴリの水上戦闘機を積めるのがウリ。今後の立ち位置に期待したい艦娘です。

こうして振り返ってみると、今回のMVPは……瑞雲、でしょうか。いや日向師匠に賄賂をもらったわけではありませんw 正確には晴嵐などを含めた水上爆撃機全体ですね。雑魚削りと対潜の両立、空母の使えない海域での制空権確保。水上爆撃機に求められる役割の全てが詰まっていたのが今回のイベントでした。制空値については普通の瑞雲でも熟練度MAXなら十分ということで、艦載機を全滅させられても大して怖くなかったですし。熟練度導入で影が薄くなったと言われる水上爆撃機ですが、きちんと活躍する舞台があれば輝いてくれるのを再認識しました。
他、功労賞は全海域に渡って出撃した霞、得点王は夜戦で必ずカットインして敵に痛撃を浴びせた阿武隈かな。阿武隈はまるゆを集中投入して運を52まで甲斐がありました。
イベント自体については、ドロップ関係の不満をある程度は解消してくれるものだったのかなと思います。先述したようにE-2はボス前・ボスともレア駆逐艦のドロが大量でしたので、今回で図鑑がだいぶ埋まった人は多いのじゃないかと(繰り返すが特に朝霜)。一方でで唯一の新規ドロ艦である沖波のみは丙や乙では出辛い調整がされており、結果として全海域甲で突破するような熟練の提督が1番掘りで報われるようにもなっている。
この難易度によるドロップ率の調整は従来の「目当ての艦娘が出るまで丙でリセマラ」スタイルとは相性が悪く、これで時間を食った提督も多いんじゃないかと思いますが(僕とか)、その辺りの軌道修正が遅れても今回は難易度がそれほど高くはなく、またE-3の甲と乙の報酬は甲種勲章のみしか差がないので甲を断念しても増強できる戦力に差は出ない。出撃ロックがないことも相まって、夏と秋で溜まった不満をガス抜きするにはちょうどよい塩梅だったのではないでしょうか。

さて、告知された次の春イベントは総力戦とのことで。今回加入した艦娘達を含め、艦隊全体の練成にあたっていきたいと思います。今回も全艦娘ドロップ、我が鎮守府のみんな、お疲れ様でした!
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