キラキラだった/無彩限のファントム・ワールド10話感想
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帰宅が遅れたのでどうなるかと思ったけど、感想書きやすい回で良かった。
>拍手返信
おお、艦これを始めるきっかけになれたとは嬉しいです。イベント完遂できたことは難易度に関わらず誇っていいと思いますよ、報酬艦は次に手に入るのがいつになるか分からないですし。
ソナーと爆雷はセットで装備することで相乗効果を発揮し、より高い攻撃力を出せます。対潜で陣形の次に覚えておきたいことですね。
僕のレポートなんかで参考になれたのなら幸いです。春イベントもお互いクリアを目指していきましょう。
無彩限のファントム・ワールド 第10話「小さいルルの大きな夢」
©秦野宗一郎・京都アニメーション/無彩限の製作委員会



うっかりした晴彦に踏んづけられ、怒りの収まらないルル。自分も大きくなれればと思っていたところ、ファントムが現れ……?
夏の思い出、第10話。今回も冒頭のナレーション念頭に置くとポイントが分かりやすい。
晴彦「音、振動、匂いの臨場感!」
ルル「臨場感!」
晴彦「そして一緒に行った人と、夜空で花火を見上げることで得られる一体感!」
ルル「一体感!」
晴彦「こんな非日常感から、いつもなら言えないことも……」
わざわざルルが強調してますが、今回のポイントは「臨場感」と「一体感」。
ルルは魔女のファントムによって人間サイズにしてもらうわけですが、同時に空を飛べるという特性を喪失したり、自分の正体を明かせないという条件を背負います。これらは不自由なことですが、同時にルルに「人間」を体験させるための特性付けともなっています。空を飛べたり正体がファントムだと分かっていたら、他の学生と同じように過ごすことはできませんからね。そうして彼女は、普段のように飛ぼうとして転んだり落ちたり、スポーツをしようとしても上手く体を動かせなかったり、初めての下駄に足を痛めたりする。それは人間と同じ姿になったからこそ味わう「臨場感」です。
同時に彼女は、晴彦と同じ高さで並んで歩いたり、皆と浴衣を来て夏祭りを訪れるというこれまた人間と同じ姿になったからこその体験をします。こちらはもちろんもう1つのポイント「一体感」。
この2つのポイントはルルだけではなく、晴彦達他の面々にも適用されます。今回はルルが主役ということもありますが、舞達がバラバラになることが少ないですよね。基本いつもみんな一緒に描かれるし、行動も同じ方向になる。ルルの嘘の身の上話には皆コロっと騙されるし、ファントム退治で役に立てないのも同様。ファントムの気配に敏感な小糸ですら、ルルの話に感動して飲み物を差し入れる始末w これは晴彦達の「一体感」。
そして、晴彦達はファントム退治の終わりにおいて強烈な「臨場感」を味わいます。それは「ルルが死んでしまう」ということ。誰もが悲しみ、「いないと落ち着く」とまで言っていた晴彦ですら涙を流す。もちろん「臨場感」というのは「本物みたいな感覚」であってあくまで本物ではないので、ルルが死ぬことはないわけですがw
そういう非日常的な経験を経て晴彦は珍しくルルに謝り、2人は素直になる。そうして最後は、元に戻ったルルと皆で花火を見て「一体感」を味わう。今回は、いつにも増してポイントが前面に出た回だったように思います。デザイン的には夏野らむねより普段のルルの方が好みですが、らむねも時折見せる猫みたいな表情や、袖を引っ張った時の女の子な表情などは人間サイズだからこそ映えるかわいさがあって良かったなあ。
関連:
無彩限のファントム・ワールド 感想リスト
無彩限のファントム・ワールド 第1話「ファントムの時代」
無彩限のファントム・ワールド 第2話「迷惑UFOをやっつけろ!」
無彩限のファントム・ワールド 第3話「記憶コピペ作戦」
無彩限のファントム・ワールド 第4話「模造家族」
無彩限のファントム・ワールド 第5話「得意能力が使えない!」
無彩限のファントム・ワールド 第6話「久瑠美とぬいぐるみ王国」
無彩限のファントム・ワールド 第7話「シュレーディンガーの猫屋敷」
無彩限のファントム・ワールド 第8話「猿温泉を突破せよ!」
無彩限のファントム・ワールド 第9話「幕末ファントム異聞」

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