生が1番/マクロスΔ4話感想
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クラゲもライブもそして歌声も、装置がなくとも生が一番。
マクロスΔ 第4話「衝撃 デビューステージ」
©2015 ビックウエスト/マクロスデルタ製作委員会



惑星ランドールでのワクチンライブでデビューが決まったフレイア。美蜘蛛からは自分を満足させられなければクビと宣告されるが……副題の真意、第4話。
今回の華はもちろん、副題「衝撃デビューステージ」が指すのがフレイア以上にウィンダミア王国と空中騎士団なわけですが、1話感想で書いた「バルキリー側のボーダー越え」が今回も踏襲されていて面白い。なにせ空中騎士団が現れて真っ先にやるのが銃撃ではなくワルキューレのステージ・システムへの妨害なのだものw 戦闘に全く寄与しそうにない歌が特効を発見されて……という従来の流れと異なり、ワルキューレは最初から戦術的な運用を前提としているのだからこうもなるよねと思うし、それは歌を重要なアイテムとしているマクロスがシリーズを重ねていく上で必然、たどり着く形でもあると思います。画面というステージの中心に立った方が展開の主導権も握る。非常に分かりやすいw もちろん、敵の歌姫もとい歌王子であるハインツは前面に出てこないのでステージへの立ち方は異なるわけですが。
敵が「誰」なのかを初のバトロイド形態と同時に明らかにするというのは「可変人型ロボット」というバルキリーの特性がよく出ていて面白かったです。手持式ガンポッドを持たないハヤテ達のVF-31と言い、本作のバトロイド形態って「人型ロボット」というより「人」に近いイメージがより出ていますよね。VF-31は銃を手持ちしないことでダンサーとなり、ドラケンIIIは従来より大型化し紋章を正面に出したシールドで騎士となる。デザインはメカメカしいことこの上ないし変形までするのに、人型ロボットにはまだまだ可能性が秘められてるんだな。
設定的にもハインツとキースの兄弟関係、単独行動できるマクロス・エリシオンの左腕部、ウィンダミア人の短命などいろいろ驚きの設定がデビューした今回。次の5話はどんな物語になるのでしょう。
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【言及】
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