お前の歌を聴きながら飛んでると/マクロスΔ5話感想
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上手いことシーンに絡めて曲が使われているので、販促効果抜群で困るwww
マクロスΔ 第5話「月光 ダンシング」
©2015 ビックウエスト/マクロスデルタ製作委員会



正体を明かし、新統合政府へ宣戦布告を行うウィンダミア王国。戦争へと変わる舞台でハヤテやフレイアも契約の更新を問われるが、果たして……? 2人のここにいる理由、第5話。
ジークフリードへがハヤテとフレイアが2人で乗るシーン、今回のダンスのほとんどを担当するガウォークの形状を効果的に活かしているのが面白い。この形態はいわば半人型なわけですが、どこが半分人っぽいかと言えば「足が有るから」だし、どこが半分人っぽくないかと言えば「上半身が無いから」です。一方バルキリーに乗ったフレイアは当然腰から下を動かせず、いわば「下半身無しで」歌って踊っている。上半身だけのフレイアと下半身だけのガウォークを交互に映すことでフレイアとバルキリーがまるで1人の人間を別カメで撮った体に、すなわちある種の人機一体になっているわけですね。色々従来のボーダーラインを越えている本作ですが、まさか人とバルキリーがこんな形で融合してしまうとは思わなかったwww
物語の方も新統合政府側とウィンダミア側のボーダーラインに立つフレイアと、戦うことと空を飛ぶことのボーダーラインに立つハヤテが、自分の願い(銀河に元気を、自由な空をこの手で掴み取る) を中心に据えることでどちらの側に偏るでもなく自分のやることを決めていくのが心地いい。歌&バルキリーvs歌&バルキリーという同質のもの同士を向き合わせる本作だから、安易に片方に寄っちゃいかんのですね。さて、そうするとミラージュは何と何のボーダーラインの間に立っているんだろう。ガチガチの規律キャラかと思ったらその辺りはメッサーに奪われているし、それがボーダーの片方になるのか……?
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