届かねえや/クロムクロ16話感想
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望めども、望めども。
>拍手返信:雪光さん
参考になったなら光栄ですヽ(=´▽`=)ノ
>>今回はカルロスでしたが赤城や茅原含めてサブの男性陣にもしっかりとした役回りが振られていると改めて実感出来ます。
3人組の物語全体での意義はまだ見えませんが、1話1話のテーマについてはよく機能しているなと思います。クロムクロは色々と中身が忍ばされていて楽しいですねー。剣之介の選択にしても、雪姫そのままではなくムエッタという別人(?)にすることで色恋以上の面白さに繋がってますし。
>>しかし剣之介も闇鍋はにわさんもつぶあん派。今回はこしあん派の自分肩身狭いなぁ(笑)
つぶあんはおもちなど、食感が違うものと組み合わさった時に際立つのが好きでして。こしあんのしっとりした統一感も好きなんですけどねー。ああ、そんなこと書いてたら豆大福や温泉まんじゅうが食べたくなってきたw
クロムクロ 第16話「再会は水に流れて」
©クロムクロ製作委員会


美夏のコスプレ撮影に一緒にやってきた由希奈。一方、研究所に残された剣之介とソフィー達は……? ままならぬもの、第16話。今回は印象的なシーンの1つとして、ソフィーが剣之介に「思ったほど自由じゃありませんね、私達」と語るところが挙げられますが、描写としてもそうした不自由が多く見受けられたように思います。
まずもってムエッタ達の着水が不自由。安全のためには早く制動をかけたい、だが怪しまれないためにはできるだけ後にしたい。この描写に始まり、そもそも潜入活動自体が似たような不自由の塊です。
茅原の語る撮影にしても同様で、オートフォーカスがあっても下手にカメラを振ればピントがズレてしまう一方、それを防ぐために三脚で固定すれば動きのある絵ではなくなってしまう。
またGAUSの単座化は戦力の増強に繋がる一方、これまでメインパイロットを務めていた2人が成績を落とすというもどかしい結果ももたらす。好きに操縦できればいいってものじゃない。
更に、由希奈にとって友達とのちょっとした旅行のようでもあったコス撮影も、研究所で起きた事件に関わる「保護」のために中断させられてしまう。学園祭の時のことを思えばありがたいことのはずなのに、それはなんとも寂しい。国連の人は真摯に心配してくれてるのだからワガママも言えないし……
それでも剣之介と由希奈が一緒であれば、そこから得たものの光で不自由に打ち勝つ力を照らすこともできるのですが、今回2人は離れている。喧嘩したわけでもなく2人を別行動させることで、互いの力を弱めているのは上手かったなと思います。ソフィーと剣之介を触れさせるにも由希奈の存在は自然とクッションになっちゃいますしね。
さてさて、ミラーサに刺されたムエッタの運命やいかに。雪姫そっくりの彼女はどこに流されゆくのか。


それにしても大気圏突入スーツ、ヘルメットを外したらまるで忍装束に見えるから面白いな。先週は影で胸元の網デザインを隠してたのか。
関連:
クロムクロ 感想リスト
クロムクロ 第1話「鬼の降る空」
クロムクロ 第2話「黒き骸は目覚めた」
クロムクロ 第3話「城跡に時は還らず」
クロムクロ 第4話「異国の味に己が境遇を知る」
クロムクロ 第5話「学び舎に来た男」
クロムクロ 第6話「神通の川原に舞う」
クロムクロ 第7話「東雲に消ゆ」
クロムクロ 第8話「黒鷲の城」
クロムクロ 第9話「岩屋に鬼が嗤う」
クロムクロ 第10話「不遜な虜」
クロムクロ 第11話「闇に臥したる真」
クロムクロ 第12話「黒部の夏に地獄を見る」
クロムクロ 第13話「祭囃子に呼ばれて」
クロムクロ 第14話「祭に踊る羅刹」
クロムクロ 第15話「追分の果て」

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