自分以外を信じないお前に/ドラゴンボール超66話感想
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イケメンから厨二病患者、神様から矛盾の象徴になり果ては化物。ザマスのビジュアルは多様だなあ。
>拍手返信:雪光さん(きんいろモザイク Pretty Days感想)
パンフによるともえぎ高校の名前は監督が今回、原作の原悠衣に決めてもらったということで、制作陣の意気込みが感じられる内容でしたね。複数の物語をピックアップして1テーマにまとめるのは日常アニメの大切なポイントですが、服装という見栄えのする要素で繋げるのはイベント上映という形を考えても適切だし、違和感なくきんモザの世界を広げてくれる良いものだったと思います。百人一首と言い、こういう風に1本線を通してくれるのって気持ちいいですよねー。
クラス替えのお話は1期最終話でしょうか。2期から見始めた身で結局1期を見てないもので(;´∀`) これはいい加減原作に手を出す時が来たかな、今回の映画を念頭に置いて読んでみたいと思います(ポチ)。 こちらこそ拍手コメありがとうございました。
ドラゴンボール超 第66話「決戦! あきらめない戦士たちの奇跡の力」
© バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション



不死身のはずのザマスだったが、ゴクウブラックとの融合でその体には異変が起き始めていた。悟空とベジットは対抗するためにポタラを使用し……2つを分かつもの、第66話。ザマス&ゴクウブラックとの戦いが決着する今回はいわゆる元気玉展開(そもそも命名元)。未来世界に残った人間の力でどうにかなるレベルなのかというツッコミはさておき、これまでの描写できちんと土台が作ってあったので違和感なく視聴することができました。これまでバトルしては撤退、謎解きを繰り返す中でトランクスは確かに助けもすれば助けられもしてきたわけで。それが視覚的に結実する、というのは映像として納得です。純粋なパワーならザマスを上回るベジットがトドメの一撃を出せず、元気玉の亜種にそれを譲る……というのもブウ編の韻を踏んでいて、展開的にも他者の助けを借りている。
そして展開は韻は踏んでも繰り返しになってはいけない。悟空たちの窮地を救ったトランクスの覚醒は超サイヤ人ブルーとは似て非なるものだったし(これがOKなのは超サイヤ人ロゼで多様性が出たおかげでもある)、皆の力もトランクスは元気玉ではなく剣に集める。鋼で全てできあがった剣ではなく、折れた剣だから力を引き受けられるというのは彼の言葉に通じるところがあり、説得力が増していました。ザマスとベジットがそれぞれ気の剣を使うことで比較対象として機能していた点も含め、トランクスのアイデンティティとしていい仕事してるなあタピオンソード……
これまでの物語がダレることなく描かれていたことが、正に元気玉のように後押ししてくれた決着でした。さてさて、次回で「“未来”トランクス編」も最後のようですがどんなエピローグになるのかな。そしてその次の章はいったいどんな展開が待っているのかしらん。
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