ジョジョの奇妙な冒険　ダイヤモンドは砕けない　アニメ・原作比較感想第37話後編

2016/ 12/ 10 (Sat)

　感想前編では拾えなかった原作との差異をピックアップ。

　吉良が時計を投げ捨てる描写が追加。原作ではいったん吉良の手から消え、「ところで今何時だね？」の時だけ復活していたので適切な整理。そしてバイツァ・ダストが破れた暗示でもある。

＜おもいっきりひっぱたいてやりたいが無理か＞

　前回書いた早人が猫草を知っていることに対する吉良の言及はカットではなく今回に後回しでした。結果的にネタバレしてたぞ僕:y=-( ﾟдﾟ)・∵;; ﾀｰﾝ　暗殺失敗で猫草の出番は1度途切れているので、この方が視聴者の記憶が途切れないで済むのか……

＜この間わずか30秒ほど＞

　タイムカウント表示は原作と若干タイミングは変わりつつも表示時間はぴったり同じ。全ての時間で表示されてるわけではないとは言え、よく合わせるなあ……

＜バイツァ・ダストやぶれたり＞

　早人がバイツァ・ダストの解除を確信する場面は原作では場面転換などはありませんでしたが。アニメでは謎生物や足元で砕け散った時計など非常に分かりやすく。アニメだとこういうのほしくなりますね。

＜セコい行動は省略＞

　原作ではラッシュを受け止めた後でキラークイーンがぬるりとクレイジー・ダイヤモンドに触ろうとしていましたが、アニメ映えしないからかこの動作は省略。

＜まったく露伴先生は＞

　仗助を置いていこうとする露伴の言葉に、康一がため息をつく様子が追加。いかにもな反応www

＜爆弾を作動させられるのは1つずつ＞

　原作では吉良が離れた後に空気弾が爆発していた（億泰を爆弾にする隙がない）が、アニメでは爆発後に離れるように順番変更。スムーズに矛盾が解消されています。

＜自分でも億泰に触れたかどうか…自信がない…＞

　感想前編で触れたすっとぼけ→ゲス顔の差はこんな感じ。わあ殴りたい。

＜こいつとは気が合うんだ＞

　目を醒まさない億泰に対する仗助の反応はより感情的になり、原作と違って涙をこぼすように変更。これまた前編で触れましたが、傷つかない吉良と傷つく仗助がより対照的になっているわけです。

＜行きたくもない「サマーキャンプ」でこうやって距離を計ったっけなあ～～＞

　発射した空気弾の仗助までの距離を測定する吉良の台詞はバッサリ短縮。まあ明らかに時間食いですし。「着弾点火弾は点火タイミングを誤ると一撃必殺にならない」という言及のあった箇所でもあります。

＜天気は変わる＞

　原作では今回のラストに「――雨があがった――」というナレーションがありましたが省略。一言だけで入れにくいとカットされたのか、あるいは次回の冒頭に持ってくるのか？

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