常識が全然通じねえ/ドラゴンボール超79話感想
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狼人間がベジータの息子と同じ声色でやばいこと言ってる!おもしろーい!(フレンズ並感とみせかけて全王様並感)
>拍手返信:雪光さん
>>彼我の戦力差はともかくとして例え相手が破壊神であっても自分のペースを乱すことがないブウを、ある程度制御出来るのはサタンしかいないですもんね。
悟空ではなくサタンの言うことだけを聞く、というのがいいですよね。本当に損得抜きの好意があるし、ブウの無邪気さがサタン相手ならそのまま保持されている。GTやビルス戦などで強大な敵というイメージはだいぶ薄れましたけど、それでも界王神を基準に見るとやっぱりすごい相手なわけで。ブウの戦いは見ていて楽しそうです。
ドラゴンボール超 第79話「全覧試合開幕!魔人ブウ出陣!!」
© バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション



全覧試合の第一試合、ブウ対バジルの勝負が始まった。素早い蹴り技を得意とするバジルの攻撃は次々ブウにヒットするが……?誰のための戦い、第79話。今回は第9宇宙と言う全覧試合の相手を通して世界の広さを感じさせる内容。気の感じられないバジルに対して悟空と悟飯は自分達の常識が通じないと驚きますが、常識が通じないのはそれだけではありません。宇宙が変われば界王神と破壊神の性格も変わる。ドーピングに対する認識も変わる。「トリオ・デ・デンジャーズ」とかネーミングセンスも変わるw 武舞台から落ちたら負けなのは第7宇宙のルール、と大神官が悟空達の意見を切って捨てたように、これまでの常識が他で通用するとは限らないのです。実際、視聴者には周知の事実である魔人ブウの異様なタフネスと再生力も第9宇宙の面々には驚きの対象だったわけですし。というか、武舞台から落ちても負けじゃないとなるとむしろブウが負ける姿がほとんど想像つかんw 直接攻撃が主体のバジルはブウの相手として映えるキャラでした。
ただ一方で宇宙を超えて同じものはあり、以前も書いたように悟空のワクワクと全王のワクワクは重なるし、自分が気分を害するかどうかで強さ(あるいは権力)を発揮する範囲が変わるのは全王とブウで通じるところがある。そしてブウの勝利にサタンとブウ、界王神とビルスが抱き合って喜ぶ姿などはある意味で宇宙の広さを感じました。特に後者は対極的な立場だけど「第7宇宙の存在」とくくっちゃうと結局は同じだものなあ。
さて、こうして強調された差異と同質は、悟飯が「悟空の息子」として濃厚に持っているものでもあります。次回彼はどんな姿を見せてくれるんでしょう。
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