フルメタル・パニック!11話ツイート感想

劇中でMAPPLEとか単語が出てきて懐かしさに吹く。
フルメタル・パニック! 第11話「ベヘモス覚醒」
© 賀東招二・四季童子/ミスリル

フルメタル・パニック! 第10話「ベヘモス覚醒」視聴。テッサとかなめの救出劇からA21の秘密兵器・ベヘモスの起動まで。#フルメタ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年3月11日
前回は自分の世界と相手の世界(価値観や立場や考え)といったものの上下関係について触れるところがあったが、今回はそれぞれの異なる世界を相対化しつつも等しくはならない姿を描いた回だったように思う。#フルメタ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年3月11日
閉じ込められた部屋の中でテッサは自分が戦いの中で馬鹿なことをしたと嘆く一方、かなめは日常の中にも戦いはあると語る。それはかなめのいる日常世界とテッサや宗介のいる戦いの世界の相対化だ。#フルメタ pic.twitter.com/TpeR6TQM95
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年3月11日
その相対化はは決してかなめの一方的な物差しではなく、彼女とテッサが宗介を共に「変な人」と評して合意することで彼女の見方は肯定される。かなめとテッサの世界は確かに重なり合う。#フルメタ pic.twitter.com/vuAeUNR6T3
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年3月11日
だが、恐れを認めながらも反撃の意思を前面に出していたかなめが、死んだ可能性もあった宗介が助けに来ると「心配したんだから!」「怖かったんだから!」と様相を変えると2人の世界はまた少しズレる。#フルメタ pic.twitter.com/bsfivmniAY
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年3月11日
かなめが自分と同様に宗介が好きなのだとテッサが認識する……という意味では2人の世界はむしろより相対化されているが、同じ高さに立つのは並び立つ事とイコールではない。そこから争い(この場合は恋敵)が発生することもある。#フルメタ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年3月11日
これは校庭でどちらを解放すべきだったかという宗介とクルツのやりとりも同様。自分が好きな娘を先にするというクルツの答えは兵士として思考する宗介とは全く別の世界の価値判断のようで、「直感に従うべき」という彼なりの兵士としての判断だったりする。そしてだから相容れない。#フルメタ pic.twitter.com/PGtFPNa6Ao
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年3月11日
「タクマなんて呼ばないでよ、そう呼んでいいのは姉さんだけだ」
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年3月11日
タクマにしても、テッサの事は結構好きだったと言いながらも彼女に名前で呼ばれる事は拒否する。名前で呼ばれることはテッサがセイナ(姉さん)と同じ高さに立ち、彼の中でどちらが大事かという争いを生んでしまうからだ。#フルメタ pic.twitter.com/erkXFngVqf
マオ達の到着に宗介は「遅い、後10分早く」と愚痴るがかなめ達の救出には間に合う。カリーニンやテッサはまだ間に合うと説得を試みるが、セイナやタクマはもう遅いと引き返すのを諦める。間に合う・間に合わないで両者の判断は同じ高さに立つが、それはやはり並び立たず争いになる。#フルメタ pic.twitter.com/oqsFKOknwg
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年3月11日
物語は警察や海保には届かない「ASの世界」に、M9を鷲掴みできる異形の怪物ベヘモスが立ち入るところで一旦終わる。サイズは全く違うがベヘモスもASには違いなく、ならば決着はAS対ASの土俵で着けるしかない。さてさて、次回は再びアーバレストの起動だ。#フルメタ pic.twitter.com/ZNxVS2IIRk
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年3月11日
関連:
フルメタル・パニック! 感想リスト
フルメタル・パニック! 第1話「気になるあいつは軍曹」
フルメタル・パニック! 第2話「守ってあげたい」
フルメタル・パニック! 第3話「ランジェリー・パニック」
フルメタル・パニック! 第4話「キッド・ナップ」
フルメタル・パニック! 第5話「囁かれし者」
フルメタル・パニック! 第6話「STILL ALIVE」
フルメタル・パニック! 第7話「ボーイ・ミーツ・ガール」
フルメタル・パニック! 第8話「パートタイム・ステディ」
フルメタル・パニック! 第9話「あぶないセーフハウス」
フルメタル・パニック! 第10話「ラン・ランニング・ラン」

にほんブログ村