漫画感想「どくろさんが見ている」2巻

桑住あさの「どくろさんが見ている」2巻を読了。ちょっとしたズレも「普通」の中に収まっていく話……と1巻で書きましたが、2巻でもそのラインは同様。どくろさんが周囲に受け入れられていく様子がゆったり描かれています。ナミがひきこもる原因になったどくろさんが、優秀賞取って遠足に行くためとは言え文化祭の出しものに選ばれそうになるとかえらい馴染みっぷりよね。ドクロさんを怖がっていたのが逆に好きになっちゃうこのはの妹・なのですとか、どくろさんが泥棒や悪霊や何か得体の知れないものからナミ達を守る話など、関係性が逆転するような話も多い。個人的には、どくろさんと猫のちくわが留守番して仲良くなる話が独特の間があって和めました。
なんだかんだで奇妙さを受け入れる日常の強靭さ。収録されたカラーイラストもパステル調の色合いが素敵です。
関連:
漫画感想「どくろさんが見ている」1巻

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