漫画感想「武装少女マキャヴェリズム」6巻 

武装少女マキャヴェリズム (6) (角川コミックス・エース)

 原作・黒神遊夜、作画・神崎かるなの「武装少女マキャヴェリズム」6巻を読了。アニメも始まって絶好調、次の7巻はオリジナルBD付限定版が出るぞ!(ダイマ)
 今回は女帝・天羽との決着と次なるステージへの序章……といったものですが、内容として「虚実」が多分に含まれているのが面白いなと思います。自動反撃が使用不能になったという「虚」、月夜がノムラとは友達になれないという「虚」、ノムラや天羽が退学という「虚」などなど。そしてこれら虚はけして悪いものではなく、その奥に暖かなもの、あるいは譲れないものとしての「実」がある。特にひとまずの大ボスである天羽とノムラの決着については、「武」で通じ合って「私」で分かり合うためのプロセスとしてこれ以外の形はありえないものだと感じました。こうなってみると、メインヒロインのはずの輪が現状ではハーレム筆頭レベルに留まってるのは必然なんだろうなと思います。そこから抜け出る時があれば彼女は天羽に匹敵するものを見せねばならず、今はまだその時期ではない。
 そして新たなステージのボスとなりそうな相手・埜々邑早雉(ののむらきぎす)の通称が「フラフラ歩きのノムラ」というのがまた面白い。あだ名だけなら「ノムラ」な彼は、言ってみれば存在自体が主人公ノムラの「虚」なのですからね。実際、劇中でも同一人物と勘違いされてるし。

 遠く離れた場所にいる新たな敵といかにして戦うことになるのか、そうなれば陣容はどのようなものになるのか。できれば無事に視力を失わずに済んだ蕨や、己が誰かという「虚」の中からようやく「実」を見出したさとりの再参戦も期待したいところです。戦うことでコミュニケーションする、ということがお約束や形式ではなくあふれている本作。これからも楽しみに読ませてもらいたいと思います。

関連:
漫画感想(「武装少女マキャヴェリズム」1巻)
漫画感想(「武装少女マキャヴェリズム」2巻)
漫画感想(「武装少女マキャヴェリズム」3巻)
漫画感想(「武装少女マキャヴェリズム」4巻)
漫画感想(「武装少女マキャヴェリズム」5巻)

武装少女マキャヴェリズム 第1話「素晴らしき刃「鬼瓦輪」」
武装少女マキャヴェリズム 第2話「「貞淑寮」騒乱」

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Posted on 2017/04/15 Sat. 14:58 [edit]

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