身に余る力は破滅の元/ナイツ&マジック 2話感想
- CATEGORY: Wisp-Blog
- TAG: アニメ_2017年夏アニメ

興津和幸はこないだまでID-0でナイスガイそのものを演じてたので、ディートリヒのギャップがすごい。楽しいw
ナイツ&マジック 第2話「Hero & Beast」
©天酒之瓢・主婦の友社/ナイツ&マジック製作委員会



魔獣の群れの撃退に成功した学生達。しかしエルはその背後に何かあると察し……
わずか12歳の少年が師団級魔獣を倒したとの報を聞いて、国王は喜ぶよりむしろ「身に余る力は破滅の元」と危ぶみますが、今回の話ではエル以外にも「身に余る力」を見出すことができます。
魔獣べヘモスはシルエットナイトを踏み潰すほどの巨体を誇りますが、それは自力で持ちこたえられるものではなく、強化魔法を自身にかけることで成り立っているもの。べヘモスにとってその大きな体は「身に余る力」です。
エルが拝借したグゥエールもまた、彼の操縦によってシルエットナイト離れした動きを見せますが、その機動に機体を構成する金属は疲労しついていけません。グゥエールにとってエルというナイトランナーは「身に余る力」です。一方でディートリヒやゲパードはシルエットナイトがなければ調子に乗って死んだり逃げたり、あまつさえ奪われこき使われるということもなかったでしょうから、彼らにとってシルエットナイトは「身に余る力」だとも言えます。
エルにとっても、操縦桿に手が届かないことに象徴されるように本来彼の立場ではシルエットナイトの操縦は「身に余ること」です。だがそれを補って「余り」あるほどロボットに乗りたいという欲求は強く、シルエットナイトを奪いに行くという「破滅」に繋がりかねない大博打を打たせたりする。彼には色々な意味で「身の丈にあった」シルエットナイトが必要であり、だから彼は専用機を作ることに情熱を燃やすのです。はてさて、次回はどんな風に物語が組み立てられていくのでしょうか。
しかし高橋李依の歓喜にあふれた声とこれまでにない速度で走るシルエットナイトが合わさって、画面全体の躍動感が素晴らしい。見てるだけでエルの気持ちにシンクロしてしまう。
関連:
ナイツ&マジック 感想リスト
ナイツ&マジック 第1話「Robots & Fantasy」

にほんブログ村
【言及】
http://natusola.blog105.fc2.com/blog-entry-6246.html
http://amaebi1988.blog.fc2.com/blog-entry-2469.html
http://tiwaha.cocolog-nifty.com/blog/2017/07/tokyomx70902-44.html
http://magi111p04.blog59.fc2.com/blog-entry-2997.html
http://guutaranikki.blog4.fc2.com/blog-entry-14353.html
http://katsux2.blog.fc2.com/blog-entry-7464.html
http://kira47.blog58.fc2.com/blog-entry-4455.html
http://84870.blog13.fc2.com/blog-entry-4359.html
http://kouyanoblog.blog61.fc2.com/blog-entry-6000.html
http://sakanouenokumo819.blog46.fc2.com/blog-entry-1266.html
http://ylupin.blog57.fc2.com/blog-entry-10178.html
http://riksblog.fool.jp/public_html/mt5/anime/now/2017/07/kam-2.php