プリンセス・プリンシパル 2話ツイート感想
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初対面という嘘。
プリンセス・プリンシパル 第2話「case1 Dancy Conspiracy」
© Princess Principal Project

プリンセス・プリンシパルの第2話を視聴。副題は「case1 Dancy Conspiracy」。踊るよ踊る、陰謀が踊る、踊ることは回ること。踊る社交会場を舞台に、嘘の演奏たる巨大オルゴールをバックに、嘘が回る。#pripri
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年7月16日
裏切り者を作る為の作戦は裏切り者から奪還する作戦へ、そして両面作戦へ。騙すべき敵は手を結ぶべき味方へ。聖女は悪女へ。裏切り者は更なる裏切り者へ。労りは敵意へ。優雅な社交場は狙撃犯の捜索現場へ。目まぐるしく状況と立場は変化する。それは回ること、踊ることだ。#pripri
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年7月16日
特に秀逸なのは、スパイ組織コントロールすら(アンジェとプリンセスに)騙される側であったという最後の種明かし。人を騙して回らせるためのこの組織ですら、踊り回る存在の対象外ではない。#pripri
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年7月16日
ノルマンディー公はプリンセスをシャーロットと呼ぶ。プリンセスはアンジェをシャーロットと呼ぶ。プリンセスを入れ替えるチェンジリング作戦、失敗に終わったその作戦の内実すら回転の内。#pripri
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年7月16日

前回Cボールは上下を反転させる、つまり嘘の象徴として使われていたが、今回のそれが象徴するところは回転だ。壁歩きを可能にするその小道具は、大地を90度回転させるのだ。同時にそれをプリンセスが隠し受け取る事も、彼女がアンジェとの共謀者へと回転する証になる。#pripri
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年7月16日
映像と物語の両面に回転を満たすことで、嘘は二面性ではなくもっと自在なものであると、作品の魅力をこれでもかと伝えてくれる回であったと思う。前回から更にぐっと面白みの増したお話でした。#pripri
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年7月17日
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プリンセス・プリンシパル 感想リスト
プリンセス・プリンシパル 第1話「case13 Wired Liar」

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