漫画感想「小林さんちのメイドラゴン」2巻

クール教信者の「小林さんちのメイドラゴン」2巻を読了。1巻はアニメ化されなかった話(バレンタイン)がありましたが、2巻は全てアニメ化された内容ですね。最終回で描かれた父との対峙もこの巻収録。
そんなわけですから話の内容そのものは差違こそあれど既視感たっぷりなのですが、読んでいる感覚はアニメとはいささか異なっていて奇妙な感覚を覚えました。なんというか、「急」なのです。コメディの中にしんみりした話が織り込まれているのがアニメの特徴でしたが、原作ではその切り替えにやたらと切れ味がある。小さめのコマが中心の作りの中に突如、過剰なほどにアップにした顔が描かれることがしばしばあり、それが僕の意表を突くのです。「笑って読んでいると突然に錐を差し込まれる」――そんな感じでしょうか。この漫画らしいメリハリの利かせ方を30分の形になだらかに、丸くしたのがアニメなのだろうな、と思います。大筋が同じでも受ける印象は結構変わるものだと、学ばされる経験でした。
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