Hyper→Highspeed→Genius 春秋詩子ルート感想
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<Hyper→Highspeed→Genius 春秋詩子ルート感想>


Hyper→Highspeed→Genius、春秋詩子ルートをクリア。ルート展開は基本的に夢子ルートと同じなのだが、同じ皐月学園ルートであっても、ヒロインが異なることで印象はいくらか異なる。
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年7月23日
詩子は読書家でいつも眠そうな一方で知性は鋭く、明かしていない(翠名を利用しようという)主人公・久司朗の野心にも気付いている素振りを見せる。しかし翠名の友人でありながら主人公を糾弾しようとはせず、むしろ協力的にすら振る舞う。
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年7月23日
夢子が「嘘の付けない娘」なのに対して詩子は「読めない娘」だ。認識から外れるその能力「拒絶観測」と同じく、唇を重ねてすら彼女の本質は朧気で掴めない。
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年7月23日
困惑する久司朗は彼女に渡された一冊の本を読んで、それが自分と詩子のこれまでをなぞった物語である事に気がつく。そこに至って彼は詩子の心を本当に文字通り「読む」のだ。
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年7月23日
彼女が久司朗と同じく今の世界を必ずしも好きではない事、しかしそれを変える意思もなく、故に同じく今の世界に満足せず変えようとした久司朗の強さに惹かれた事。
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年7月23日
本を通して、それからの付き合いを通して、久司朗は詩子の本心を「読んで」いく。詩子ルートはそういうお話なのだと思う。
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年7月23日
ただし、今の世界を「消極的に」否定するに過ぎない詩子と一緒にある久司朗は、火のような力は発揮しない。翠名が望む「現状維持」を、いつかは変わる事を認識しながらも受容する。
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年7月23日
夢子ルートもそうだが、いつかノアが目覚めた時に世界は変わる。その時に久司朗がどうするのか。それはサブヒロインルートでは朧気なままだ。次は皐月学園の本丸たる翠名ルートだが、このあたりは何か触れてくるのかな。
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年7月23日
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