プリンセス・プリンシパル 6話ツイート感想
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壁の向こうに。
プリンセス・プリンシパル 第6話「case18 Rouge Morgue」
© Princess Principal Project

プリンセス・プリンシパルの6話を視聴。正直者達が主体のお話に、Cボールは出ない。不思議も起きない。#pripri
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年8月14日
今回、嘘と正直さは強さと弱さに置き換えて表現される。強いアンジェとちせは錠前を苦もなく突破し、それより弱いドロシーはベアトに家庭の事情を吐露する。「自分をコントロールできない」ドロシーの父ダニーはある種、正直さと弱さの塊だ。#pripri
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年8月14日
「嘘だけはついた事はねえんだ」正直で弱くてそう語っていたダニーは、しかし娘と再会した事で借金取りに屈しない強さを手に入れる――だが先述したように、今回の話では強くなる事は「嘘つきになる」ことだ。#pripri
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年8月14日
心配する娘になんでもないと強がる。納得づくの筈の報酬額を反故にする。金の為だった動機が娘の為になる。嘘は、強さはより大きなそれに屈服させられる。ドロシーが借金取りをのしたように、ガゼルがダニーの言葉を塗り替えて殺したように。#pripri
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年8月14日
強い事(嘘をつける事)が幸せを招いてくれるとは限らないのだ。ちせの父殺しのように、ダニーの弱さあればこそドロシーとベアトが友だちになれたように。ならば現在、最も強い(バレていない)嘘をつくアンジェ達の迎える結末は……?#pripri
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年8月14日
今回の舞台は世間から放っておかれた場所、モルグ(死体公示所)。そこにいる人は「嘘の死」を迎えているようなものだ。実際、ドロシーにとってダニーは生きていようが「もう二度と会うことがない」筈だった。#pripri
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年8月14日
また運ばれてきた死体はその時点では無名であり、言わば誰の死体でもない。身元が分かり初めて「誰が死んだ」のかが認識される。言わばモルグは、嘘の死と真の死を繋げ分別する結節点。#pripri
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年8月14日
ベアトがダニーの声真似をした時、ダニーの死は確認されていない。だから一瞬だけ視聴者の頭を、彼の生存という可能性がよぎる。せめて最後に、死に目に――けれどそれは嘘だ。ベアトの真の歌声を背景に、ダニーの真の死は確認される。#pripri
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年8月14日
「今はこんなに遠く離れても 世界で1番君が大事だって 僕がここにいて歌っているよ」。墓場行きの棚に収められる男が好み、その声真似で始まった歌の甘やかさと残酷さに、どうにも涙のこぼれてしまう回だったのでした。#pripri
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年8月14日
プリプリもう駄目でしょコレ。キャラがかわいいと言うよりいとおしい。
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年8月14日
関連:
プリンセス・プリンシパル 感想リスト
プリンセス・プリンシパル 第1話「case13 Wired Liar」
プリンセス・プリンシパル 第2話「case1 Dancy Conspiracy」
プリンセス・プリンシパル 第3話「case2 Vice Voice」
プリンセス・プリンシパル 第4話「case9 Roaming Pigeons」
プリンセス・プリンシパル 第5話「case7 Bullet Blade's Ballad」

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