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漫画感想「僕らはみんな河合荘」9巻

僕らはみんな河合荘 9巻 (ヤングキングコミックス)

 宮原るりの「僕らはみんな河合荘」9巻を読了。笑える・下ネタ・恥ずかしさで悶絶と電車の中で読めない作品として指折りの本作ですが、とうとう麻弓が死亡宇佐と律の恋が実るという七転八倒な展開を迎えました。そこに至るまでの話でとても律らしいな、と思うのは、彼女が自分の気持ちを分かってもらうのも宇佐の気持ちを分かるのも本の形が絡んでいることです。文体や展開が独特だけど自分が好きな本があって、それを拒絶されて傷つくのが怖い。けど、その本を読んで宇佐がどう感じるか知りたい。自分が宇佐を好きだと気付いてから彼の今までの行動を振り返ると、それが伏線としてばーっと繋がって「彼も自分が好きなんだ」という理解に繋がる(劇中で「小説読み解くみたい」とツッコまれるレベル)。まさしく律は自分という難読本をずっと読んできてもらったし、同時にここに至って宇佐という本を読み解くことができた。宇佐の告白になぜ最初は律がやたら凛々しい顔で答えたのかも、その後で僕らは読み解くことになる。8巻あたりで特に律側の描写の比重が増えていったことがこうした描写に繋がるというのは、必然であり素敵な流れだと思います。宇佐は結局宇佐らしい形で告白したわけだけど、それは律の方も同じなのです。……彼女の好きな本がシロの書いた本(律知らず)というのが恐ろしく本作らしいなとも思いますが。
 しかして物語はこれで終わりではないわけで、僕らはこの先の展開に何を読み解いていくことになるのか。そしてあと何回悶絶することになるのか。続きが楽しみです。

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