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漫画感想「機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST(ダスト)」1巻

機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST (1) (角川コミックス・エース)

 長谷川裕一の「機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST」1巻を読了。舞台はVガンダムより更に後の宇宙世紀169年。(ガイア・ギアとかG-SAVIOURもあるが)誰も見たことのない新たなUCが始まる!というわけでとても自由度が高いのが面白いなと思います。

 宇宙戦国時代と呼ばれるこの時代では高価で維持の難しい新型よりも安価で扱いやすい旧式の方が喜ばれ、主人公機・アンカーはミキシング・ビルドと呼ばれる原型が分からないほど混ぜこぜ……という状態ですが、混ぜこぜなのは機体だけではありません。主人公のアッシュはこれまでのシリーズと異なり社長を務め女も知るそれなりに成熟した男ですが、昔ザンスカールのギロチンにかけられそうになったことで自分の中に2人の子供(っぽい)部分を抱えている。つまり大人と子供が彼の中では混ぜこぜになっている。
 それはヒロインであるレオも同様で、顔立ちも幼く背丈も小さいにも関わらず、劇中で言及されるレベルのグラマラス体型(;゚∀゚)=3ムッハー 前作「ゴースト」のヒロイン・ベルが理性の象徴たるフォントと対象的に感性のニュータイプとして幼くデザインされていただけに、ことさらギャップが際立ちます。貧乳は?って人はまだ顔見せだけどカグヤを愛でたら良い。

 レオは今はまだ無力な少女に過ぎず、しかし暴走したアッシュを睨めば正気に戻すような強い意志の持ち主。一方武装運送(この仕事も「混ぜこぜ」だ)を率い腕利きのパイロットであるアッシュには、先述したトラウマがある。レオは生まれ故郷のコロニーという「世界」を消された過去がある一方、彼女はアッシュのしがみついていた「世界」をばっさりと切って捨てたことでアッシュの信頼を勝ち取る。さて、このごった煮のような「混ぜこぜ」の物語は僕に何を見せてくれるのでしょうか。

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