魔法使いの嫁 1話ツイート感想
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「いつか君が良かったと思えるようにしよう」
魔法使いの嫁 第1話「April showers bring May flowers.」
© ヤマザキコレ/MagGarden まほよめパートナーズ

「魔法使いの嫁」第1話を視聴。原作は2巻までで積んでいるので、本作に触れるのは個人的にはリブート。冒頭、チセは自らをオークションに出す――それは自らを人ではなく「物」として扱う行為、選択を放棄する行為。#TVまほよめ #mahoyome
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年10月7日
オークションでの付加価値となる「スレイ・ベガ」も、彼女個人を指すものではない。その呼称は、「化物」というチセのこれまでの扱いを反転したものでしかない。#TVまほよめ #mahoyome
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年10月7日
だが、世界が変われば価値が変わるのも確かだ。周囲から疎まれてきた彼女には目の飛び出るような高値が付く。妖精は騙してまでチセを自分達の世界へ連れて行こうとする。しかし繰り返しになるが、それはあくまで「物」としての価値に過ぎない。#TVまほよめ #mahoyome
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年10月7日
チセが妖精の誘いの手を振り切るのは、彼女が放棄しようとした選択という行為だ。それは自分を「物」ではなく「人」として扱う事だ。どうしてかって、初めて彼女を人として扱ってくれる存在に出会えたから。#TVまほよめ #mahoyome
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年10月7日
「良かったことなんて1度もない」「1度だけでも、家族だって言ってくれたから」その叫びと告白は対だ。お風呂も食事も寝床も付加物であり、あくまでその「1度」が、彼女を此方に引き止める。向こう岸へと、本当の別世界へと行かせない。#TVまほよめ #mahoyome
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年10月7日
しかしエリアスがチセを引き取ったのは、あくまで彼女が素質を持つ存在だからか?そうではない。彼はチセを嫁という「人と人」の関係の1つの究極の相手にすると言う。そこに彼のどんな思いが隠れているのかは、これから少しずつ明かされていくだろう。#TVまほよめ #mahoyome
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年10月7日
改めて見ると、「普通」になじめない人間が、居場所を求めてやっていくお話なのかなという印象を受けた。迫害されてきたチセはもちろん、本物の魔術師のエリアスもまた「絶滅寸前」「時代遅れ」「人嫌い」と彼もまた「普通」とは離れた存在である事は変わらない。#TVまほよめ #mahoyome
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年10月7日
でも、回想のフェンスの向こうに幻視できる死後の世界や、妖精の世界はチセやエリアスが生きる世界ではないのだ。あくまで彼女と彼が生きていくのは「この世界」。#TVまほよめ #mahoyome
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年10月7日
魔法とまでいかなくとも、私達にも見ていない景色やありようがたくさんある。未だ見ぬ人との出会いも溢れている。それを見せてくれる物語であると嬉しいな、と思った。#TVまほよめ #mahoyome
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年10月7日
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