FC2ブログ
Welcome to my blog

Wisp-Blogは移転しました

ARTICLE PAGE

俺達はおんなじだ/クジラの子らは砂上に歌う 2話感想


 心を失くしたのと似ているようで、それは。



クジラの子らは砂上に歌う 第2話「鯨(ファレナ)の罪人たち」
© 梅田阿比(月刊ミステリーボニータ)/「クジラの子らは砂上に歌う」製作委員会
171017_03.jpg
171017_04.jpg
171017_05.jpg
 オウニと共に、リコスのいた流れ島へ向かったチャクロ。廃墟と化したそこで彼らが見たものは……?
 私達の世界では「飛蝗現象」とは大量発生したバッタが植物を食べ尽くすおぞましい災害を指しますが、本作ではホタル祭りのような美しい出来事であり、何年かに一度しか見られないそれを人々はこぞって見にゆく――言葉は同じでありながら、意味するところは同じではありません。泥クジラが行くのが「砂の海」であって「水の海」ではないように。
 そうして見ていくと、今回のお話では様々な「似て非なるもの」が描かれているように思います。感情を預けていても心がないわけではないリコス。飛蝗現象を見に行く時、まるで家族や恋人のようでも本物のそれではないマソオやクチバ。恋心を抱いていても、サミのチャクロへの甘え方は恋人というより兄妹的。首長と言いつつも政治権限の無いタイシャ。長老の代わりにリコスの話を聞くスオウ……そして泥クジラと同じように砂の海を行く島から現れたのは、平和を望む泥クジラの住人とは異なり人を殺すことに慣れた兵士達。銃声と共にチャクロの前を飛ぶ泥のようで非なるもの――血は、悲劇を感じさせるに十分なものでした。

 ラストで語られたように、これからの記録は公式のそれとは「似て非なるもの」。チャクロの個人的な日記です。そこには一体、何が記されていくのでしょうかね。

クジラの子らは砂上に歌う 感想リスト

クジラの子らは砂上に歌う 第1話「私たちの大事な世界の全てだった」

にほんブログ村 アニメブログ アニメ感想へ
にほんブログ村

【言及】
http://tiwaha.cocolog-nifty.com/blog/2017/10/tokyomx101502-2.html
http://sigerublog.txt-nifty.com/utakata/2017/10/post-0a84.html
http://koisananime.com/now/2017/10/kjsn-2.php
http://amaebi1988.blog.fc2.com/blog-entry-2687.html
http://shirokurousagi.sblo.jp/article/181291878.html
http://puchimaru2.blog.fc2.com/blog-entry-3907.html
http://guutaranikki.blog4.fc2.com/blog-entry-14572.html
http://ylupin.blog57.fc2.com/blog-entry-10319.html
このエントリーをはてなブックマークに追加

0 Comments

Leave a comment

6 Trackbacks

Click to send a trackback(FC2 User)
この記事へのトラックバック
  •  クジラの子らは砂上に歌う TokyoMX(10/15)#02
  • 第二節 鯨(ファレナ)の罪人たち オムニがリコスを連れて流島に上陸する。 そこは誰もいない廃墟だった。 仲間はリコスが葬った。 廃墟の国へリコスが案内する、そこにはヌースのリコスが居た。 リコスとは感情を食べる生物の名前らしい。 感情を食べさせると、感情を失ったアパトイアとなる。 感情は世界を滅ぼす。 オムニが泥クジラを出るためならと手を入れる。 止めるチャクロ、沢山の人の記憶が流れ込んでく...
  • 2017.10.17 (Tue) 23:05 | ぬる~くまったりと
この記事へのトラックバック
  •  クジラの子らは砂上に歌う 第2話 『鯨(ファレナ)の罪人たち』 私が長老会(61歳以上)に入るまであと19年...。
  • 謎だったファレナやアパトイアという言葉の意味。そしてドロクジラを取り巻く環境が徐々に明らかになってきました。 首長のタイシャは42歳!思ったよりも歳だった…それはまだいい。クチバという青年が熱烈にアプローチしていますよね。タイシャに夫や子供はいないんだろうか。ドロクジラの家族制度がハッキリしていませんが、母と子は居ました。 ヌース、魂の形。流島に渡ったチャクロ、リコス、オウニ。...
  • 2017.10.17 (Tue) 23:08 | こいさんの放送中アニメの感想
この記事へのトラックバック
  •  クジラの子らは砂上に歌う 第2話
  • オウニ(CV:梅原裕一郎)は、チャクロ(CV:花江夏樹)とリコス(CV:石見舞菜香)を連れて、リコスを発見した流れ島に行きます。 そこで見たものは、リコスが一人で作った無数のお墓と、人の記憶を吸い取る物体でした。 チャクロはその物体に触れて、たくさんの人の記憶を感じていました。 これは、一体・・・ オウニとチャクロ、リコスは、迎えに来た人たちに捕まって牢に入れられます...
  • 2017.10.18 (Wed) 06:25 | ぷち丸くんの日常日記
この記事へのトラックバック
  •  クジラの子らは砂上に歌う 第2話「鯨(ファレナ)の罪人たち」感想
  • 感情をヌースに喰らわせて兵士になる人々。 そんな世界から来たリコスは泥クジラで何を得るんだろうか。 リコスとばっかりいるチャクロに落ち着かないサミが歩き疲れたと抱っこをねだったり、苗を取ろうと袋に差し込んだ手が彼の手と触れ、赤くなってしまうところは可愛かったですね。 チャクロの方も一緒に赤くなっていたので彼もサミと同じく彼女に気持ちを寄せているのもしれませんが、ラストで...
  • 2017.10.18 (Wed) 10:30 | 二次元美少女の笑顔を守りたい duple
この記事へのトラックバック
この記事へのトラックバック
  •  クジラの子らは砂上に歌う #2
  • リコスのいた廃墟の恐ろしさが描かれたお話でした。 オウニに連れられて、チャクロたちはリコスのいた廃墟のような船へとやって来ました。そこでチャクロたちは、大量の墓標を目撃しました。それはリコスの仲間たちのお墓でした。その大量のお墓は、リコスが作ったものでした。 さらにリコスは、廃墟の奥に隠された人間の感情を食べるものこそが、本当はリコスという名で呼ばれるものだと教えました。それに感...
  • 2017.10.28 (Sat) 20:09 | 日々の記録