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漫画感想「デストロ246」6巻

デストロ246 6 (サンデーGXコミックス)

 高橋慶太郎の「デストロ246」6巻を読了。前回役者たちの顔合わせがされたことで今回はそれぞれの新たな動きがありますが、それらは彼女達が個であって組織ではない事を示すものであったように思います。五角の殺し屋である沙紀は、五角が賞金をつけた翠と藍を仕留めようとする他の殺し屋を「翠達6人がやりあってるのが楽しい」という理由で逆に殺しにかかるし、翠と藍はあくまで透野隆一個人に忠誠を誓っているので彼が遺した会社(のドグサレ連中)はまるきり守ろうとしない。万両組の蓮華も手柄を求めて苺の命令を聞く前に先走る。彼らは曲りなりにどこかに所属する存在でありながら、その行動は必ずしもそこに制約されていないのです。まあ、蓮華は「手柄やポストより、組長である苺と一緒にいる時間がほしい」という結論にたどり着くので組を離脱したりはしないのですが。けれどそれも、彼女が「万両組」ではなく「万両苺」だけを欲しているのだと言えます。

 そして伊万里はこれまでの戦いを通して彼女なりに翠や藍、万両組の3人に愛着を感じるようになっており、彼女達を殺したくないと願い上層部と取引する――それもまた彼女が組織に制約されていない証ですが、一方でその穴埋めにより多くの殺しを要求され、しかも伊万里はその殺しに快感を覚えてしまう。殺し屋をやめたいし行動しているはずなのに殺しが好きに、組織に都合の良い犬になっていくというなんとも矛盾した状況が彼女の前にあります。残すはあと1巻ですが、この危うい均衡はどのような結末を迎えるのかな。

 しかしやっぱり紅雪は妙な魅力がある。噛んでるわけでもないのに「フジャッケンナ!!」ってどういうこっちゃ素敵。

関連:
漫画感想(「デストロ246」1巻)
漫画感想(「デストロ246」2巻)
漫画感想(「デストロ246」3巻)
漫画感想(「デストロ246」4巻)
漫画感想(「デストロ246」5巻)

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