アニメと現実を混同するのは悪いことか――「アニメガタリズ」4話感想

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アニメガタリズ 第4話「ブシツ、ダイバクハツ！」
©DMM.futureworks/JY Animation・咲鐘湖学園アニメ研究部
「アニメガタリ」©アニメガタリ

アニメガタリズ第4話「ブシツ、ダイバクハツ！」を視聴。今回の未乃愛は進行としては脇役だが、その行動は示唆的だ。#ガタリズ

— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年10月30日

未乃愛はアニメ製作委員会の話を聞いて生徒会か影の組織だと解釈したり、アニメのアイドル研究部が実際にあったと勘違いしたりする。他の部員いわく「アニメの見過ぎ」――そう、今回の彼女はアニメ（嘘）と現実の区別がついていない。#ガタリズ

— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年10月30日

だがそれが的外れだったり間違いを起こす訳ではない。この学園の生徒会（≒製作委員会）は何やら謎の上層組織を持っていたし、バラバラだったアイドルがまとまっていく姿は未乃愛達アニメ研究部の指針となる。#ガタリズ

— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年10月30日

前回、塊は大切な事はアニメから学んだと語ったが、今回はその延長だ。全てが全て嘘と思うなら、どうして僕達はアニメに感銘を受けるだろうか。勇気をもらうだろうか。#ガタリズ

— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年10月30日

中野はアニメの中のアイドル達のダンスに汗の匂いや息遣いすら感じる。嘘の中に本物を感じるからこそ、僕達はアニメを見て心を震わされる。それは嘘を現実と混同していると言うことだ。幸せな騙され方をしているという事だ。#ガタリズ

— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年10月30日

そういう時、嘘は本物の源になる。演劇部の衣装だって、本当に使われていたものではないという点では「嘘」だ。でも、着ることで彼らはステージの上では本物になることができる。それは衣装だけじゃない。立場も肩書もそう。#ガタリズ

— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年10月30日

名義だけ=嘘の部長だった絵里香は、今回の出来事を通して本物の部長になった。今ではギリギリのプリフェアコスを初めて着た時期がどんどんさかのぼっていくのは、彼女の根底に迫っていてとても良かったと思う。#ガタリズ

— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年10月30日

お嬢様属性持ちという1番「嘘臭い」存在だった有栖も今回はセバスを封印し、自分の力で皆を手助けする。彼女もまた、本物になっていく。学園もの路線を継承しつつ、生徒会のバックをチラつかせてこのまま行かない気配も感じさせる回でした。次回も楽しみ。#ガタリズ

— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年10月30日

さて、ついでに今回も私的なアニメ語りをさせてもらうなら、僕が円盤を買う時は「保護欲」も結構関わってたりする。「面白いのに円盤は売れなそうだ。僕が金払うレベルの評価をしてやらなきゃ誰が評価するのだ」というw　セイレンとか武リズムとか。面白いんだよみんな買えよちくしょう。#ガタリズ

— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年10月30日

とは言え、大したスペースもない僕の部屋ではそろそろ収納の問題でも円盤は買いづらくなってきた。データ形式のものでもっと金銭的に製作者に報いられないかなあ……#ガタリズ

— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年10月30日

＜おまけ＞

しかし美子さん、そのポーズはちょっとあざと過ぎではなかろうか。絵里香が未乃愛と有栖をハグしてる時、遠目にちょっと羨ましそうだったのもかわいかった。#ガタリズ pic.twitter.com/g6xnVvJjhw

— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年10月30日

「オノ！」「トキ！」の掛け声で視聴してなくても元ネタは分かったが、調べてみるとむしろ元ネタがどうなのよこれはwww#ガタリズ pic.twitter.com/stagxhgc3b

— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年10月30日

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アニメガタリズ 感想リスト

アニメガタリズ 第1話「ミノア、アニメルーキー！」
アニメガタリズ 第2話「ツドエ、アニメガタリズ」
アニメガタリズ 第3話「エリカ、レイヤー×レイヤー」


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【言及】
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