リスクを超えたその先に――「ドラゴンボール超」115話感想
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今後ポタラ合体を語るのが楽になるなw
ドラゴンボール超 第115話「悟空VSケフラ!超サイヤ人ブルー敗れる!?」
© バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション



カリフラとケールがポタラによって合体・誕生した新たなる戦士ケフラ。体力の回復しきっていない悟空だが、ケフラの力の前に超サイヤ人ブルーと界王拳を使用せざるを得ず……? サイヤ人同士の戦いは新たなるドリームマッチを迎えたわけですが、今回は何事にもリスクがあるという事が強調されていたように思います。
軽く物議を醸すポタラ合体(「ポタる」とか気軽な言い回しするなあw)ですが、ビルスは当初は反則にされるリスクを恐れて自分達の側でもやろうとはしません。またOKとなった後でもポタるには2人がイヤリングを身につける必要があるため、手間取れば第2宇宙のように装着中に攻撃を受けることになる。この描写は必ずしもポタラに限った事ではなく、怪我をした女性である18号の顔を「戦場で情けなど禁物」と殴ろうとしたカトペスラは自分の言葉を跳ね返されるように容赦なくボディブローを17号にくらい、腕を伸ばしてピッコロを捉えた第6宇宙のナメック星人・ピリナは逆に悟飯に腕を切断されることになる(ナメック星人なので再生できるが、体力の消耗を伴うのもまたリスク)。そしてもちろん、今回の主体である悟空とケフラについても両方がリスクを背負っています。悟空は体力の回復しきっていない状態で超サイヤ人ブルー+界王拳を使うことで体に大きな負担をかけるし、ケフラは体力や制限時間に問題はなくとも、負ければ2人分の敗北になるというリスクがこの力の大会ではある。
超サイヤ人ブルーと合体戦士の対決は、悟空がなまじケフラの技を見切ったばかりにそれを目くらましに使った攻撃を見抜けない……というリスク>リターンによって決着がつきますが、同時にケフラもまた大きなリスクを見逃していたことで悟空を場外へ落とすことができません。彼女が見落としていたのは、自身がこれまでの戦いで存分に恩恵を受けていた「サイヤ人は戦えば戦うほど強くなる」ということ。ぶつかることで力を引き出されていたのは彼女だけではなく悟空も同様で、それが身勝手の極意の再発動へと繋がるのです。
さて、悟空は今度はこの力をしっかり自分のものとできるのか。次回の対決が楽しみです。

しかし力の大会真っ只中に氷川きよしを出すってどういうこと?雰囲気壊れない?と思ったらまさかの事前予告という手法。スタッフめリスクを乗り越えやがった(拍手)
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