注意深く人と己を見よ、アニメを見るように――「アニメガタリズ」6話感想
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きれいな顔してるだろ。ウソみたいだろ。誘ってないんだぜ。それで。
アニメガタリズ 第6話「カイカイ、ラブクライマックス」
©DMM.futureworks/JY Animation・咲鐘湖学園アニメ研究部
「アニメガタリ」©アニメガタリ

アニメガタリズ第6話「カイカイ、ラブクライマックス」を視聴。中野は「2次元と3次元の壁を壊すこと」を目標として語るが、6話は内容としてもそんな印象。2次元化された3次元を再び3次元上で見に行く聖地巡礼はぴったりの舞台。#ガタリズ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年11月13日
アニメを見る時、視聴者の目は自然と注意深くなる。どこかに今後の伏線がないか、前面には出ていない感情の描写がないか――サインがないかと探すことは、アニメを見るのに慣れてきた1つの証拠だ。#ガタリズ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年11月13日
今回は作中においても、未乃愛と塊(と美子)がサインに惑わされる。些細な事で自分は合宿を滅茶苦茶にしてしまったり人を怒らせたと落ち込んだり、些細な行動を自分への好意の証ではないかとドギマギしたり、同性愛を期待したり……#ガタリズ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年11月13日
結果的には勘違いだったけど、そういう勘違いができたのはアニメを見るのに慣れていくようにアニ研の仲間を見るのに慣れてきた証拠だろう。表面にあるものをそのまま受け取らず、観察していこうという関心の対象になったのだ。#ガタリズ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年11月13日
それは未乃愛の様子のおかしさを有栖達が見て取り、そしてその相談を中野が「ミノアガタリ」と評した事にも象徴される。まるでアニメを語るように未乃愛を語って、有栖達は取るべき行動を探る。#ガタリズ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年11月13日
悩みの森に迷い込んだ未乃愛もまた、中野の助言を受けて今度は有栖達のサインを見逃さない。「ほら、僕が嘘をついてない事は皆の顔を見れば分かる」。そうして、未乃愛は今の自分を受け入れ取り戻す。#ガタリズ pic.twitter.com/cy13cIHQAo
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年11月13日
アニメを見るように人を見て、彼女達は関係を深めていく。2次元と3次元の壁を壊していくのだ。……2次元BLにしか興味がなかった美子が3次元BLに目覚めたみたいに。#ガタリズ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年11月13日
今回、展開そのものに無茶苦茶な驚きはない。それは内容にサインが満ち溢れているからだ。アキバのショップでのやりとりで塊と美子の接点はあったし、彼女がBLに関心があるのは3話でうっすら描かれていた。#ガタリズ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年11月13日
宿がボロ宿なのも部費騒動から必然、五門先生も捜索してるのだから後ろからライトを当てる要因としては納得だし、世場須の強烈なライトもヘリを呼ぶのに正にビームの如く放っているだからああも隠せるのも納得。#ガタリズ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年11月13日
謎の光をネタの1つにしつつも物語には謎がない。そんな回でした。カイカイ、ドンマイ。#ガタリズ
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年11月13日
隠した手の隙間からしっかり覗く美子。これはドスケベですわ間違いない。#ガタリズ pic.twitter.com/xWM0aaUK2R
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年11月13日
あと妄想で戦ってる時の美子、剣を交わす度にハートマークが散ってて楽しい。カイカイ先輩完全に落ちてますね。#ガタリズ pic.twitter.com/dCxihe2FDk
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年11月13日
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