知らないのか、知ろうとしないのか――「フリクリ」4話感想

「教えたとおりにやれば大丈夫」と背中は押されたけれど。
フリクリ 第4話「フリキリ」
©1999 I.G/GAINAX/KGI
「フリクリ」第4話「フリキリ」を視聴。世の中、知らない内に物事が動いている。#フリクリ pic.twitter.com/f3dxqi7qCw
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2017年11月25日
話数も後半に入った今回、ナオ太は様々な変化を目にする。知らない内にハル子が隣町の野球チームの助っ人になっていたり、親父とエロい関係になってるようだったり、マミ美にはカンチの方を優先されたり。#フリクリ pic.twitter.com/cDfYzmRDjk
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「先に会ったのはタッくんだよ」という特別はいつの間にか消え失せている一方、バカ大人と認識していたハル子に対していつの間にか(寝取ったと認識した)父へ嫉妬するくらいの愛着は持つようになっていて、周囲もナオ太も初期とは変わっている。#フリクリ pic.twitter.com/ofZN7SmDme
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けれどナオ太は試合でもそれ以外でもボールにバットを振れない。その間にもボールはばっしんばっしんミットに吸い込まれて時間は進むし、本当に振りたい相手(ハル子を奪った父)に振れなかったバットは結果的に別の物を弾き飛ばして父を死なせてしまう。#フリクリ pic.twitter.com/0ryi7U2JGM
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そして、事態は更に知らない内に進んでいるし進んでいた。夜空のフラフラしている星は落下する人工衛星爆弾だったし、ナオ太が死なせた父は実はロボットで本物の父はとっくに死んでいた(何かお湯に漬けたら生き返ったけど)。#フリクリ pic.twitter.com/9YDRht1hvL
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1話で父もハル子に轢かれたというの1話の話は彼がナオ太と同じように頭を利用されたという事だったし、冒頭の草野球でのハル子の場外ホームラン連発は人工衛星爆弾を攻撃するためのものだった。#フリクリ pic.twitter.com/fhgHg8uyXj
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世の中は知らない内に動いている。だがそれは知ることができなかったものだろうか、それとも知ろうとしなかっただけだろうか。#フリクリ pic.twitter.com/IASf8hSvLm
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人工衛星爆弾というボールを宇宙に打ち返す事で事態は解決し、ナオ太は「気がついたらバットを振っていた」と回想しその感触に震える。だがそれは、ハル子の言う「教えた通り」だろうか。#フリクリ pic.twitter.com/NiVZPXAYi8
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ハル子は言った。「真のスラッガーは現実のボールを打つ前に、まず心の中でアーチを放っている」と。けれどナオ太は気付いたら振っていたのだ。じゃあ、その感触の本当の持ち主は――? しかし海苔の眉毛ってなんなのよ。#フリクリ pic.twitter.com/erXgiSZHze
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関連:
フリクリ 感想リスト
フリクリ 第1話「フリクリ」
フリクリ 第2話「ファイスタ」
フリクリ 第3話「マルラバ」

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