あなたの修理道具は――「ハクメイとミコチ」3話感想
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飯テロなんでぜひコラボメニューをですね
ハクメイとミコチ 第3話「星空とポンカン と 仕事の日」
©樫木祐人・KADOKAWA刊/ハクメイとミコチ製作委員会

「ハクメイとミコチ」3話を視聴。物心両面、修理のお話。今回はアバンで家が爆発するという色んな意味で「ぶち壊し」な状況から始まるのだが、ハクメイとミコチは壊れた家にあったものには存外に未練を見せない。#hakumiko
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年1月27日
すぐ直してくれる当てがあるからでもあろうが、ハクメイはそもそも野宿に慣れているし、ミコチにしてみれば屋根がない事キッチンがない事が何より辛い。だもので、ミコチに対してはそれらの不満を解消する=修理してあげる必要がある。#hakumiko
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年1月27日
ミコチがありもので得意な料理を作るが如く、ハクメイはそこらにあるものを様々に調達してテントやかまど、キッチンを作り上げる。星空も屋根にしてしまう。かくてミコチはいつも以上に張り切って料理してしまう位、その心を修理してもらう。#hakumiko
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年1月27日
ありものを使って、という姿勢はセンによる修理の結果にも表れていて、新たな家は木の洞や根に囲まれた空洞といった元よりそこにあったものを利用したものだ。こういう風に三者三様で共通しているのはとても心地良い。#hakumiko
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年1月27日
後半も修理のお話であり、腕利きの修理屋であるハクメイは親方のイワシも驚く位に手際よく風車小屋を修理してしまう。が、その後に自分が崩れた足場が壊れてイワシに助けてもらう事に。そこで壊れたのは足場以上に、ハクメイの修理屋としての自負、心といったもの。#hakumiko
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年1月27日
ミコチは事情も聞かず、そんなハクメイの心を「修理」してあげる。とにかく心の涙をタオルで拭いて、お風呂で芯から身体を温めて。前半の最後の一失だったポンカンというありものも、ここではハクメイを温める修理道具になる。#hakumiko
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年1月27日
切れた鼻緒は余り布=これまたありもので修理される。「もう大丈夫」というハクメイの答えは、同時に自分の心の状態についての語りでもあるだろう。2人が住む新たな家が、外に対して2つ灯りを持っているラストも温かみがありました。#hakumiko
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年1月27日
今回はハクメイの仕事が初めて描かれたわけだけど、その敏腕のスムーズな描写はもちろん、仕事着のツナギが茶色というのがとても良かった。イワシの毛皮と同系統の色なので、仲間というイメージがすごく分かりやすいのだ。#hakumiko pic.twitter.com/87XgdDfaNs
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年1月27日
関連:
ハクメイとミコチ 感想リスト
ハクメイとミコチ 第1話「きのうの茜 と 舟歌の市場」
ハクメイとミコチ 第2話「ふたりの歌姫 と ガラスの灯 と 一服の珈琲」

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