偽物は新たなるステージへ――「ガンダムビルドダイバーズ」プロローグ感想
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Gレコの機体も参戦とな。
ガンダムビルドダイバーズ プロローグ
© 創通・サンライズ・テレビ東京
2/2に発表された「ガンダムビルドダイバーズ」プロローグを視聴、前情報を仕入れずPVくらいのつもりで見たら約14分の長尺でびっくり。そして、このプロローグでは「偽物」あるいは「嘘」である事が重視されているように感じました。
冒頭から始まるバトルは1対1や3対3ではなく10対10のチーム戦。一見すると、ビルドファイターズやトライからそのまま登場キャラを増やしたかのような印象を受けます。ファイターの衣装が芝居がかっているのもプロスポーツ的なものかな?と。ですがその印象は、ロンメルがイタチか何かのような外見をしている事で困惑に変わる――え、何これ?
バトルの推移にしても、ルーキーポジションで主人公かな?と思えるカルナは先走って危険に陥ったのを気付いてたと嘘をつき、智将ロンメルは2機で3機を装う(嘘をつく)事でキョウヤの撃破を試みます。そしてキョウヤとロンメルは自分が主人公だと言わんばかりにガンプラバトルへの愛を歌い上げ、バトルは最高潮に達するわけですが――フラッグ機がロンメルではなかった事(嘘)によって直接の決着は付きません。本作のポイントは2人の決着ではなく、別のところにある。だからこそそこでカメラは切り替わり、本当の主役であるリクへと被写体を変えるのです。そして、ロンメルを始めとした亜人達はネットゲーム上のダイバー(アバター)であり、すなわちその姿が「偽物」であることも明らかになる。本作がネットワークゲームを舞台にしていてどのように旧作と異なるのか、それがこのプロローグでははっきり示されていました。
さて、放送開始はまさかの春から。セイ達のものとはガラリと変わったこの世界をどのように見せてくれるのか、楽しみに待ちたいと思います。パンドーラにフルメタと、春はロボットアニメが豊富ですね。
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