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嘘は破れる――「竹刀短し恋せよ乙女」2巻感想

竹刀短し恋せよ乙女(2) (角川コミックス・エース)

 原作・黒神遊夜、漫画・神崎かるなの「竹刀短し恋せよ乙女」2巻を読了。
 北川を探しに向かう龍之介は桜に心配するなと微笑みかけますが、それは嘘だと見抜かれ桜に猛烈に嫌な予感を残します。今回はそのように、「嘘が破れる」ことが描かれていたように感じました。

 虎春に挑む北川は、超長竹刀の間合いを測らせない構えは既にエマに見せてしまったので使えない、と正眼に構えますが、虎春からはその正眼こそが隠したかったものであることを看破されます。それすなわち、嘘。
 またその正眼から繰り出す足運びはまるで雲耀【疾風】のように錯覚されるわけですが、それは長竹刀の遠心力を利用して退きの1歩を擬似的に雲耀【疾風】の域に至らせているに過ぎない。これも嘘。
 そしてトドメとして北川は、自身の憎悪は虎春ではなく己にこそ向けられていることを指摘されます。本当に許せなかったのは、かつて龍之介に向けられていた信頼を受ける価値が無いと感じるようになってしまった自分自身。これも嘘。そしてそんな北川の嘘を、虎春のもう1つの、しかし本物の雲耀である【迅雷】は打ち砕く。

 嘘を持っているのは様々に詐術的な戦い方をし、ドーピングで身体能力を増強している祥乃も同様ですが――果して桜は、その嘘を打ち破れるのか。決着まであと1巻。

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