身近なものから驚きを――「ハクメイとミコチ」7話感想
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昔の写真をコンジュが見たらどういう反応をするのだろうかw
ハクメイとミコチ 第7話「樹上の梯子 と 都会的な生活 と 笑顔の写真」
©樫木祐人・KADOKAWA刊/ハクメイとミコチ製作委員会

「ハクメイとミコチ」7話を視聴。身近なものに、普段は気付かぬ良さ。3編からなる今回のお話だけれども、共通点として「身近なものからの発見」が挙げられるのではないかと思う。全貌を知らない家、イケてない既設家具の良さ、写真で見る身近な人の姿など。#hakumiko
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年2月24日
アップダウンとして真ん中のコハル編では都会的な(背伸びした)品を求める彼女が痛い目に合い、結局元の部屋に戻す。けれどそれは身の程をわきまえろという話ではない。身の丈に合わないなら合わせてしまえ、と客船用の椅子は文字通り丈を短くしてコハルに使えるものに変身する。#hakumiko
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年2月24日
最初のハクメイとミコチの自宅探訪、天辺での乾杯も樹上をちょっと遠出したことで生まれたものなのだし、コハルが田舎に帰ることにはならないのと同様、そういう背伸びもけして否定されているものではないのだと思う。#hakumiko
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年2月24日
そして最後のゲスト・ミミの話は、ハクメイとミコチが上述した身近な被写体の新たな姿を発見するお話であると同時に、ミミ自身が写真という自分の身近なものに対して発見するお話でもある(ミミも写真経由でハクメイからキャラバンの長老という被写体を再発見するが)。#hakumiko
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年2月24日
「カメラ目線NO」「記念写真の類は撮らない」そういう流儀があってミミの写真はとても素敵なものになっているけれど、いつもそれにこだわらなくてもいい。カメラという不自然なものが向けられているなら、被写体の態度が不自然になるのがそれはそれで自然でもある。#hakumiko
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年2月24日
自分だけ映すのではなく、気心の知れた相手と一緒に映す記念写真は素敵な笑顔になる。焼き増しして送りたい相手のいる写真もある。そういう1枚があったのは、ミミにとって大きな収穫だったのではないかと思う。#hakumiko
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年2月24日
あとミコチにとってハクメイも「いつのまにか増える住人」であると指摘が入るのも良かった。結局他の住人を立ち退かせないのも含めて、ミコチがそういうのものを嫌いではないという再発見でもあるのだろうから。風にふたひらの葉が舞う様子がとても美しかった。#hakumiko
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年2月24日
全然別の話でゲストを2人迎えながら、どちらがどちらを食ってしまうでもなくまとまる良い塩梅の回でした。コハル役はどういうディレクションしたんだろう……w 今週もホッとしました。#hakumiko
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年2月24日
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ハクメイとミコチ 感想リスト
ハクメイとミコチ 第1話「きのうの茜 と 舟歌の市場」
ハクメイとミコチ 第2話「ふたりの歌姫 と ガラスの灯 と 一服の珈琲」
ハクメイとミコチ 第3話「星空とポンカン と 仕事の日」
ハクメイとミコチ 第4話「仕事の日2 と ミミズクと昔話」
ハクメイとミコチ 第5話「組合の現場 と 大岩と飼い石」
ハクメイとミコチ 第6話「卵の美容師 と 休みの日」

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【言及】
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