意味するものは変わってゆく――「魔法使いの嫁」20話感想
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魔法使いの嫁 第20話「You can't make an omelet without breaking a few eggs.」
© ヤマザキコレ/MagGarden まほよめパートナーズ

「魔法使いの嫁」20話を視聴。レンフレッドは生物は望むと望まないに関わらず変わると言った。こんな事態を想定したわけではないだろうが、その言葉はチセの左腕の異形化という形で証明される。意味する所が変わって、真となる。#TVまほよめ #mahoyome
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年2月24日
強い力は呪いに「変わる」。異臭を放つ人間離れした左腕を、チセはおぞましく思わない。それは自分が自分じゃない誰かの事を考えられた証明なのだと好ましくすら受け止める。それは呪いと祝福が反転し変化しあえる1つの例なのだろう。#TVまほよめ #mahoyome
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年2月24日
自己犠牲によって居場所を作るというエリアスの推測は、一面的だが全くの的外れでもないように思う。己が傷つくのを厭わぬ事で喜びを勝ち取るのは、呪いを祝福に変えるのと必ずしも噛み合わない事ではない。#TVまほよめ #mahoyome
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年2月24日
チセが死にたくないと願うように変わったように、エリアスもまた彼女の生存を最優先したいと考えるように変わる。あんなに彼女を独占したがっていたのに、魔女の集会へと出る事を彼の方から認める。#TVまほよめ #mahoyome
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年2月24日
変化は新たな何かとの関係を繋ぐ。チセを魔女へと誘うマリエルとの関係だけでなく、生きたいのに死にそうなチセのありようは死にたいのに生きるカルタフィルスの鏡としても繋がる。エリアスの変化も、果たして?#TVまほよめ #mahoyome
— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年2月24日
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魔法使いの嫁 感想リスト
魔法使いの嫁 第1話「April showers bring May flowers.」
魔法使いの嫁 第2話「One today is worth two tomorrows.」
魔法使いの嫁 第3話「The balance distinguishes not between gold and lead.」
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魔法使いの嫁 第5話「Love conquers all.」
魔法使いの嫁 第6話「The Faerie Queene.」
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