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本性と本物――「ゲゲゲの鬼太郎(6期)」6話感想

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 中盤のアクションの格好良さが消し飛ぶ圧巻のラスト。



ゲゲゲの鬼太郎(6期) 第6話「厄運のすねこすり」
©水木プロ・フジテレビ・東映アニメーション
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 ゲゲゲの鬼太郎、6期6話を視聴。今回は自分の本性という「見えないもの」に向き合い。そこから「本物」を見つけ出すお話であったように思います。老婆の息子は当初こそ軽薄に振る舞いますが、母の危機に鬼太郎の手紙を出したのに始まり、最終的には母のために自分の身を半ば捨てようとまでする。老婆もまた自分の家族はシロだけだと強がっていたのが、最後には同じようなことを言った自分を笑ってしまうようになる。

 本性に気付く、という意味で最たるはもちろんすねこすりで、人の多かった頃は不特定多数から気力をもらっていたため自分が妖怪だと知らず、しかし同じ妖怪である鬼太郎と接触することで自分が何者なのかに気付かされます。人の気力を吸い取り、それが過度になれば相手を殺してしまう妖怪という本性。
 けれどそれは一面に過ぎない。偽悪的に振る舞っても老婆は騙されることはなく、シロのことを大切に思ったことをけして打ち消さない。あの1人と1匹の日々もまた間違いなく両者にとってかけがえのない日々であり、それは息子とすねこすりが代替品ではなく並立するものであるという証明なのです。だからこそ、すねこすりは人波に消えるのでも鬼太郎達を新たな飼い主にするのでもなく山に「消えて」いく。この救われぬ結末の切なさこそが、すねこすりの慕情を「本物」にしているのだと感じました。
 ますます彩り豊かになっていく鬼太郎ワールド、次回はホラー路線のようですね。期待が高まります。

関連:
ゲゲゲの鬼太郎(第6期) 感想リスト

ゲゲゲの鬼太郎(6期) 第1話「妖怪が目覚めた日」
ゲゲゲの鬼太郎(6期) 第2話「戦慄!見上げ入道」
ゲゲゲの鬼太郎(6期) 第3話「たんたん坊の妖怪城」
ゲゲゲの鬼太郎(6期) 第4話「不思議の森の禁忌」
ゲゲゲの鬼太郎(6期) 第5話「電気妖怪の災厄」

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