生死の重なり、自他の交わり――「重神機パンドーラ」9話感想

---

重神機パンドーラ 第9話「虎の目」
©2017 Shoji Kawamori, Satelight / Xiamen Skyloong Media

「重神機パンドーラ」9話を視聴。狙撃されたエミリアは生死の境をさ迷う――今回の話では、生と死が重なっている。#重神機パンドーラ

— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年5月31日

かつてダグに重傷を負わされ護衛対象を殺され、かつ自分は殺されなかったケインは、その生死の重なった経験からダグと虎の目は重なっても狙撃犯とは重ならないことに思い至る。#重神機パンドーラ

— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年5月31日

また明かされた過去では、ダグは研究者エミリアの護衛と暗殺を指示されていた。殺害を装った逃走、その先でのエミリアの死と合わせて、それらはみな生と死の重なりである。#重神機パンドーラ

— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年5月31日

生と死。択一の筈のその重なりとはつまり可能性である。だからハイパードライブを起動させたダグは、自分の無数の生死を見るのだ。#重神機パンドーラ

— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年5月31日

ハイパードライブの制御に成功したダグは、敵と真っ向から撃ち合う。スナイパーが姿を晒すのは相手を撃ち抜く確信を得た時――危険極まりなくも思えるその行為は、生と死の重なりだ。#重神機パンドーラ

— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年5月31日

また、今回は自他の思考や行動が重なる回でもあった。自分が恋に落ちるダグ、そのデータを入力したAIの行動トレース、語らずともダグの思考に思い至るケインやレオン……自分と向き合う事は他人と向き合う事であり、逆もまた然り。#重神機パンドーラ

— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年5月31日

そして、謎の男Mr.ゴールドは「火鍋屋金」と重なる。果たして彼とセシルの過去は、現在とどのように重なっているのか。#重神機パンドーラ

— 闇鍋はにわ (@livewire891) 2018年5月31日

関連：
重神機パンドーラ 感想リスト

重神機パンドーラ 第1話「進化する破壊者」
重神機パンドーラ 第2話「箱を開けし者」
重神機パンドーラ 第3話「2038 ネオ翔龍」
重神機パンドーラ 第4話「咆哮突破作戦」
重神機パンドーラ 第5話「頭上の敵」
重神機パンドーラ 第6話「哀と復讐の翼」
重神機パンドーラ 第7話「幻影の熊猫」
重神機パンドーラ 第8話「雨の死角」


にほんブログ村

【言及】
https://tiwaha.blog.fc2.com/blog-entry-936.html